秋の読書週間!私のおすすめ本2015
ふむ #読書週間だからふぁぼされた数だけお勧め本を挙げる 時間を空いたときにでも答えるわ。なお、元素本に限らないことにします。
2015-11-02 19:18:35ちなみに、ここで切らなければ100を超えているところでした……。みなさんどうもありがとうございます。
ふぁぼ分の紹介はできませんでしたが、普段の定期ツイートにも元素本紹介を組み込んでいますので、そちらも見て頂けてらと思います。
1 『リパード・バーグ生物無機化学』(松本和子 監訳) 生物無機化学の教科書です。読み込んだというほどではないですが、よく読みます。生物の体の中では微量な金属原子が活躍している、そんな話です。化学徒の皆さんにおすすめです。
2015-11-02 20:55:292 『プレップ 法学を学ぶ前に』(道垣内弘人 著) 行政法たんにおすすめしてもらった本、だったと思います(違ってたらすいません)。「法学勉強しようと思ってもそもそも議論のしかたとか前提とか分かんねーよ!」って叫んだ私みたいな人はとりあえずこれを読んでルール確認するのがおすすめ。
2015-11-02 20:58:493 『広辞苑の中の掘り出し日本語』(永江朗 著) 広辞苑に載っている言葉の中から、著者が「これは!」と思った言葉を紹介してくれるという趣旨の本です。眺めているだけでも面白く、言葉の解説もついているので勉強にもなり、ときに心に染み入る言葉と出会えます。だれにでもおすすめです。
2015-11-02 21:02:084 『レーモン・クノー・コレクション7 文体練習』(松島征ほか 訳) あるストーリーを99の「文体」で書き分けた、という作品です。何を言っているか分からないかもしれませんが、例えば「正確に」「古典風に」「リポグラムで」などという具合で。文章を書く人は勉強になると思います。
2015-11-02 21:13:565 『最強の「毒物」はどれだ?』(斉藤勝裕 著) まるで格闘技の試合の解説アナウンスのような書式とテンションで書かれているポピュラーサイエンス本。先鋒戦~大将戦の五回戦で最強の毒を決めます。ほかにも「宝石vs貴金属」「気体機能対決」「爆薬対決」「甘味料対決」収録。とてもおすすめ。
2015-11-02 21:21:446 『本題』(西尾維新 著) 小説家、西尾維新の対談本です。小林賢太郎、荒川弘、羽海野チカ、辻村深月、堀江敏幸の五人と対談しています。彼らのクリエイターとしての芯に迫る良書だと、私は思います。お気付きかと思いますが、私は西尾維新さんの作品が大好きなのです。
2015-11-02 21:25:277 『クビキリサイクル』(西尾維新 著) 今となっては『化物語』『掟上今日子の備忘録』などで有名な西尾維新さんのデビュー作。ミステリーです。本作から始まる「戯言シリーズ」は西尾維新の神髄だと思います。化物語、掟上今日子で興味を持った方は是非♪
2015-11-02 21:29:528 『乱用薬物密造の化学 完全版』(薬師寺美津秀 著) 薬物密造の合成手法や条件などを解説している、ちょっとヤバい本です。当然ですが、真似したら捕まります(手順が完全に割れているので薬物購入履歴などで足がつくため)。化学的好奇心は満たせます(院生ぐらい知識ないと読めないけどね)!
2015-11-02 21:35:029 『数学ガール』(結城浩 著) 定番書。私は過去何回か本紹介ツイートをしているので、極力同じ本は紹介しないでおこうと思っていますが、本書については何度でも勧めたい。数学が好きな男の子と、数学が好きな女の子のお話です。数学が苦手な人も、そうでない人も、必読のシリーズです!
2015-11-02 21:37:4010 『数学文章作法』(結城浩 著) 分かりやすい文章を書くことに定評のある結城浩が書く、「分かりやすい文章を書くための」本です。「数学文章作法」ですが、数学以外にも論理的な文章を書く人にはお勧めしたいです。『基礎編』『推敲編』があります。両方とも名著です。
2015-11-02 21:41:1811 『古事記』(次田真幸 訳注) 日本最古の歴史書。いやいや……ネタ枠じゃなくてね、本当に好きで読むのよ。講談社学術文庫で上中下の三巻組で出ているわ。まあでも、一般に面白いかと言われると、うーん、少なくとも日本書紀よりかは断然面白いよ(ぶん投げた)。
2015-11-02 21:51:5012 『竹画廊絵にっき』(竹 著) イラストレーターである竹さんの画集。『戯言シリーズ』『刀語』(どちらも西尾維新 著)などの挿絵を描いている方です。画調が好きです。 ……画集を勧めるの、難しいね……
2015-11-02 21:54:1413 『GA 芸術家アートデザインクラス』(きゆづきさとこ 著) 四コマ漫画。美術学校に通う少女たちの日常を面白おかしく描いたものです。美術を題材とした漫画なだけあって、カラーページの使い方や色合いが秀逸です。画調もやさしく、お気に入りの漫画のひとつです♪
2015-11-02 21:57:2814 『ひだまりスケッチ』(蒼樹うめ 著) 四コマ漫画。美術学校を舞台に少女たちの日常を描いた漫画です。私は美術がテーマの漫画にとても弱いです。 蒼樹うめ先生と言えば「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクタデザインを担当したことでも有名でしょう。あのゆるい画調が好きです♪
2015-11-02 22:01:2415 『商品から学ぶ化学の基礎』(松田勝彦 著) 日常で目にする様々な商品から化学的な話題を繰り広げる本です。身近なところにも化学があふれていることを、商品の写真なども交えて教えてくれます。高校レベルの知識から繋いでくれるので「化学を勉強すること」がどう役立つかを実感できるかも。
2015-11-02 22:05:3816 『LATEX2ε 美文書作成入門』(奥村晴彦/黒木裕介 著) 文章作成ソフトであるLATEXの手引書。最初、学科でもらった解説書やWebページで独学していた私に、結城先生が勧めてくださった本です。LATEXを勉強するなら、一冊手元に置いておくといろいろ捗ります。
2015-11-02 22:08:4717 『℃りけい』(わだぺん。/青木潤太郎 著) 漫画。とある理系女子高生の日常を描いた作品です。理系ネタはかなりハイレベルでガチなやつで、そういうところも好きで、面白い作品です。あと絵がかわいい。全7巻で完結していますので、揃えやすいです。おすすめです。
2015-11-02 22:12:1918 『元素 -周期表にまつわる5万年の物語-』(トム・ジャクソン 著) 最近買った元素本。定期ツイートでも紹介していますが、ここ半年で一番アタリだった本だと思います(単純には比べられないけどね)。元素を軸に科学史をたどる本ですが、大判カラーでビジュアル重視なのが独特です。
2015-11-02 22:15:4119 『喜嶋先生の静かな世界』(森博嗣 著) 小説。ある大学に勤務する喜嶋先生をとりまく日常を描いた作品です。タイトル通り静かで澄んだイメージを受ける作品で、読むたびに姿勢を正される思いになります。モチーフが理系の研究室というのもあって、理系大学生からの人気が篤い気がします。
2015-11-02 22:37:32元素はいいぞ! 雑誌『月刊化学』で連載ライターしてます。質問箱:https://t.co/mpfGaI8Pbo 同人誌通販:https://t.co/Pxo01jAbOC 光り輝く元素図鑑:https://t.co/mmIk9WHHWI