前に知り合いの作家さん(同じくラノベ学科で教鞭とってる)が「今の子はマリー・セレストも知らないんですよ!」と憤慨していて、そりゃま、知らないだろう、とも思ったけれど、後日、「ノアの箱船」も殆どの生徒が知らないと分かって愕然とした事がある。
2010-11-10 23:14:57更に某氏の授業に一緒に参加した時、三十余名の生徒の内「ダーウィン」の名前を「聞いた事がある」と言ったのが、五名、説明できたのはゼロ、という事実に愕然。思わず「ああ、シューティングゲームの事じゃねえからな」と言った私のギャグは滑りまくり。
2010-11-10 23:16:18@ichiro_sakaki いくらなんでも、ダーウィンもノアの箱舟も知らないというのは……失礼ですけど、かなり偏差値の低い学校のお話じゃないんですか?マリー・セレスト号は、知らなくても大丈夫ですよね?w
2010-11-11 08:19:12@J_A_Peazer いやまあ、ダーウィンはともかくノアの箱船は学校で習わないと思うので、あくまで「趣味の範囲」ですが。いずれにせよ、「皆知ってるよね」と思ったら知らなかったでござる、困ったな、的な。
2010-11-11 09:30:48ぶっちゃけ、SFの衰退の原因はその辺にあるのかなあ<「皆知ってると思ったら」 でも歴史物はそんなに衰退してない……のか? うーむ。とにかく前提知識を要するものを書くと、受け入れられにくいのだろうか、とか。それは単に書き手の技量が足りないだけか、とか。色々悩みます。
2010-11-11 09:47:44考えてみれば昔、某SF作品で、半村良先生の作品を読んでいる事を前提にしたオチがあって、最後まで読んできょとんとした覚えがあるけれど(小学生の時)。まあでも私が「まかでみ」系でちょこちょこやるラノベ作家ネタも同じか。
2010-11-11 09:50:25いずれにせよメインの読者層である筈の中高生の感覚や知識量(というよりカバーしている範囲。多分、量的には変わらない)は理解しておかないといかんのだけど。その辺、いつも悩む。
2010-11-11 09:53:27@ichiro_sakaki やはり時代性が大きいかと思っています。映画も同じようですし。CGでなんでもアリなので、映画の場合、迫力もネタやセンスが重要に思えます。宇宙船が飛びかうだけで夢を見れる時代じゃないんだな、と。素人発言です。突然失礼しました。
2010-11-11 09:53:57@blackmanta22 ああ、でも分かります。昔はリアルに宇宙船が出てくるだけで感動できましたが。今じゃ「あー。浮かんでるなあ」とかその程度w<第九地区見て
2010-11-11 09:55:45まてよ。という事は逆に映像化しにくそうなネタを何か考えるのも手なのか? いや、CGで何でも描けるのは分かってるのですが。逆にCGで描きにくいのって何だ。水飛沫とか聞いた覚えが在るけど、これも、金かければ可能だろうし。
2010-11-11 09:56:51@ichiro_sakaki このあいだ落語を聞きに行ったときも、同じ事を感じました。有名なお芝居(歌舞伎とか)を知らないとオチ自体がわからない。お客さんにもそれなりの知識レベルを求める娯楽っていうことなんでしょうねー。
2010-11-11 09:54:50@kuruppo 伝統芸能ならそれでいいんですが、ラノベはそうはいかんので、リサーチが必要かなあ、とか。いやまあ、伝統芸能でも閉塞感を打ち破ろうとしている方々も居て、その辺の新しい試みは瞠目に値しまするが。伝統性の保持との兼ね合いで難しいしなあ、あれも。
2010-11-11 09:58:30スーパー歌舞伎とか面白かったけどなあ。舞台の上で滝は出来るわ、火はふくは、人は飛ぶわ。能楽は前提知識として要するものが多すぎてわかりませんでした。
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