Operaはブラウザじゃぁなかったんだよ!「オフィスツアーOpera編(2008/10/10)」

Tomoさん主催のオフィスツアーに参加してきました。

今回の企業は、10/8に新バージョンであるOpera9.6をリリースしたばかりのOpera Software日本オフィス様。

Tomo's Hotline 「オフィスツアー:Opera Software(10/10[金])参加者募集開始のご案内」
http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2008/09/opera1010-c24d.html

[mixi community] Tomo's Hotline イベント 「オフィスツアー:Opera」
http://mixi.jp/view_event.pl?id=34946900&comment_count=32&comm_id=612969

Opera
http://jp.opera.com/

参加者延べ人数13人でOperaの凄さに驚愕していたら、あっという間に二時間半経過してしまいましたとさ。

で、個人的な結論は「Operaはブラウザじゃぁなかったんだよ!!!(kibayosさん風)」


「信者以外への布教の会」か? 参加者メモ

Opera社のオフィスツアーということで、参加者はほとんどOpera信者な方々なのではという予想に反して、Operaメイン利用者はごく少数でした。

  • 以前Operaを好んで使ってたけど、無料版に広告バナーが入って離れた人:3名
    • 注) 2005å¹´9月に無料版の広告掲載をやめ、現在はOperaに広告バナーは入らないです
  • Wiiで有償Opera(500円)を買って使っている人:2名
  • P2P界隈の人:7名くらい

主催者のTomoさんが、応募が殺到することを懸念してむしろ意図してOperaのコミュニティには情報を載せなかったということで、「信者以外への布教の会」として位置づけられていた(?)模様。

そして恐らくこの狙いは、的中していたのではないでしょうか?

私もこのblogをOpera9.6で書いてますし :-D


Operaイントロダクション

Opera日本オフィスの市川さんによるOpera概要説明がありました。
個人的に面白かったのは以下。

  • Operaの名前の由来
    • 様々な説があり、正確なところは実は社員も知らない
    • 有力なものは、以下の複数の意味を融合された形
      • 歌劇(Opera)の様に、様々なメディアをミックスされたものにしたい
      • 運用(Operation)をリスペクト
  • Operaは最初のタブブラウザともいえる
    • 公開当初からMDIインターフェースを備える
  • お薦めはOpera mail

Choose Opera 日本支部
http://my.opera.com/chooseopera-Japan/blog/

Opera チュートリアル
http://jp.opera.com/support/tutorials/

Dev Opera
http://dev.opera.com/

「技術力に驚愕」 技術オタク向けデモ

Opera日本オフィスのアンドレスさんによるOperaデモは、参加者から驚きの声があがりっぱなしでした。



背景画像がウィンドウサイズ変更にあわせて動的に変更されるCSS。

 -o-background-size:

このCSSは標準にすべく提案中とのことでした。

誰かがつぶやきました「これはWebページ作成者が喜ぶな」。



textに様々なshadowがつけられるCSS。

デモでは、textが燃えている様に見えるCSSのコードと、実際の表示を見せてもらいました。

しかも、印刷もその画面表示のまま行えることを、PDFファイルにすることにより見せられて参加者から歓声があがりました。

誰かがつぶやきました「PhotoShopで効果をつけたタイトル画像を作る必要ないじゃん」。

CSS text shadows and background sizing
http://dev.opera.com/articles/view/css-text-shadows-and-background-sizing/

JavaScriptとCSSで、簡単にアニメーションが作成できる。

デモでは、四角いオブジェクトが落下し、バーに当たって滑り落ちていくアニメーションが、十数行程度のコードで実現されていました。

誰かがつぶやきました「Flashいらないじゃん」。

The Opera Animation library
http://dev.opera.com/articles/view/the-opera-animation-library/

YouTubeなどでは、Videoを表示させるためのコードが非常に長くて煩雑になるものを、シンプルなコードで表示可能。

また、表示させたVideoのサイズや形などもマウスで自由に変更可能にできる。

A call for video on the web - Opera

美しい数式を表示可能。

これは絶賛者多数でした。

誰かがつぶやきました「Operaで学術プレゼンしたくなった」。

Can Kestrels do Math? MathML support in Opera Kestrel
http://dev.opera.com/articles/view/can-kestrels-do-math-mathml-support-in/

widgetにより、ユーザにてアクセス権を自由に定義して、ローカルファイルの操作も可能。

File I/O API for widgets
http://dev.opera.com/articles/view/file-i-o-api-for-widgets/

Dragonflyにより、Webのリモートデバッグも可能。

誰かがつぶやきました「.NET Frameworkいらないじゃん」

Debugging widgets using Opera Dragonfly and the Opera Widget Emulator
http://dev.opera.com/articles/view/debugging-widgets-using-opera-dragonfly/
Opera Dragonfly の基本設計 (Japanese)
http://dev.opera.com/articles/view/opera-dragonfly-12398-ja/
Opera Dragonfly 入門 (Japanese)
http://dev.opera.com/articles/view/opera-dragonfly-japanese/
Remote debugging with Opera Dragonfly
http://dev.opera.com/articles/view/remote-debugging-with-opera-dragonfly/

と、「まだまだOperaの凄さはほんの一部分ですよ」と市川さんに言われましたが、参加者みんな大満足の模様。


「こんなに様々な機能が追加されているのに、Operaは動作が軽快かつインストーラもそれほど大きくないのはなぜか?」という質問をしてみたところ、市川さんは「動作の軽快さがOperaの売りなので、機能追加の都度、コアの見直しをかけている。結局それに尽きる」とお話されていました。


結果的に、「Operaはもはやブラウザじゃないな」というのが参加者の共通認識になった模様。:-D


「入信の証(?)」お土産いっぱいもらいました :-D

最後にお土産をいっぱい頂いちゃいました♪

  • Tシャツ
  • リストバンド
  • うちわ
  • きらきらステッカー

参加者全員で真っ赤なTシャツを着て、Opera社の看板の前で記念撮影しましたとさ

effyの日記
http://f.hatena.ne.jp/effy/20081010215213