「ロシやん」が居たので事故が起こらないよう「社長室」に閉じ込めてた烏骨鶏ズ。

「ロシやん」が卒業したので外に放してやると大喜び。

「秘書」の後を　お供するやさしい「社長」。




今日も馬小屋で砂浴びする「秘書」を警護している。

羽をバタつかせて威嚇しているようだ。





以前　馬が近付きすぎた時　顔をめがけて飛び蹴りするのを２回目撃した。

以来　マロンとプリン姉妹は烏骨鶏ズに近寄らなくなっていた。




薪を移動させている時　尋常じゃない「社長」の鳴き声が聞こえ　見てみると

「社長」がキツネにくわえられ　連れ去られている所だった。


無我夢中で「放さんか　コラーッ！！」と大声を上げながら猛ダッシュして

キツネを追いかけたら　くわえながら走れなかったようで解放して逃げていった。　　

驚いた「社長」はそのまま沢へ飛び込んで流されていった。

救い上げて「社長室」に運んだが　傷が深いのか　うずくまって動かない。

「秘書」を探したが見当たらない　見回してみると　結構な量の羽が散乱していた。



「社長」は出血してないようだが　最愛の「秘書」を連れて行かれショックを

受けてるようで箱の中から出てこない。


俺が目を放したのがいけなかった　悪いことをしてしまった　と反省したが後の祭り。

ちこ太郎に報告したら　やはりガッカリしていた。

寒くなってきてキツネも生き残るために必死なのだ。

諦めをつけようとしてたら　桃子の後ろに動くモノが・・・






「生きとったんや～！」　　　




そうか　「社長」は自分が身代わりになって「秘書」を逃がしたんや。


「社長　あんた　男の鑑だよ」



羽が抜け体が濡れてボロボロだが　身を挺して「秘書」を

守りきった「社長」　　カッコいい！

いや～　よかった　ドラマチックな展開に涙が出た。


その後合流した「秘書」が寄り添っていた。



なんか　知らん間に　いい夫婦になってますわ　この２人。


いや　ほんとに危機一髪な日であった。　反省　(;￣ω￣A``



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