バンダイ ＦＦＲ ０５ キバアロー レビュー

仮面ライダーディケイド・ＦＦＲシリーズよりキバアローを紹介！
仮面ライダーキバがキバット型のアローに変形！

仮面ライダーキバ

ヴァンパイアをモチーフとした仮面ライダー。
上半身を覆う甲冑のような装甲と鎖が特徴。
今回もＦＦＲ化にあたりデザインにアレンジが加えれられていますが
脚の内側にキバットの羽が見えている意外は元デザインを忠実に再現しており、
プロポーションにも大きな破綻はありません。
私がＦＦＲアレンジに慣れてしまっただけかもしれませんが･･･

マスク


目の周りの黒い縁取りがちょっと太い気もしますが
キバの立体物のなかではなかなか作中スーツに似ている部類に入ると思います。
角度によってはかなりカッコイイです。

キバットベルト

変身ベルトであるキバットベルト。
バックル部には変身者にそのエネルギーを与える
キバットバット三世が逆さに装着されています。

可動

肩は横に開くことが出来ますが
デザインの都合上画像までが限界です。

首はボールジョイント可動。
腕はいつもと同じく、よく動きます。

腰は固定。
開脚は通常では上の画像までが限界ですが、
脚を外側にひねるように可動させ、腿のロールを活用すれば
多少ラインは崩れるものの下の画像程度まで開くことが可能になります。

膝は９０度ほど可動しますが内側のキバットの羽の可動範囲が脚よりも狭く
接地のことを考慮すると実質４５度程度の可動になります。
足首はボールジョイト。

ヘルズゲート


右足のヘルズゲートは展開させることができます。

キバットバット三世

ベルトのキバットは取り外すことが出来ます。
ファイズフォンは外せなかったのに･･･

ガブッ！

ウェイクア〜ップ！

と、手持ち武器のないキバですがキバットがあるだけで
なかなか遊びの幅が広がります。

それではいよいよファイナルフォームライド！

ｷｷｷｷﾊﾞｧ！

ﾁﾗｯ「？」
「･･･」

いいから･･･ほれっ

キバアローへ変形

ヘルズゲートパーツを取り外し、頭・腕・脚を回転させます。

腰から下を左右に大きく開きます。

ひっくり返し

折りたたまれていたキバットの小羽とジョイントを展開します。

ジョイントに展開させたヘルズゲートパーツを装着し、完成。

キバアロー

仮面ライダーキバが変形したキバットバット三世をモデルとした弓矢。
ただキバットに変形するのではなく、キバットをモデルとしたオリジナルの武器に
変形するという部分が他のライダーとは少し異なっています。

実は基本変形パターンは龍騎とほぼ同じなのですが
龍騎もキバもインパクトのあるものに変形するのでパッと見ではわかりませんね。

禁断の後姿。
モロに股間の位置からヘルズゲートが生えてます。

取説ではキバアローは単体では自立しません、ということになっていますが
キバの片足が接地しているのでうまくバランスをとってやれば
立たせることは可能です。

ディケイドと並べるとこの程度の大きさ。
やはり作中プロップよりもずっと大きいですね。

キバの襟の部分を取っ手に見立て、構えさせます。

ブレイドブレードよりは構えやすいです。

少々無理をすれば作中のように構えることも出来ます。
流石にキバアローが接地しないとバランスがとりづらいので
ディケイド側に支えが必要になりますが。

作中では左腕で襟を引っ張って弓を引いていたので本来はこの構えが正しいのかな？

ちなみにディケイドの右手でベルトのキバットを握らせておくと
このポーズで保持しやすくなるのでオススメです。

キバットバット３世？

キバの手を脚に見立てたらキバットっぽくなるんじゃない？
と思ってやってみましたがただのキモいクリーチャーになってしまいました。失敗。

小ネタ

取説では触れられていませんが、ヘルズゲートはディケイドの脚に装備することもできます。

アクションポーズ


キバっていくぜ！

お前のことは聞いている！悪魔！

ツーショット

こうしてみるとキバがムキムキすぎてディケイドがかなり貧弱に見えます。
このキバは中身子供なのに･･･。

以上、ＦＦＲキバアローでした。
前作のファイズの出来がかなり良好で今作も期待していましたが
期待通りの出来で満足です。

派手に印象の変わる変形や、良好なプロポーションももちろんですが、
地味に感心したのが重厚感のある鎧の塗装。装着変身ではピカピカでしたが
こちらは少しくすんだシルバーで塗装されており雰囲気バツグンです。

キバットの着脱やヘルズゲートの開放ギミックなど、単体でも
仮面ライダーキバのアクションフィギュアとして充分遊べます。

そういえば、このキバアローだけは作品登場から商品発売まで
かなりラグがあったけどなにか事情があったのかな。