ベジベジの自作BD・DVDラベル　超(スーパー)

エッセイ　5　身体障害者

人工股関節置換術を受け、歩けるようにはなりました。
が、病気は進行しており、首の駆動域が狭くなり背骨は少し曲がったままほとんど固まりました。
歩き方も少しびっこを引いたみたいな感じ、ターミネーターのラストシーンみたい（笑）
笑い事ではない！でも動けるようになったので嬉しい！背骨や首の痛みはあるが・・・。

ただ強直性脊椎炎が治るわけではないので通院は一生続きます。
炎症反応が常時高いので、血液検査やレントゲン。痛み止めの飲み薬に座薬。
股関節の痛みがなくなれば、背骨や首の痛みを強く感じるようになりました。
でも以前に比べるとマシだ。健康な人が羨ましいが上を見るな、僕より苦しんでいる人はたくさんいる。

そして僕は身体障害者になりました。
？　そうです、人工股関節置換術を受けたので身体障害者になりました。
強直性脊椎炎で痛みで動けないときは健常者？
人工股関節で動けるなったら身体障害者？なんか制度がおかしいなぁ・・・。
人工股関節置換術を受ける前の方が辛かったのに・・・。
一応弁護士に聞きました。強直性脊椎炎では身体障害者扱いにならないそうです。
この病気は障害者、ではなく体の動きの制限で決まるそうです。

「強直性脊椎炎はリウマチに似ているのでリウマチ患者が受けている点滴治療を試してみる？」
と病院の先生から言われました。
もう試せるものは何でもする！効かなくてもいい、なしもしないよりは！
この決断がビックリすることになりました。

次回に続きます。