二次大戦の頃の実戦における剣術の扱い
発端は「二次大戦の頃、敵側から見た剣術はどの程度のものだったのか?」という疑問
そういえば、日中~太平洋戦争頃の実戦における武術の脅威度を探るに際し、「敵側の対日本軍向けマニュアルにおいて、武術(近接戦闘)への注意点と対処法に、どの程度、項を割かれているか。またどのような記述があるか」というのを探ってみるのはアリかしらんと。
2013-08-02 04:24:11「米軍が恐れた「卑怯な日本軍」」における米軍の新兵用対日本軍マニュアルを見てると、「奇襲や罠に気をつけろ」というのは目立ちますが、剣術をはじめとする武術については、特に記載がなかったので、ちと残念。まあ、他にも読めばあるかもですが。国民党軍や人民解放軍辺りの史料も気になりま砂。
2013-08-02 04:28:30【米軍が恐れた「卑怯な日本軍」-帝国陸軍戦法マニュアルのすべて(一ノ瀬俊也)】
http://www.amazon.co.jp/dp/4163754806/ref=cm_sw_r_tw_dp_r4o.rb07QQ3WK
まあ、そもそも接近戦に付き合う必要もない訳で、特に武術に絞るまでもなく、「突撃してくる相手にはアウトレンジから攻撃を仕掛けて撃破するべし」とか十把一絡にされてるだけかもしれませんけど。
2013-08-02 04:33:15民間向けの宣伝番組ならともかく、実際に戦場で戦うことになる兵士、それも経験のない新兵向けのマニュアルですから、嘘や実効性の薄いことを書くとも思えませんし、概ね、経験則から出されたでしょうし喃。ここにある警告が、当時の米軍に対する日本軍側の(脅威度の高い)戦法と考えてもいいかなーと
2013-08-02 04:37:46正直あんまり無いかとw 43年のアメリカの近接戦闘本で日本軍の銃剣術、徒手に関して一章さいてるのは持ってますが剣術は書いて無かったような RT @k_hisane: そういえば、日中~太平洋戦争頃の実戦における武術の脅威度
2013-08-02 04:34:00銃剣術は日本の方が銃も長く構えも優れ、奇襲技もあるとかなり褒めてますね。中国軍は…前半は突撃すると逃げちゃうし、後半は火力で攻めてくるし。大刀隊でしたか、そんなのもありましたけど、興味深いけどちゃんとした記録あるかどうか RT @k_hisane: 日中戦争
2013-08-02 04:44:47まあ、そうでしょうなあ。どっちかというと今回のは検証ですしね。日中戦争の方が割と調べが薄いので、確認したいところ @baritsu 正直あんまり無いかとw 43年のアメリカの近接戦闘本で日本軍の銃剣術、徒手に関して一章さいてるのは持ってますが剣術は書いて無かったような
2013-08-02 04:40:31つか、そもそも兵士全員が刀持ってるわけでもない(というか持ってる方が少ない)時点で、対策優先度が下がるのは当然といや当然で砂。大体、当の日本軍側ですら、剣術はあくまで「大和魂」とか「敢闘精神」とかの類を養うためのもんで、実戦性にはあんまりこだわってない訳ですし喃。
2013-08-02 04:49:43@k_hisane 下士官などで剣道や剣術の修練や講習を受けた人を帯刀本分者(間違っていたら御免なさい)っていう呼称を本で読んだ記憶があります~
2013-08-02 04:52:51すると、一応区分けはしてるんで砂。実際の作戦行動において、特に意味があったかどうかは微妙な趣ですが。 @hino_katuhiko 下士官などで剣道や剣術の修練や講習を受けた人を帯刀本分者(間違っていたら御免なさい)っていう呼称を本で読んだ記憶があります~
2013-08-02 04:57:33帯刀本分者というのは講習とかではなく、装備として軍刀を身につける人 、士官、騎兵、憲兵、一部の下士官等のことですね。RT @k_hisane: すると、一応区分けはしてるんで砂 @hino_katuhiko 下士官などで剣道や剣術の修練や講習を受けた人を帯刀本分者
2013-08-02 17:27:26軍の用語はなかなか難しいですよね。まとめたサイトでも主要な物しか出てないですしw ちなみに小銃を持つ者、つまり普通の歩兵一等兵とかは執銃本分者といいますです RT @hino_katuhiko:
2013-08-03 01:05:49@baritsu ありがとうございます! 執銃本分者、本分者のあたりに時代を感じますね。もしかしてかなり古い用語なんでしょうか?
2013-08-03 01:09:28アジ歴で見ると明治13年とかに既に、執銃本分に非ざる者は…みたいに使われてますね。軍創設でできた言葉なのか、もしかしたらもっと古いかもしれませんね RT @hino_katuhiko: 執銃本分者、本分者のあたりに時代を感じますね。もしかしてかなり古い用語なんでしょうか?
2013-08-03 01:57:36@baritsu ありがとうございます。なんと、建軍時代から記してあったんですね。もしかしましたら、幕末に高島秋帆の弟子たちが使い始めた言葉だったら面白いですね。
2013-08-03 02:25:05@k_hisane 本は持っていないのですが中西立太先生の日本の軍装という本の中で当時の教範を下敷きにしたと思われる斬撃の絵図が載っておりました。またこちらのサイトで旧軍の研究家の先生が一部を紹介しております。 http://t.co/pOTuiUqXFC
2013-08-02 05:01:47リンク先の「国民義勇戦闘隊」とか「米鬼必殺剣・斬込刀法」ってのも、なかなか味わい深い呼称ですが、考案者が笹森先生ってのがまた…。 @hino_katuhiko こちらのサイトで旧軍の研究家の先生が一部を紹介しております。 http://t.co/4K1hDHn3re …
2013-08-02 05:08:43@k_hisane 一刀流の笹森宗家のお父様でしたでしょうか? 米側の証言で白兵の斬込みに銃剣で応じたお方で、証言など残されていれば見てみたいですね。
2013-08-02 05:11:38先代宗家の方で砂。「一刀流極意」の著者でもありますね。その辺の逸話は國井善弥の試合と似たようなものの気が…。 @hino_katuhiko 一刀流の笹森宗家のお父様でしたでしょうか? 米側の証言で白兵の斬込みに銃剣で応じたお方で、証言など残されていれば見てみたいですね。
2013-08-02 05:24:47ここで日本軍側の歩兵操典についての話が
@k_hisane @hino_katuhiko 以前にもツィートしましたけど、そもそも帝国陸軍の歩兵操典に射撃法や手榴弾投擲法は記載されてますが、白兵戦闘術は記載されてないんですよ。突撃は事実上「突っ込め」だけ。
2013-08-02 07:03:38@k_hisane @hino_katuhiko 銃剣の間合いに突っ込まれた敵は戦意を喪失する。ゆえにそこに持ち込むための組み立てが重要なので、刀や銃剣の使い方は決定的な問題ではない。そう考えていた節がありますね。
2013-08-02 07:08:30