- king1234stone
- 87794
- 4
- 17
- 46
何らかの理由で、通常学級から特別支援学級への転籍を決断された親御さん・そしてご本人さんには、基本的には私はその決断に拍手を送りたいと思っています。
2013-07-13 21:07:10よく「通常学級にいてついていけなくなった」という話を聞きますが、基本的に、ご本人がニコニコ楽しく暮らせていて、友人関係にも問題無いなら、「いやあ、別に特別支援学級に転籍する必要も無いんちゃう?」と私は言います。
2013-07-13 21:09:03しかしたいていの場合は、出される課題がわからなくなっていてそれこそ自尊心の低下をきたしていたり、友人関係(時には対教師関係も・・・)でトラブルを起こしていたりすることが多いです。
2013-07-13 21:10:23例えば「普通級では、一斉指示の後みんなひとりでやっています」という場合でもよくお聞きすると「個別に声掛けやお友達からの声掛けをしてもらい」ということであったりします。実はこれは私は「ひとりでできる」に入れていません。これは「指示が必要な状態」です。
2013-07-13 21:13:20もちろんこういう場合でもあれこれ考えて「個別の声掛けやお友達からの声掛け」を別の形の「見てわかるもの」を使って本当に「ひとりでできる」ようにできる可能性はあると思いますが。
2013-07-13 21:16:19先日の文部科学省の「特別支援教育支援員」もその「支援員」に「声かけ」を代わってもらおう、という発想ですね。 http://t.co/LbDDKQL5N0
2013-07-13 21:17:51たぶん「意外と準備や片付けは他の子より早くできていたくらいです」というお子さんであれば、見てわかる手順や物で環境を整えてあげれば、「ひとりでできる」がぐんぐん増えると推察しますが。
2013-07-13 21:19:37私の周囲のお子さんでも「計算はできる」というのでプリントを一生懸命やらせ、何とか周囲の子どもについていけるように、という努力をしている場合をたくさん見ます。しかしよく観察してみると、「機械的に計算している」だけで、「数の概念」「量の概念」などが無い場合が多いです。
2013-07-13 21:22:49だから位取りをちょっと間違って計算結果がとんでもなくなる・・・など。で、そういうお子さんに何とか教えようと音声言語で教えてあげようとするわけですが・・・結局「できないことに注目される」「よくわからない音声言語で説明される」「わからない」etc.で自尊心の低下を招くことが多いかな
2013-07-13 21:25:07で、そういう場面を「通常学級ではできなかったから、特別支援学級でみっちり」と思われると、たぶんお子さん、たいへんしんどいやろなあ・・・
2013-07-13 21:26:06で、そういうこともあって、昨日の「私の友人の生協の人(人を店頭に配置するのが仕事。また障害者就労にも関わっている)は「計算できなくてもいい。個数が数えられたら仕事はできる」って。」という話につながってくるわけですね。
2013-07-13 21:29:00私は、「周囲の子に算数の勉強でついていく」ということはさっさとあきらめたほうがいいと思ってるけど、就職・就労については全然あきらめてないわけです。
2013-07-13 21:31:06で、小学校の先生とか、特にその部分弱いのですが、大人になったときにどれだけ社会参加できるか、というのは常に頭において実践する必要があると思っています。
2013-07-13 21:31:19概念的な分かりにくい学習よりその子のスキルに応じて実践的な取り組みを、という所でせうか。 RT @king1234stone: で、小学校の先生とか、特にその部分弱いのですが、大人になったときにどれだけ社会参加できるか、というのは常に頭において実践する必要があると思っています。
2013-07-13 21:33:54で、「特別支援学級」でも、また通常学級で「特別支援教育」を受ける場合でも、こういうことが大事なんやろなあ、というのはこれ。「自己肯定感をはぐくむ支援」byおがっち(「もしも・・の研究所所長」・・・別の肩書きは兵庫教育大学講師) http://t.co/Hl2wMPiyid
2013-07-13 21:35:08中に「いかにどや顔を増やすか」というのが出てきます。これですね。他人からの指示を待っておどおどしている人と、時には困ったこともするかもだけど、自信に満ちて「どや」って顔をして人生送ってる人と、どちらがいいかな、という話だと思います。
2013-07-13 21:38:09もちろん、世の中には前者の「指示を待っておどおどしてる人」のほうがいい、という価値観の方もおられるとは思いますが。
2013-07-13 21:38:51@king1234stone 関わってる人のどや顔をどれだけ隣でうらやましいと思っていることでしょう(爆笑)
2013-07-13 21:40:31それから、私の過去の実践は音声言語も無い「重度(?)」な方との実践が多く「ひとりでできる」自立課題学習でも、このページにあるようなのが多いわけですが、 http://t.co/ihjZuu57DW
2013-07-13 21:40:50これを見たらまるで「カゴを使うのが自立課題学習」と誤解させてしまいそうですが、「ひとりでできる」ために使う物はお子さんによって千差万別に代わります。
2013-07-13 21:42:56現在、児童デイで関わるお子さんは通常学級だったりするお子さんも多いですが、簡単な手順書とクリアファイル程度で「ひとりでできる」場合が多いです。
2013-07-13 21:43:16また数の概念に戻りますが、「ひとりでできる」を追求しつつ、「具体的な物(あるいは少し抽象的な物としてシールなども多いにいいと思います)」を操作して、計算が簡潔するような課題を考えてやらせてあげているうちに、知らない間に「概念」ができたりすることもよくあると思います。
2013-07-13 21:45:21これ、「今、ここで、ひとりでできる」から、あせって「学年相当のプリント学習(小学校も3年生以降は通常学級では具体物の操作は少なくなり、プリントが主になっちゃいますから)」とかやってると、かえって身につきません。
2013-07-13 21:47:11昔、特別支援教育に携わっていました。後半は自閉症のお子さんとのつきあいが多かったです。kingstone page(新)http://kingstone3.seesaa.net/ kingstone本やドラマや支援グッズを紹介するhttp://kingstone.seesaa.net/)