コミュニケーションとビジネスの未来
- tomoattori
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ABCでの基調講演、出だしで躓いた。完成前の長大な170枚のスライドを表示していた。慌てて、スライドを切り替える。時間ロス。おかげで、せっかく準備していた内容の一部をスキップすることに。残念。悔しいので、Tweetで公開しようと思う。
2011-01-11 07:50:18スキップしたのは、「コミュニケーションとビジネスの未来」というセクション。短いけど、自分では結構、気に入っていた内容。でも、聴いている人には、ちょっと浮いている話題かなと咄嗟に判断。話す予定のなかったAndroidの会のことでしめることに。
2011-01-11 07:55:30こんな内容。ハードの高機能化・コモディティ化を背景とするクラウドとクラウド・デバイス、双方の発展による新しいネットワーク・メディアの成立をドライブしているのは、個人と個人とのコミュニケーションと情報共有に対する強い欲求である。
2011-01-11 07:56:42重要なことは、個人間のコミュニケーションと情報共有のスタイルの変化は、ビジネスのスタイルを大きく変えて行くだろうということである
2011-01-11 07:57:02IT技術のコンシューマ化を可能にするのは技術・デバイスのコモディティ化とともに、技術の標準化が大きな役割を果たす。技術のオープン化=技術情報の共有は、今日では標準化のもっとも有用な手法である。
2011-01-11 07:58:41IT技術の「コンシューマ化」とは、万人が、IT技術の恩恵を受けることに他ならない。同時に、コンシューマ化は、コミュニケーションと情報共有、ビジネスのスタイルを、さらに新しい段階に押し上げる。
2011-01-11 07:59:06「ビジネス・モデルの変化 -- コンシューマ中心のビジネス・モデルへ」 オープンソースと広告モデルによる、サービスの「無料化」の潮流が途絶えることはない。 差別化とマネタイズで熟慮することが、今まで以上に重要となる。
2011-01-11 08:00:22規模拡大と顧客との結びつきの強化の問題は、どの企業も直面することになる。クラウドとクラウド・デバイスの利用は、こうした問題にこたえる、一つの有力な解である
2011-01-11 08:01:24「サービス提供でのクラウドの利用 -- クラウド: 所有から利用へ」ハードのコモディティ化を背景に「所有から利用へ」という新しいパラダイムを掲げてビジネスのサービス提供に不可欠なコンピュータ・リソースをサービスとして提供するというクラウド・ビジネスが登場したことに注目しよう
2011-01-11 08:03:34「開発における個人とコミュニティ -- 開発環境の個人的所有」 ソフト開発には、かっては、企業のみが所有できた高価な開発環境が必要だった。今日ではほとんど全ての開発は、ネットワークさえあれば、個人が所有するPCで可能となっている
2011-01-11 08:05:19かつては、大規模な開発には、企業の資金と組織力が必要だった。今日では、開発環境の個人的所有を基礎に、個人が結集するオープンソースのコミュニティでも、大規模な開発が可能となっている。
2011-01-11 08:05:39「ネットワーク上のマーケットの展開 -- 個人と個人のソ-シャルな関係の基礎」 個人は、個人主義の単なる消費者ではない。
2011-01-11 08:06:30eBay、Amazon、楽天といったeCommerceとApp StoreやAndroid Marketの大きな違いは前者では個人は主要に消費者としてマーケットに登場するのだが、後者では、個人は消費者でもあり生産者でもありうると言うこと。
2011-01-11 08:06:50単なるメディアではなく、新しいネットワーク上の経済的なマーケットが、個人間のソーシャルな関係の基礎になってゆくだろう。
2011-01-11 08:07:42子供とか宇宙とか携帯端末とかコンピュータとか。 名前の由来と読み方 → http://bit.ly/tomoattori