一連のツイートはここからはじまった……
【変な銃紹介】 TKB-022 ・夢の国ソビエト製ブルパップライフル ・リロードの度にグリップが消失する素敵デザイン ・KillZoneのヘルガスト軍の武器ではない ・前衛的過ぎて皆にドン引きされ幸せにお蔵入りして終了 pic.twitter.com/HRRhnXIEG6
2014-09-06 21:52:03TKB-022PMとは、ロシア(ソ連)の銃器設計者、ゲルマン・A・コロボフが作り出したゲテモノブルパップである!
・APT (雷管突破のガス圧による作動) ・TKB-059 (三銃身) ・AO-222 (サイドマガジンフェッド) ・TKB-022PM (ガス圧利用垂直鎖栓方式エキストラクター兼用ラマー装備おまけに前方排莢)
2014-09-16 23:03:53TKB-022PMの実物画像が此方(画像右)
ちなみに画像左は発展前のTKB-022P
TKB-022P、文句言われたのかは知らないけど元あった銃床をぶった切って適当に繕った木片を差し込み、針金みたいなトリガーバーを突っ込んでAKMのグリップくっつけるというらしくない突貫工事が行われてるの見ると、相当焦ってたんだなぁって pic.twitter.com/g45xj9oa7G
2014-09-16 23:41:10ヤネクさんの言葉を借りるけれど、TKB-022PMは「ガス圧利用垂直鎖栓方式エキストラクター兼用ラマー装備おまけに前方排莢」に加えて(No.5は)後々AK-74に繋がる「小口径弾を採用した極初期の試作ライフルの一つ」という初手リーチ一発自摸のダブル役満みたいなブツだから……
2014-09-16 23:17:27なお、TKB-022PMの設計は60年代である
英語版Wikipediaの記事
http://en.wikipedia.org/wiki/TKB-022PM
TKB-022PMの面白いところは、あんな変態メカ積んだんだからオペレーティングハンドルも変態で良かった (G11みたいな) のに、そこは「いや、既存のAKMと同じ操作体系じゃないと……」と普通のハンドルを備え付けたところ。そういう所は保守的だと思う。
2014-09-16 23:19:34逆に言えば、コロボフおじさんは「AKシリーズの流れを汲む操作体系に大幅な変更を施さずに、可能な限り気持ち悪い構造を実装する」ことに長けていたと思う。
2014-09-16 23:20:30例えばこの3Bにしてから、よく見ると「右手で操作するボルトハンドル」「AKと同一の照準システム」と、AKを触った事のある兵士ならば直感的に操作できるように考慮されている。気持ち悪いけどさ。 pic.twitter.com/q0JtiFIWN4
2014-09-16 23:21:57上の画像はPribor-3Bという三連バレルのアサルトライフル
もちろんコロボフおじさんの仕業である
そして話は「TKB-022PMの分解図ってないよね」という話になり……
今思ったんだけど、ツーラのおじさんたちがTKB-022PMの分解手順を解せないがために今まで分解写真などというものが公開されてないんじゃないだろうか。少なくともぼくにはどのピンを外せばベークライトのコンポネントから中身を取り出せるのか見当もつかない。
2014-09-17 00:24:58TKB-022PMは多分、フォアエンド先端付近をヒンジとして、レシーバを覆うカバーが前に持ち上がって、ガスバイパスからチャンバー、機関部が露出する構造だと思うんだけれど、確証はない。
2014-09-17 00:34:44この頃はまだ「ああ、軽機関銃のフィードカバーみたいに上が開くんだな」と分かる構造になってる。 pic.twitter.com/YOJDxIpN79
2014-09-17 00:36:01そういや樹脂製の外装と金属製の内部機構との兼ね合いという話で言えば、初期のTKB-022はどうやって機関部を取り出すのか気になる作りをしている。まさかモナカとか言わないよなコレ。 pic.twitter.com/9HXJtAtpPM
2014-09-17 00:37:37プリルチク試作とかTKB-011を見ても同様で、TTT基準か要求仕様かどうかは知らないけれど、前方排莢みたいに機関部が外部に露出しない構造の場合、動作不良時に機関部へ簡単にアクセスできるようにする措置が採られている気がする。TKB-022PMもそのクチじゃなかろうか。
2014-09-17 00:42:18TKB-022PMの中身に関しては、文章ならそれなりに出てるけどダイヤグラムはどれも出典不明で信憑性がなく「あくまで考察」程度のものとしか思ってないので、ぼくは「キモい」の一言で済ませてます
2014-09-17 00:15:11