アルファ通信が破産し、リアルタイム線量測定システムの撤去が始まったら個人線量計を叩きはじめたジャーナリスト
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発端:あんまりな言われようだと思われる方もおられるでしょうが、これにはちゃんと理由があります
週刊朝日2015年2月6日号に掲載された桐島瞬氏の記事
「スクープ「個人線量計が最大4割低く表示」福島県内の子供が危ない!」
http://dot.asahi.com/wa/2015012700082.html
週刊朝日に桐島瞬が書いていることだから気にしないように pic.twitter.com/kOU6ar9jGm
2015-01-27 14:27:37週間朝日ゲット. 噂通り霧島瞬氏です. 読む必要ありません. 見開き2ページの記事. pic.twitter.com/oZpF9jfh3M
2015-01-27 22:24:26(それでも影響波及中)
これはちゃんと説明しないと→ 「1「個人線量計が最大4割低く表示 福島県内の子供が危ない!」『週刊朝日』2月6日号。1月15日、伊達市で開かれた市議会議員政策討論会の席で、ガラスバッジ製造元の千代田テクノルが」twtr.jp/Shimazono/stat…
2015-01-27 18:14:36twitter.com/Shimazono/stat… 4割低くだけ強調してるのは悪質に見えますね。表示値は何で、何に対して4割低いのかを明記しないと。
2015-01-27 18:44:011「個人線量計が最大4割低く表示 福島県内の子供が危ない!」『週刊朝日』2月6日号。1月15日、伊達市で開かれた市議会議員政策討論会の席で、ガラスバッジ製造元の千代田テクノルが「前後左右からくまなく浴びる状態では0.6〜0.7倍にしかならない」まとまった報道記事はこれが初めてか。
2015-01-27 15:04:09少々先走りになりますが、後ほどご紹介する野々村先生の解説動画
(https://www.youtube.com/watch?v=8gXJDPvc1c4&feature=youtu.be )の00:03:00付近より要約
個人線量計<サーベイメーターですが
実効線量≦個人線量計<サーベイメーターであることが重要
同じμSv/h単位の値を表示していても
サーベイメーター:1 cm周辺線量当量率を測定
個人線量計 :1 cm個人線量当量率を測定
どちらの量も、本当に知りたい量でありながら実測できない実効線量の代わりの目安として使うために測定しています。
個人線量計の表示値はサーベイメーターの表示値より小さいものの、実効線量より小さくなることはない
従って個人線量計を使っても実効線量を過小評価したことにはなりませんのでご心配なく。
(むしろ個人線量計の表示値の方が実効線量との差が小さく、実効線量の代わりに使う近似値としてより優れていると言うことができます)
たまたま時を同じくして某週刊誌にも何か出たみたいですが、こちらも同じくらい広まってくれればと思います→tuf.co.jp/knews/#2 (2日くらいでリンク消えるのでご注意を)
2015-01-27 22:45:392015.1.27付けのテレビユー福島の「スイッチ」の文字記録(「南相馬の子ども 個人線量は推計値の3分の1」を含む)をこちらに魚拓しましたbit.ly/1yxakNy
2015-01-29 00:09:14魚拓の中には複数のニュース記事が入っていますが、一番関係の深い記事のテキストを以下に再録します:
南相馬の子ども 個人線量は推計値の3分の1
南相馬市立総合病院などが「個人線量計」をもとに地元の子どもたちの外部被ばく線量を調べたところ、平均の値は空間線量をもとにした推定値の3分の1になったことがわかりました。これはきょう南相馬市立総合病院が会見を開き、明らかにしました。病院などでは原発事故の翌年にあたる平成24年9月からの1年間を対象に、南相馬市の小学生から高校生520人がつけていた個人線量計の値を分析しました。その結果、自宅周辺の空間線量をもとに計算する政府の推定値では、年間の追加被ばく線量が平均で2.4ミリシーベルトだったのに対し、個人線量計での実測値は平均0.8ミリシーベルトとおよそ3分の1の値だったことが分かりました。これまでの政府の推定では、年間の追加被ばく線量1ミリシーベルトを空間線量に置き換えた場合、1時間あたり0.23マイクロシーベルトが目安とされてきましたが、分析に当たった南相馬市立総合病院の坪倉正治医師は「0.5マイクロや0.6マイクロシーベルトぐらいの場所に住んでいる方で、初めて年間1ミリシーベルトという状況になっているというのが実測からわかった。」と話しました。南相馬市立総合病院ではこの結果について、政府の推定よりも子どもが屋内にいる時間が長いことや、建物による放射線の遮へい率が高いことを理由としてあげています。
(順序が前後しましたが、個人線量計叩きの標的はとどのつまりこの論文のデータにあります↓)
福島県の地方新聞,福島民友の朝刊一面に載せて頂きました。先日米国科学誌にて筆頭著者で発表した調査結果です。【国推計値の1/3 南相馬・子どもの外部被ばく】電子版はこちら:minyu-net.com/news/news/0128…。原著はこちら:pubs.acs.org/doi/abs/10.102…
2015-01-28 10:34:22@kanna07409 1つの現場で分かる→あちこちの現場で分かる→対照群の現場でデータを採る→データの妥当性を検討→執筆→査読→(必要ならば手直し)→アクセプト→雑誌の編集者による校正→電子版出版って流れを見ると時間がかかるのも納得なんですよね。岩波さんの解説記事とは違う。
2015-01-28 19:14:16実証の人、野々村先生(@ye2cun )の解説
個人線量計は大丈夫。 個人線量計の値が現況においては小さくなる現象について youtu.be/8gXJDPvc1c4 動画を一部修正の上、再公開しました。(5分) BGMは朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団による『イタリア奇想曲』、思いのほか堅実で爽やかな演奏です。
2015-01-27 12:28:17野々村先生は
モニタリングポスト:空間吸収線量率(μGy/h)
サーベイメーター:1 cm周辺線量当量率(μSv/h)
個人線量計:1 cm個人線量当量率(μSv/h)
の3つの量の関係を明らかにするために、個人線量計を装着し、サーベイメーターを持ってモニタリングポストのそばに一定時間立つという実測実験を繰り返し、およその換算係数を割り出された方です。
裁判では『“低すぎる”値を補正し、正しい値を表示するよう国に迫られた』と珍妙な主張をしていた測定器メーカー アルファ通信から高額な放射線測定器を提供され、事実とは真逆を報じ同社を擁護していた『桐島瞬』が、今度はガラスバッジ(個人線量計)ネタに飛びついたようですね。
2015-01-27 16:38:30アルファ通信や、同社と桐島瞬の関係については、こちらの動画にまとめてあります。 長いので、適宜必要な部分を御覧下さい。 youtu.be/XYNaSSsrC-c pic.twitter.com/kDHadu1CmH
2015-01-27 16:39:18昨年2月、『週刊朝日』に桐島瞬が書いたアルファ通信に関する記事が「え?今?」みたいなタイミングで掲載された直前、ちょっとした予兆はあったんですよね。 「市民」団体みたいなところがアルファ通信を擁護する内容の文章を突然ブログに載せたりして…。 おかしいとは思ったんですけど…。
2015-01-27 16:39:56「去年2月の週刊朝日の記事」の最大の影響は、野々村先生が東京地裁でアルファ通信が契約解除を不服として文部科学省を訴えた民事裁判の裁判記録を閲覧して下さり、その結果「測定値を低く改竄するよう文部科学省から強要された」という広く流布された風説とは全く逆の実態が白日の下にさらされたことにありました。記事の内容とその後のいきさつはこちらのまとめでご覧いただけます↓