ケイ素生命体が現在の物理系ではまず存在しえないことが化学的見地から論理立てて説明できることが今日判明したので、今後ケイ素生物が登場する作品に対する見方が変わってしまいそうな予感。どれだけぶっ飛んだ設定にして誤魔化すのが正しいんだろう。
2010-11-12 01:12:53@sakanaga 量子定数ってそもそも何だろうなあ、という疑問に襲われる始末。
2010-11-12 01:24:18@_nabbe そもそも珪素自体が多重結合性をほとんどもたないので、ダイヤモンド型構造以外に安定した構造がとれないとのことです。
2010-11-12 01:22:38@funa1g エチレンだとかアセチレンってあるじゃないですか。二重結合三重結合って言ってたやつが。ああいうのができなくて、単結合しか基本的にとれません。しかも黒鉛みたいな平面構造も、フラーレンみたいな球状もできず、ダイヤモンド型になるしかないんだそうです。
2010-11-12 01:47:49多重結合性が問題になるのは、タンパク質と類似の構造を基板としている生命体を、発想の大元においているからで、彼らがそもそも金属質のゆるやかな形質変化を基準とするエネルギー代謝を行っていると考えれば、ケイ素生物でもまったく問題ない。
2010-11-12 01:59:49@funa1g 炭素で考えるとダイヤモンドしかできないことになります。このままだと生命なんてできようがないです。
2010-11-12 02:02:25@ISOLA それはそもそも生命がどこに生じるかって問題によるんじゃないの? .@tomahawque さんが言うように、タンパク質である必要はないのだし。
2010-11-12 02:06:47@funa1g 量子力学という最強にして外道な敵が根底にいやがるので、こいつと勝負して無矛盾に全てが説明できないといけないという難題が。この宇宙にいる限り、量子力学からは逃れられんのです。今のところ珪素惨敗なので、現在化学屋が考える「生命」はこの宇宙にはいそうにないです。
2010-11-12 02:11:59「こんな生き物いたら楽しいんじゃね」と想像するまではいいが、量子力学たんが「でもそんなんじゃダーメ☆」と清々しい笑顔で語りかけてくる。想像力を失う、これが知識を得た代価である。
2010-11-12 02:16:42@funa1g そもそも金属みたいな無機物をメインにした生命というのが、化学屋には想像しづらいんですよ。下手に武器があるぶん「ねーよwww」という思考が論理的に出てくるので。
2010-11-12 02:23:59@ISOLA あー、一般的な認識とずれると辛いところだなあ、それ。そのうちに気にならなくなる=諦める日がくるんじゃないかしら。ハッカーがキーボードをすごい速度で打つのを諦めるように。
2010-11-12 02:28:25