CATEGORY【香取慎吾】アノニマス
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香取慎吾・・・ 高倉純平 結婚相談所のアドバイザー
黒木メイサ・・ 柳沢春菜 美人すぎる結婚相談所入会希望者
藤木直人・・・ 矢代直人 イケメンで金持ちの弁護士
玉森裕太・・・ 柳沢優次 柳沢春菜の弟
綾部祐二・・・ 上野隆雄 純平の大学時代からの友人で歯科医、
仲里依紗・・・ 桜木まりか 純平が務める結婚相談所の後輩
高畑淳子・・・ 高原早苗 柳沢匠悟と離婚し家を出て行った妻、
原田美枝子・・ 高倉美津枝 高倉純平を女手一つで育てた母親
小林薫・・・・ 柳沢匠悟 柳沢春菜の父親、
大倉孝二・・・ 小松原進
橋本さとし・・ 川原新造
国仲涼子・・・ 松下みゆき
■原案 井上由美子
■脚本 古家和尚
プロデューサー 村瀬健 菊地裕幸
演出 澤田鎌作 松山博昭
第一話 11/04/18 16.4「幸せな結婚に恋は必要?」
■脚本 井上由美子■監督 澤田鎌作
第二話 11/04/25 11.9%「つらい恋の忘れ方…前に進むために」
■脚本 古家和尚■監督 澤田鎌作
第三話 11/05/02 10.0%「君とやり直したい…元彼の正体は」
■脚本 古家和尚■監督 松山博昭
第四話 11/05/09 12.6%「私、結婚するから」
■脚本 古家和尚■監督 松山博昭
第五話 11/05/16 *9.7%「一緒に過ごす夜」
■脚本 古家和尚■監督 澤田鎌作
第六話 11/05/23 11.8% 「好きって言っちゃった…動きはじめた恋」
■脚本 古家和尚■監督 宮木正悟
第七話 11/05/30 12.3%「恋の障害…彼女の父、そして元カノの涙」
■脚本 古家和尚■監督 松山博昭
第八話 11/06/06 11.3% 「ゆれる想い…一番たいせつな人は誰?」
■脚本 古家和尚■監督 澤田鎌作
第九話 11/06/13 10.9% 「別れの雨」
■脚本 古家和尚■監督 宮木正悟
第十話 11/06/20 10.8%「もう会わない…」
■脚本 古家和尚■監督 松山博昭
最終話 11/06/27 10.9% 「俺と結婚して下さい。」
■脚本 古家和尚■監督 澤田鎌作
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【Fcast バラエティ視聴率速報】
カテゴリー::【香取慎吾】アノニマス
高倉純平(香取慎吾)は結婚情報サービス「B−ring」のアドバイザー。2人の間には本物の恋愛関係が生まれなければ結婚してはいけない、という信念のもと離婚率ゼロを誇る。そんな彼のもとに、美人で一流会社勤務、という柳沢春菜(黒木メイサ)が訪ねてくる。純平の後輩、桜木まりか(仲里依紗)はおかしいと、はなから春菜を疑ってかかる。 対応に出た純平に、一生お金に困らない生活をさせてくれれば誰でもいい、という条件を述べた春菜に純平はお引き取りを願う。それは純平の元彼女と友人が結婚するという辛い経験をしたばかりの時だった。
春菜は翌日、間違えて持ち帰ってしまった純平のペンを返すために結婚情報サービスを訪れたことをきっかけに、正式に登録することに。 一流企業勤務、社長を父に持ち美貌を兼ね備えている春菜に似合う人をと純平は早速、会員の小松原進(大倉孝二)を紹介するが、小松原は春菜の美しさに逃げ出してしまう。純平は春菜を気遣い自分が相手となりシミュレーションデートに誘う。2人で運動で気持ちのいい汗を流すデートを楽しむうちに、いつしか純平は、このひとときを心から楽しんでしまっている自分に気づくのだった。純平の心には春菜に対するただならぬ思いが生まれ始めていたのだった…。
歯に痛みを覚え、純平は親友の上野隆雄(綾部祐二)の歯科医院をたずねると歯が痛くなるのは恋が始まる証拠、と指摘されてしまう。その頃、矢代英彦(藤木直人)は結婚情報サービスを訪れる。実は彼は結婚式を終えたばかり。彼が結婚情報サービスを訪れた理由とは。
感想
初回どんな感じのドラマなのか?と聞かれれば、やさしいドラマという感じかな。今のところ悪がいないし、他人を思いやる人たち、そう冬から春へ柔らかな暖かさを運んでくるドラマという感じかも。人のことばかりで自分の恋に鈍感な優しさ溢れ主人公が香取というのは、彼の雰囲気にあっているし、メイサもすこし冷たい雰囲気の中に、暖かさを求めるキャラというのも悪くない。この二人で話は殆ど展開したが、最後の「君のことをしあわせに....」っていう、純平の告白は、そういう相手を見つけると言うことなんだな。少し不器用で、鈍感だが仕事に実直な彼の告白を春菜はどう受けとったのかな。やはりそこに入り込んでくる秀彦という存在が気にかかる。彼の存在は、二人にどういう流れの変化をつけるのか?結婚してるのに何故に、結婚相談所へ?まりかの恋、元カノみゆきと純平を取り巻く環境もどういう物語にアクセントを付けるのか?ここに出てくる人々、にどんな幸せが待っているのか?序章としては、興味をそそる内容だったし、井上由美子オリジナル脚本に期待。
第二話
春菜(黒木メイサ)同様自分自身も結婚前に相手に去られてしまう、という辛い経験をしている純平(香取慎吾)は、「必ず幸せにしてみせる」と春菜に宣言してから、春菜の幸せのために過去の恋の傷を乗り越えてもらえるよう、全力で励ますのだった。 そんなまっすぐな気持ちをぶつけてくる純平に春菜も次第に心を許すようになるのだった。同じ頃、結婚情報サービス「B−ring」に入会してきた謎の男、矢代(藤木直人)は「B−ring」を訪れていた春菜を見つけるなりいきなり、「僕とお見合いしませんか」と声をかける。純平だけでなく、矢代担当のまりか(仲里依紗)も驚くのだったが矢代はいっこうに解せず春菜を紹介してほしいの一点張り。そんな時、純平が春菜に最初に紹介したものの春菜の美しさの前におじけづいて逃げ出してしまった男性・小松原(大倉孝二)が、春菜ともう一度お見合いをさせてほしいと訴えてきた。純平は思案した結果、「お見合い合コン」を思いつく。純平は緊張しがちな小松原の負担を軽くしてあげようと、3対3の合コン形式によるお見合いを提案、小松原の他、矢代にも参加してもらうことにしたのだ。
が、事態は純平の思わぬ方向に動き出し、積極的に春菜に迫る矢代と対照的に話しかけられない小松原。が、意外にも春菜の方が合コン後に「デートしましょう」と小松原を誘う。春菜の行動に、矢代も純平も驚きを隠せない。
感想
今回、見ていて、春菜の行動から何となく見えてきた。矢代直人とは何者か?なんで、春菜につきまとうのか?彼女の行動は
春菜に送られてくるホテルに来いと書かれたメール。ホテルの部屋の前に行く彼女。
彼女の好きだった忘れられない謎の彼の存在。
高倉に独身であることが入会条件か?聞く春菜。
酔いを冷ましながら、「B−ring」で高倉に語られた二股彼との真実。
高倉と矢代の前での春菜の突然の小松原との交際宣言。
何かわかりやすい。もうすこし、じらしても良かった感がある。
真摯な男高倉は、そんな春菜をやさしくアドバイザーとして見守り続けるが、彼の歯はどうにもできないにもないくらい疼きまくるが、彼は心にある思いをごまかしながら、仕事に取り組んでいく。心は、どうにもできないのだが、彼のアドバイザーとしてのプライドが、その思いをぎりぎり抑えているところは、見所かも。恋をしてはいけない相手ではあるが、惹かれてしまう思いをどう消化していくのか?けど、小松原は劇中オイシイ役だよな。なんやかんや彼のピエロぶりがこのドラマを支えているようにさえ見える。そして新たに、浮上した純平の母と春菜の父二人の結びつき。ベタな展開だな~とか思いながらも、この二人による純平と春菜の関係が複雑になりそうなのも、少し楽しみになった。いろんな人達が密接につながりながら、どんなドラマを作るのか?けど、もうそろそろ大きな波はほしいかな。
第三話
高倉純平(香取慎吾)が担当した『B-ring』の会員たちは、次々と結ばれていく。純平担当の訳ありな会員、柳沢春菜(黒木メイサ)も小松原進(大倉孝二)との真剣な交際を希望してきた。いつもなら喜ぶ純平だが、今回はスッキリとしない。また、純平は春菜が小松原との交際を申し出た時、矢代英彦(藤木直人)に言われたことも気になっていた。純平も春菜と小松原の交際にショックを受けているのではないか? と…。そんな思いを振り切ろうと、純平は春菜と小松原のデートプランを組む。そんな時『B-ring』に、純平を通して小松原とも知り合いになった上野隆雄(綾部祐二)が会員申し込み。担当となった桜木まりか(仲里依紗)は上野の軽さにあきれる。しかし、純平の情報を聞き出せると踏んだまりかは、上野の入会を受け付けた。上野が入会できたと小松原に報告していると矢代が現れた。春菜との交際の進み具合を尋ねる矢代に、小松原は純平が作ってくれたデートプランを見せてしまう。
純平に付き添われる形で小松原と春菜のデートが実現。まずは、小松原が得意だというボウリング場からスタートした。初めはギクシャクしていたが、次第に打ち解けてゲームを楽しみ始める春菜と小松原。そんな二人を見ている純平の思いは少々複雑。と、そこにまりかと矢代がやって来た。矢代に頼まれたシミュレーションデートだと言うまりかに、純平は…。
感想
恋愛ドラマにあまり結婚言う結末が見える設定は良くないとは思うのだが、それを地でやって失敗しているとしか思えない展開になってきてしまった。 「君とやり直したい…元彼の正体は」 というのは二話でみえてしまっていたが、やはり、矢代秀彦。そして、彼はまだ結婚していなかった。真剣に、ボーリング場で、矢代にあなたはわかってないと言い切った高倉は単なるピエロでしかなかった事を思い知らされた。今回のラスト。意外性がなさすぎる元彼=矢代。第3の男の存在はなかったし、ベタな展開かな。今回は、ひとつ大きな波とも言えるものではあるが、その質が興味をひくものであるかといえば、どうなんだろう~。胸がキュンとするような展開は、あるようなドラマではないし、すべてを見透かしている矢代という男に、高倉は翻弄されていくだけなのではない展開になってしまうのか?春菜という存在が、高倉の中ででかくなっているのはわかるが、自分の立場との兼ね合いで、一歩引いている展開に、面白さは今のところない。やっぱり設定ミスなんだな。企画の時点で、面白くなりそうな展開を描けないような気はしていたのだが、なんとか盛り返してもらいたい
第四話
高倉純平(香取慎吾)は、柳沢春菜(黒木メイサ)をふった男が、矢代英彦(藤木直人)だと知ってしまう。しかも、純平は英彦に抱きしめられる春菜も見てしまった。そんな2人に、純平は結婚アドバイザーとして腹立ちを覚える。それ以外にも…。 .その矢先、矢代が『B-ring』からの退会を申し出てきた。担当の桜木まりか(仲里依紗)は、所長の河原新造(橋本さとし)に叱られてしまう。そして、河原は純平に矢代を引き留めるよう命令する。改めて矢代と対面した純平は、退会理由を尋ねた。すると、矢代はもともと入会したのも気まぐれだったと言い放つ。その態度に、純平は春菜と矢代が一緒にいるところを見たと突きつける。しかし、矢代は動じず、反対に自分と春菜を目撃してショックだったのではないかと聞いてきた。さらに、矢代は春菜自身が『B-ring』に入会したことを連絡してきたので、自分も入会したと本当の理由を話す。理解に苦しむ純平をあざ笑うかのように矢代は退会を延期すると言い、帰っていった。
純平は春菜にも矢代が元恋人だったことを話さなかった理由を聞く。春菜は、矢代とよりを戻すつもりはないと言う。それより、小松原進(大倉孝二)との交際を進めたいと告げる春菜だが、純平の心のもやもやは晴れなかった。それでも純平は、アドバイザーとして春菜と小松原の次のデートをセッティング。その日取りを知った矢代は、同じ時間に春菜を誘ったと純平に連絡してきて…。
感想
個人的には、今回は少し面白い展開になってきたと思った。高倉純平という人間が結婚アドバイザーという職業でしかドラマでは表現されてこなかったのだが、人間として、一人の柳沢春菜という女性を好きな一人の男として描かれているからだ。純平にとって、恋敵は初めっから矢代でしかなかったので、彼に対抗するためにいろいろ策を講じてきたと、吐露する場面とか、人間が表現されていい感じだ。真っ向から彼女をめぐって戦おうとするのであるが、春菜を傷つけてしまう...彼女を大切にしたいのに...。彼の中にあるジレンマに、彼自身が迷い苦しんでいる姿にはドラマがあるのだ。人間は時として卑しい時があるが、それを善人...仕事に真摯に取り組み、多くの人を幸せにしてきた男が、どうしようにもならない感情に振り回されて、落ち込みまくる。そんな男性たちに囲まれながら、春菜はどう心動かされるのか。矢代はどう動くのか?他のキャラクターも大きく動き、来週からが本番なのかもと思えてきた。
第5話
やはり元彼・矢代(藤木直人)のことを吹っ切れずにいた春菜(黒木メイサ)は純平(香取慎吾)に励まされ、自分の本当の気持ちを伝えようと矢代のもとに向かったところ、衝撃的な瞬間を目にする。身重な妻・聖子(奥田恵梨華)をいたわる矢代、そして純平と春菜のことをうとましそうに見る矢代の冷たい視線だったのだ。自分のせいで辛い思いをさせてしまったと悔いる純平は、春菜を必死に励まそうと海へ誘う。が、2人が着いたのは真夜中の海。気持ちを取り直しておいしいものを食べに行こうと誘うなど、純平は春菜の心の傷を埋めるために、精一杯の努力をする。そして2人は明け方までともに過ごすのだった。明らかにアドバイザーとして春菜を支えているのではないと純平も自分の心の声に気づいていた。
あくる日、純平は人生で初めて仮病をつかって会社を休むのだった。矢代をたずね矢代に二度と春菜に会わないよう依頼。矢代は妻の父親が経営している大手法律事務所に移る前に整理しておきたい旨を語り、電話をかけても出ない春菜に、自分と会うよう純平から言って欲しいと頼んできたのだった。一方、矢代の妻・聖子が夫に隠れて電話をしている姿が…。実は聖子にも夫に言えない秘密があるのだった…。 春菜のために奔走中とは知らず、まりか(仲里依紗)は純平の家にお見舞いに向かうのだった。
さらには純平の友人と結婚してしまった元彼女・松下みゆき(国仲涼子)からも純平の家に電話がかかってくる。 一気に恋模様が急展開を見せる!!
感想
他にいろんな人物が、話の中入ってこようとする前段階みたいな話で、大きく展開が変わる過渡期なのかもしれないが、先週少し面白くなってきたと思ったが、今週は、次への展開で、話に入り込もうとしている人物、矢代の身重な妻の気持ち悪さなどに、残念な思いがした。こう言うの視聴者は見たいと思って、脚本家は書いているのかな?直人も直人なら、その妻になろうとしている聖子もそういう女性だったということか?世の中の数%は、夫ではない男の子供を身ごもっているらしいから有り得る話ではあるが、ラブストーリーにこう言うのいらないと思う。もっと、ドキドキするような恋の展開がほしいのに、なんだかな~。恋に狂い真面目だった淳平が変化を遂げるとか分かりやすいのではあるが、そこに心地いいものは感じられない。今週は、全体的に良くない方向に進むのではないかと感じるだけの展開でしかなかったのは、なんとも残念。いい人すぎる小松原の話とかあっさりし過ぎだし、純平が泥沼に入り込む展開では、残念な作品になりそうだな。
第6話
高倉純平(香取慎吾)は柳沢春菜(黒木メイサ) に告白したものの、返事も聞かずに帰ってしまったことと、タイミングの悪さに後悔しきり。親友の上野隆雄(綾部祐二)に付き合ってもらい、珍しく深酒をしてしまった。翌朝、純平は母の高倉美津枝(原田美枝子)に、かつて自分をふった渡辺みゆき(国仲涼子)から連絡があったと伝えられるが、心は春菜で一杯で乱れることはなかった。一方、純平からの突然の告白に動揺する春菜。そんな春菜が、結婚サービスセンターに出入りしていることを別れた妻、高原早苗(高畑淳子)から聞いた父の柳沢匠吾(小林薫)と弟の柳沢優次(玉森裕太)は気になって仕方がない。だが、真相を直接春菜に聞くことはなかなか出来ずにいる。出社した純平は桜木まりか(仲里依紗)から、別の支社の男性社員が女性会員と恋に落ちてクビになったと聞かされる。その時、春菜のことで話があると所長の河原新造(橋本さとし)に呼び出された純平はドッキリ。しかし、河原の要件は矢代英彦(藤木直人)が退会した今、春菜の退会は絶対に取り消してもらえというものだった。逡巡する純平をよそに、まりかが春菜に連絡して退会を取り消してもらった。
やって来た春菜を純平とまりかが応対。まりかは、新たな相手を次々に進めるが、純平は否定ばかりしてしまう。そこに現れた上野の面談にまりかが行くと、純平は春菜と2人で話す機会を得るのだが…。
感想
このドラマは不思議なくらい面白い回とつまらない回が交互にやってくる。今回は面白い内容だったし、月九的な流れというべきなのか?話のテンポもいいし、見ていてどうなるんだろうという思いに駆られる内容だった。淳平が仕掛けた春菜の愛の告白、その答えを待っている彼の心理描写なんかも、待つ身故のドキドキ感が伝わる。そして、春菜の自分でも告白されるまで気づかなかった淳平への思い、そして、彼女からの返答は、シュミレーションデートという名の本気のデートというのもいい感じだ。あの池を見ながらの静かにつながった手の温かみが返事だったんだな。今回は演出も今までと違った人がやっているが、ここまで違うのか?というくらい若手の演出家なのに、月九テーストだった。こういうドラマって、若手が撮らないとだめなんかな~とか改めて思った。その様子を、尾行するマリカと上野なんてオーソドックスな設定なんだけど、楽しいな。矢代のパートも妻が他の男と密会している風景を彼が眺める姿が続々する。こちらもベタに攻めていってほしいな。そして何故か舞い戻ってきた元カノみゆきとココに来て、ある意味ベタベタな月九テーストだが、今までの変な流れを断ち切るためにも、この流れはありじゃないのか?春菜、まりか、みゆきとモテ期到来の淳平の選択が楽しみ。そして、妻の不貞と自分の野心の狭間で、矢代はどう動き、判断をくだすのか?またも春菜に近づいてくるのか?なんとなく楽しみな展開になったのだが、このドラマの脚本は不安定だからな。
第七話
高倉純平(香取慎吾)は柳沢春菜(黒木メイサ)にやっと自分の素直な思いを告げる。そして春菜もまたそんな純平の気持ちを受けとめてくれたかのように思われた。が、そんな純平の前に元彼女の渡辺みゆき(国仲涼子)が現れる。純平と結婚すればよかったと訴えるみゆきだったが困惑する純平を鋭く見抜き、いま好きな人がいるかとみゆきは純平に尋ねる。素直にいると答える純平の前から、一度は姿を消すみゆきだった。しかし、これ以降頻繁に純平の家に電話をかけてくるようになるのだった。
一方、気持ちを確かめ合い幸せなはずの純平だったが、次から次へと困難に襲われる。
まずはアドバイザーと会員の恋愛は御法度なため、B−ringから春菜に退会してもらおうと純平は動き出すが、ただでさえ矢代英彦(藤木直人)の退会により大量に女性会員が退会した後とあって、春菜のことは必ず死守するよう河原所長(橋本さとし)に迫られてしまう。
感想
予告からも、いや...頭の中では、かなり予想してたかなという感じもするが、でたでたという感じさえする7話からのドロドロ展開。純平と春菜が付き合うことになってからの展開は、怒涛の展開だが、こういう展開が好きな人向けにはいい感じじゃないのかな。あの奥さんの腹の子が直人の子供じゃないのは、二人の光景を見ていたら、彼ならすぐわかるだろうとかは思うし、彼があそこまでショックを受けるとか思えないのだが、いい家庭をつくるのが夢だったからと取るべきかな。純平みたいに、人の心をある程度見切って、仕事をやるアドバイザーが、春菜の父ちゃんの仕事を見つめようとしたり、勝手に優次の保証人になったりするなんて考えられないので、そこら辺なんか違うな~とかいう感じはするのだが。彼が父親に嫌われるという風に持っていくのならベストかも。こうなってくると純平の母親がどこで登場するのか?が見所になるのか。なるほど一話から用意はいい。それに、淳平の元カノの登場で、こちらも三角関係に。なんもなかった男が、ここまで女性に振り回されると、こんな欄するとは思うがどうなるんだろうという感じはする。直人のサスペンスな展開の中で、春菜も巻き込まれていくのか。どちらも鋭利な三角関係で、もしかしたら...事件とか起きてしまうのか?さえ思えてくる。かなりちぐはぐかなと思える脚本のあらはあるが、こういうスリリングさの好きな人には、楽しめる内容かもな。私も少し遠目に見て行きたい。しかし、2作品続けて、ドロドロさせなくてもいいとは思うけど、これが月9に新機軸なのかな?
第八話
高倉純平(香取慎吾)の家を再び訪れ、自分の胸で泣き崩れる元彼女・渡辺みゆき(国仲涼子)を追い返すこともできずひきとめてしまった純平。落ち着かせながら大学時代からの親友・上野隆雄(綾部祐二)を家に呼ぶ。すると上野と飲んでいたという桜木まりか(仲里依紗)も一緒に来てしまう。騒動が大きくなる中、タイミング悪く春菜(黒木メイサ)からの電話が。着信の表示を見ながらも電話に出られない純平…。 翌日、純平のもとを訪れた春菜を見つけるなりまりかは、元彼女が純平のまわりをうろついており、昨日の夜も純平の家で2人は会っていたと報告するが、そうとは知らない純平はみゆきとのことは隠して、早く寝てしまったと春菜には嘘をついてしまう。
矢代英彦(藤木直人)は妻・聖子(奥田恵梨華)が密会を重ねる男の正体を探偵に依頼し探り、妻が身ごもっているのは他の男の子供であることを知る。が、聖子は事実が夫にばれてしまったことを知った後も開き直る一方。全てを実家に報告すると詰め寄る矢代に対し、矢代が結婚したのは仕事のため、自分の実家とのつながりのためなのに、と逆に矢代を追い詰めるのだった。 B−ringを訪れた春菜と純平は食事の約束をするが、そんな矢先、再びみゆきから純平に連絡が。家出したと伝えても夫が何も連絡をよこさないという。そんなみゆきを放っておけず、またみゆきのもとに走る純平。純平はいったいどこに向かおうとしているのか…。
さらに矢代を追い詰める事態が起きようとしていた。聖子がついに行動に出たのである。聖子もまた、矢代の身辺調査をしていたのだった…。
感想
ドロドロとした展開になるかと思った元カノの登場だったが、純平の優しさを感じたかっただけとは、何なんだろうな~とかいう感じもする。気持ちは分からないでもないが、物語の展開に何の影響もない話とまでは言わないし、それなりに意味はあったのかもしれない。けど、この話があったから、淳平の中で春菜との関係をはっきりさせ、すべて解決しようとしたのも確かだからな。けど、なにかすっきりはしない。それよりも、矢代英彦のほうが厳しく追い込まれる展開が凄まじかった。彼にとっての価値をすべて失った展開は、少々強引な展開にも見えるがドラマはある。自分の野心のために、打算的な結婚をしたのは確かだが、妻はその上を行く、凶暴性を秘めていたところには、少し展開を期待できた。けど、それも長く続かなく、彼の挫折だけでドロドロ展開は終了。なにがやりたいのか、やはり分かりにくいドラマかな。ドラマチックな展開は用意されているが、話はすぐ尻窄みになってしまうのはどうにかならないのか。ある方向性を提示したら、突き抜けて欲しい気もするんだが、なんか~。最終的には、純平はいい人で終わってしまうのか?そこが一番のこの面白くならないドラマの問題だな
第九話
矢代英彦(藤木直人)は妻に追い詰められ、弁護士という職も地位も妻も全てを失った上に大けがを負ってしまった。彼のもとには誰も面会に来る者もいない。1人春菜(黒木メイサ)を除いて。 純平(香取慎吾)は春菜とつきあうためについに会社に辞職願いを出す。河原所長(橋本さとし)や皆が引き留めるが決意は変わらないのだった。 春菜も最初は純平に隠れて見舞いに通っていたが純平に正直に話すことにする。純平も衝撃を受けながらもそんな春菜を受けとめ、一緒に矢代を見舞い、矢代のそばにいたほうがいいとまで春菜に言うのだった。全てを投げうち、矢代の存在までも受け入れて春菜のために尽くす姿にまりか(仲里依紗)や上野(綾部祐二)も心配でならず、やりきれない気持ちを抱えていた。春菜は、しかしそんな純平に支えられているからこそ、矢代から逃げずに会うことができると矢代に語るのだった。
退職する日が迫る中、残業続きで担当会員の相手を探すために汗を流す純平の姿は明らかに疲れがたまっている様で…。 一方、純平の母・美津枝(原田美枝子)は匠悟(小林薫)が春菜の父親とは知らずに、ひき続き逢瀬を重ねていた。かつて夫を亡くした時、匠悟がデザイナーだったブランドの広告のコピーの言葉に励まされ、前に進めたと話すのだった。 春菜と共に純平は矢代の見舞いに向かう。そこで純平は矢代と真っ正面から正直に言葉を交わし、純平も春菜もお互いの気持ちを確かめ合うのだった。
そんなことがあった当日、矢代が病院から姿を消したという連絡が春菜に入るのだった…。
感想
なにか迷走している感じがするこのドラマ。どうなってしまうんだー!という感じだけはするので、ついつい見てしまう。今日の「別れの雨」のシーンとか、それだけを愛してる人の幸せの行方を見守ろうとする気持ちが切なくといいんだけど、ストーリー全体を見てしまうと、純平の気持ちは分かりにくい。どうも、彼の気持ちと同調できないので、少し離れたところでみてしまうのだ。ただ、引っ掻き回すだけのキャラにしか見えないまりかの言葉に引きずられているだけのようにしか見えないのもなにか、ドラマとしても魅力に欠ける要素だな。人のことばかり、世話をしてきた男純平だから引いてしまうのはわかるのだが、その形を崩してこそ、ドラマが生まれるのに...とか思ってしまう。春菜も自分の気持ちのケジメをつけるという意味で英彦の面倒をみるとは、理解不能かな。話はモメるように持って行っているのはわかるが、それで面白くなるとは思えない。二人の間にいろんな気持ちが錯綜して、決別になるのはわかるし、純平はアドバイザーでしかなかったのかもしれないが、あの自分の気持を理解していなかった初期の二人の出会いの頃の歯の疼きは、なんだったのかな?純粋に彼女を愛してたら、突き進んでくれよと言いたくなる。モヤモヤするドラマなのだけは確かで、見ている方をスキっとさせるところもほしいのだが...。
第十話
純平(香取慎吾)は矢代(藤木直人)のそばにいてあげて欲しいと言って春菜(黒木メイサ)のもとを去ることを決意した。 春菜のもとを去った後も、純平の仕事を辞める決意は引きつづき変わらなかった 今まで担当してきた、小松原進(大倉孝二)をはじめとして会員たちのお見合いパーティーの準備に余念がない。春菜は純平ともう一度話すため電話をかけ続けるが、純平は出てくれない。 ついに直接純平を訪ねに、B−ringを訪れる春菜。しかし純平は、自分のために春菜のもとを去ったと告げ、さらに、仕事を続けるために春菜のもとを去った、と矢代と春菜の幸せのために嘘までつくのだった。 春菜と別れたと純平がまりか(仲里依紗)にさらっと告げたことをきっかけに、一気に上野(綾部祐二)、小松原の耳にも入ることとなる。まりかはここぞとばかりに矢代に直接2人が別れたことを告げ、春菜をつなぎとめるように語るのだった。
一方、匠悟(小林薫)が春菜の父親であることを偶然知ってしまった美津枝(原田美枝子)は、ついに黙っていられず匠悟に純平の母親であることを告げる。困惑する匠悟と美津枝。そんな中、純平が仕事をやめることに変わりないことをまりかから聞いた春菜は、直接B−ringの河原所長(橋本さとし)のもとを訪ねる。 純平を好きだからこそ、春菜は行動に出たのだった。そして純平も押さえ込もうとはしていても、確かにまだ気持ちは春菜に向いていた…。 そんな2人の本心を知るまりかはついに…!
そして矢代も退院の日が近づいていた。矢代の下した決断とは…。
感想
色々書こうと試みたが、なんとも言いがたい内容。脚本家も、もうどうにでもなれ的な感覚で、昔見たドラマを思い起こしながら、こんなのやってみようかな~という感じで書いてるんだろうな。そんなこんなで、なにも伝わってこない脚本。なんとも言えない展開過ぎて、演じる方も大変だなとかしか言えない。
最終話
春菜(黒木メイサ)に自分から別れを告げた後も、春菜への気持ちはかわらなかった純平(香取慎吾)は、まわりの応援もあり、もう自分の気持ちから逃げない、と心に決めるが、そう決めた頃には退院の日を迎えた矢代(藤木直人)が春菜にあらためてプロポーズをしていたのだった。 柳沢家の前で純平は素直に、春菜に好きだという気持ちをぶつけるが、春菜は勝手すぎるとそんな純平を受け入れられない。
春菜は心の整理をつけるため仕事もやめ、母・早苗(高畑淳子)の会社で仕事をしながら、柳沢家を出てあらたな一歩を踏み出していた。一方、純平は春菜をもう二度とあきらめることはしないと心に決め、ただひたすらに思いを日々メールで春菜に送るのだが、いっこうに春菜からの返事はなかった。 しかし純平は、上野(綾部祐二)やまりか(仲里依紗)も驚くほど前向きに、断られても一切くじけることなく春菜へ思いを伝えながら、新たな職探しに奔走。同時に小松原(大倉孝二)らB−ringで担当していた会員たちの面倒も見るという多忙を極めた毎日を、春菜に振り返ってもらう日を待ち望みながら生き生きと過ごしていた。
矢代が春菜からプロポーズの答えを聞きに行くという日に、純平が本気で春菜をあきらめる気があるのか矢代は確認にやってきた。 純平は矢代にそんな気はまったくないと言い切る。
もはや2人の間には春菜を本気で奪い合う戦友のような関係がうまれていた。 矢代と会った春菜のプロポーズの返事とは。 そして、春菜への思いをつのらせる純平に、春菜が振り返る日が来るのか…。
感想
最後はかなりベタベタな展開で終了したが、これはこれで終わり方としては良かったとは思うが印象には残らないドラマだった。ある意味最後はなんとなく終わったという感じたからかな、個人的には。この終わり方でもここまでに来る前段階が、それなりに輝けるものなら、この最終回も違った感じ方をしていただろう。ドラマとはつながりだなと改めて思う。最終的な劇的なプロポーズの場面で、母親のの会社人々の祝福する渦だったが、二人に間で何か良くわからんがあの場面だけで素晴らしいことは起きたので拍手するのはわかる。しかし、始まっからみてる私は、なにかその拍手と乖離ししてるなとしか言えない。そう考えると始まりと最後だけ見ればよかったドラマかもしれん。
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