昨晩は、眠くて写真を貼り付けただけでダウンしてしまいました。申し訳ありません。
さて、このクリフォード・ブラウン(愛称:ブラウニー)のアルバムですが、凄いです。
何が凄いって、ブラウニーは、ご存知のように、22歳でジャズ界にデビューして、レコーディングできたのは3年間。25歳の時には交通事故で亡くなっちゃった夭折のトランペット奏者ですが、ニュー・ヨークのモダンジャズを生き返らせた男でもあります。また、「ハード・バップ」の発展に火を付けたという意味でもモダンジャズの神様なんじゃないでしょうか。
ダイソーアルバムに含まれる12曲は、彼が23歳の1953年の演奏を集めています。主な音源は、有名なブルーノートの名盤「クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム」(53年の6月と8月の録音、このレコードが出たときには既にブラウニーはこの世にいなかった!)とプレステッジの「クリフォード・ブラウン・メモリアル」(53年6月と9月の録音)からの選曲。しかも、ブルーノート盤の曲がほとんど収録されていますから、断然お得?!で感動的です。まさに、これを210円で売っていいのか?!
さて、お薦めをどうしようか、本当に悩むほどこのアルバムの全曲が魅力的ですね。
トラック9 「Cherokee(チェロキー)」はいかがでしょうか。
このトラックは、ブルーノートへの録音ですが、メンバーは、クリフォード・ブラウンのトランペット、ジジ・グライスのアルト・サックス、チャーリー・ラウズのテナー・サックス、ジョン・ルイスのピアノ、パーシー・ヒースのベース、そしてアート・ブレイキーのドラムです!!
ウーン、実は同じメンバーの「Brownie Eyes」や「Easy Living」などしっとりしたバラード系の演奏も大好きなんだけれど、「Cherokee」でブラウニーがやってくれている”早吹き”は、こりゃ凄すぎる!ノックダウンだ。
★価格は税込210円です。
※「とりけらの卵」サイトはサーバー閉鎖のため残念ながら接続できません (◎_◎
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