スペンサー ダイアナの決意
ラストマン-全盲の捜査官-
Dr.チョコレート
あなたがしてくれなくても
エッセイ 4 病気
20代前半に腰痛に悩まされました。
病院に行きましたが原因がわからず、湿布や痛み止めの薬をもらい、しばらく通院していました。
ですが一向にマシにならず、歩けないほどの痛みがあるときもありました。
痛みは腰以外にも首や股関節も出てきました。
これはおかしいと思い、10件以上の病院に行き検査をしましたが原因がわかりません。
痛み止めの座薬を入れ、痛みのひどいときは腰に注射をして過ごしてきました。
どこの病院でも原因がわからなかったのですが、ついに病名が判明します。
大阪市住吉区にある大阪急性期・総合医療センター(旧府立病院)でいい先生に出会いました。
検査をしてレントゲンを見て
「この白くなっている所がおかしい、この骨を取って検査したいので入院して」と言われました。
検査結果は「強直性脊椎炎」という難病で、後日両親と話をしたいので呼んで欲しいと。
嫌な予感・・・。
何年も前のことなので記憶が曖昧ですが、先生の説明は
「おそらく強直性脊椎炎で間違いないです。珍しい病気で治療方法はありません。人によって病気の進行は様々ですが早ければ30歳ぐらいに歩けなくなる可能性があります。」マジか・・・。当時27か28歳でした。
母親はショックを受け「何でこの子が・・・。代われるものなら代わってあげたい。」と落ち込んでいたので
僕は「死ぬわけじゃない」と気丈に振る舞いましたが目の前真っ暗でした。
先生の言うとおり30歳超えてから股関節の炎症が一番ひどく歩けなくなりました。
松葉杖と車椅子で過ごしてましたが、背骨や首も痛く、朝起きても痛みで起き上がる事もつらくなり電動ベッドを買いました。
先生は人工股関節置換術をすると歩けるようにはなると言ってくれましたが悩んでました。
というのも人工股関節は寿命が15年ほどだと、2回目の人工股関節置換術は骨を大量に削るのであまり動けない。高齢の方なら勧めるが今の僕の年齢ではあまり例がない。ということでした。
今現在の人工股関節は精度が高くなっているようです。寿命もほぼ一生もつ。医学の進歩は早い。
35歳で人工股関節置換術をする決断をします。
痛くて動けない・・・。この苦しみから開放されるなら将来のことはどうでもいい。
次回に続きます。
病院に行きましたが原因がわからず、湿布や痛み止めの薬をもらい、しばらく通院していました。
ですが一向にマシにならず、歩けないほどの痛みがあるときもありました。
痛みは腰以外にも首や股関節も出てきました。
これはおかしいと思い、10件以上の病院に行き検査をしましたが原因がわかりません。
痛み止めの座薬を入れ、痛みのひどいときは腰に注射をして過ごしてきました。
どこの病院でも原因がわからなかったのですが、ついに病名が判明します。
大阪市住吉区にある大阪急性期・総合医療センター(旧府立病院)でいい先生に出会いました。
検査をしてレントゲンを見て
「この白くなっている所がおかしい、この骨を取って検査したいので入院して」と言われました。
検査結果は「強直性脊椎炎」という難病で、後日両親と話をしたいので呼んで欲しいと。
嫌な予感・・・。
何年も前のことなので記憶が曖昧ですが、先生の説明は
「おそらく強直性脊椎炎で間違いないです。珍しい病気で治療方法はありません。人によって病気の進行は様々ですが早ければ30歳ぐらいに歩けなくなる可能性があります。」マジか・・・。当時27か28歳でした。
母親はショックを受け「何でこの子が・・・。代われるものなら代わってあげたい。」と落ち込んでいたので
僕は「死ぬわけじゃない」と気丈に振る舞いましたが目の前真っ暗でした。
先生の言うとおり30歳超えてから股関節の炎症が一番ひどく歩けなくなりました。
松葉杖と車椅子で過ごしてましたが、背骨や首も痛く、朝起きても痛みで起き上がる事もつらくなり電動ベッドを買いました。
先生は人工股関節置換術をすると歩けるようにはなると言ってくれましたが悩んでました。
というのも人工股関節は寿命が15年ほどだと、2回目の人工股関節置換術は骨を大量に削るのであまり動けない。高齢の方なら勧めるが今の僕の年齢ではあまり例がない。ということでした。
今現在の人工股関節は精度が高くなっているようです。寿命もほぼ一生もつ。医学の進歩は早い。
35歳で人工股関節置換術をする決断をします。
痛くて動けない・・・。この苦しみから開放されるなら将来のことはどうでもいい。
次回に続きます。
カテゴリ : エッセイ