2人の記者がイラクで見たこと、感じたこと
原点
前に、英外務省・国防省が日本の報道機関2社をイラクに招いて、英軍の従軍記者として報道をする機会を作ったことを、書いた。
http://ukmedia.exblog.jp/m2005-02-01/#862492
読売新聞と共同の記者が派遣され、日々の紙面に報道記事が出たが、二人はその後、日本新聞協会の雑誌「新聞研究5月号」に記事を寄稿している。
2つの記事を読んで、新聞記者の原点のようなものを感じ、ぞくっとするほど、感動した。
規模の大小に関係なく、どこのメディアで働いても、働く人(記者、ジャーナリスト)は一人一人がそれぞれに考えながら生き、仕事をしているし、記者は、個人のレベルでは1人の読者でもある。
共同通信の鹿野修三さんと読売新聞の飯塚恵子さんの記事は、実際に目にした光景をつづりながら、記者=個人の視点、日本政府や従軍記者として面倒を見てもらった英軍に対する批判などが鋭く、どこかで5月号を手にする機会があれば、是非読んでいただきたい。(ネット上では中を見れないので、いつか入力してここに載せたいが・・・。)