担当記者が2025年に注目するトップ人事を大胆に予測した。
分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。
※ 本記事は『週刊東洋経済』2024年12月28日~2025年1月4日号からの転載です
業績悪化で交代観測が急浮上しているのが日産自動車の内田誠社長(58)だ。2024年上半期(4〜9月期)の営業利益は前年同期比9割減と大幅悪化し、業界では独り負け状態。2025年3月期通期の営業利益は今期2度目となる下方修正に追い込まれた。
同時に全世界での生産能力2割削減や9000人の人員削減といったリストラ策を矢継ぎ早に発表したが、先行きは不透明だ。就任6年目に入った内田社長の求心力は風前の灯火。2025年1月の人事では社長続投が決まったものの、同4月の次の役員人事が正念場となる。
後継者選びは難航必至
ただ、後継者選びは難航必至。ナンバー3だった関潤氏やナンバー2のアシュワニ・グプタ氏など有力候補が次々と日産を去った今、社内に候補がいない。プロ経営者を外部から呼ぶ可能性もある。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら