ゴマだれ冷やし中華を食べてからレタースペースへ。テストフォントを生成しつつアジャスタブルフォントの展開について考える。近い将来試してみたいアイデアをノートに書き留めておく。
テストフォントを順次生成して漢字のエラーチェックをおこなう。そのあと各ウエイトの組版プルーフを作成。大きめのエラーはかなりつぶせたようだ。繰り返し記号のデザイン修正。18時から20時まで武蔵美の全体会議。夜レタースペースにもどりフォント生成ツールを走らせる。
新ツールで生成したテストフォントで組版チェックをおこない、目に引っかかる文字をピックアップする。β版の納品と製品版のリリース時期について内部的な打ち合わせ。
片仮名の品質向上作業に切りをつけて、夕方から全文字チェックに入る。一画面に一文字ずつ表示してエラーを洗い出す。自宅に帰って引き続き。
ファイル名とバージョンが錯綜しているためアウトラインデータの入れ替えのような単純な作業に手間取る。新ツールに読み込ませるデータの整備。これが直近の課題。
すこし頭がふらついていても書体をつくっているうちに身体がぴりっとしはじめる。自分に活を入れるため定例ミーティングの席でもふだんより大きめの声を出してみる。
昼前に仕事場へ行くもからだの節々が痛むため長時間の作業がままならず。悪寒対策としていちにち長袖で過ごす。
先週なんどか嘔吐感におそわれたのは仕事に集中しすぎたせいだと思っていたが、どうやら風邪のよう。葛根湯を飲み、息子がつくってくれたミートスパゲティを食べて午後からカタカナ修正。「カシオペア」など単語を組んでみると、かっちりした表情をしていて、この書体が目指すところへ徐々に近づいているようだ。残された期間であとどこまで品質を上げられるかが勝負。
ひとつめの雷が鳴った直後に雨が降り出す。漢字のエラーチェックと黒みの不揃いチェック。各作業工程の重みづけと時間配分について考える。半日カタカナの品質向上作業に集中。
片仮名デザインの修正を念入りに。ワークフローについての相談など。新ツールによるフォント生成結果が良好なため、これを十分に活かす展開を考えたい。大学の後輩と自宅で夕食。臨書と細密描写の名人による技術談を楽しむ。夜中にAXIS明朝漢字のPDFチェック。