大学教育学会第35回(2013年)大会@東北大
大学教育学会に参加です。実は東北大にくるのは初めて。 (@ 東北大学 川内北キャンパス w/ 2 others) [pic]: http://t.co/gxl26L9foM
2013-06-01 08:52:10大学教育学会第35回大会@東北大学。 http://t.co/xBhD4vmC2t 午前中はラウンドテーブル「FDの実践的な課題解決のための重層的アプローチ:3大学のFDケース・スタディ」に参加します。佐藤さん@愛媛大、山田くん@愛媛大企画ですよん。
2013-06-01 09:26:43まずは午前のラウンドテーブル。私は「学習科学が大学教育を変える!学生の隠れた能力を引き出す学び合いをデザインする」に参加します。学習科学の知見をいかしてジグゾー法のミニ・ワークショップを行うという内容です。ジグゾー法には興味があったので、ちょっと楽しみです。 #fb
2013-06-01 09:27:21佐藤さん(@Shishimaru1971 )につぶやいてー、と言われたので、つぶやいてみます(笑)。ただいま大学教育学会のラウンドテーブル「FDの実践的な課題解決のための重層的アプローチ:3大学のFDケース・スタディ」に参加中。
2013-06-01 10:53:07第1報告は酒井先生@大同大学「大同大学の公開授業と授業研究会」。10年以上続いている公開授業の取り組みについて。すごいな、と思ったのはローテーションで全教員が行なっていて2周目に入っていることと、成果をきちんと「授業批評」として年4回発刊していること。
2013-06-01 10:58:09このRTの特徴は、それぞれの実践にコメントが入ること。佐藤さん@愛媛大が、大同大学の授業公開は、ミクロ取組に加えて、マクロな取組がうまく機能していること、プロセスと成果をきちんとエビデンスを示しながら進めて改善もしていることがいい、といったようなコメントを。
2013-06-01 11:02:18第2報告は井上先生@帝京大学「帝京大学におけるポートフォリオ導入の試み」。教育業績を広く評価するツールの1つとしてティーチングポートフォリオを導入。ティーチング観を省察的に記述してもらうことで、単に評価だけにならないように気をつけている。
2013-06-01 11:07:53コメントは加藤さん@新潟大。教員のティーチング観を記述することで文脈を重視していること、(センター教員による)メンタリングの重要性について指摘。
2013-06-01 11:10:58第3報告は山内さん@京都産業大「京都産業大学の授業アンケート」。授業アンケートの改善について。実施率、回答率の問題、フィードバックの問題などがあり、2011年秋から2回のアンケートに変更。1回は序盤に教員-学生の対話シート、2回目は授業終了時に学習成果実感調査を。
2013-06-01 11:13:27山田くん@愛媛大からのコメント。「授業評価アンケートを対話ツールとしてリデザインすることで重層的なFDを実質化」。授業アンケートの機能を分化させた事の有効性を指摘。教員の自生的な教育改善を促進することに。また、学部まわりをして、このアンケートの成果をよりよくしている。
2013-06-01 11:25:30大学教育学会の1日目の午前中は東北大学高等教育開発推進センター提供特設ワークショップ1「東北大学における多読法の試み」に参加。英語教育に特化した話ならJACETとかでも聞けるけどなあ…と思いつつ参加してみたら非常に興味深い内容だった。もうこれで帰ってもいいくらいの収穫!(笑)
2013-06-01 12:29:27宇都宮大学のEPUUとか、東北大学の多読プログラムとか、あちこちで英語教育の先端的な取り組みをやっているんだよなあ。「場所と教材を提供しておしまい」の英語教育改善ではなくて、きちんと授業と連動しつつ効果を上げる取り組み。そしてこの「授業と連動」というのが一番難しい。
2013-06-01 12:31:12「場所と教材を提供しておしまい」の教育改善は、一部の学生を大きく伸ばすことにはつながるだろうけど、全体の底上げにはならないし、設備投資の費用対効果が低い。英語スペースしかり、ラーニングコモンズしかり。
2013-06-01 12:37:07大学組織には縦割りのところが多いと思うのだが、研究機関としての大学の役割を考えるならその方が好都合。学部自治や研究予算配分等で小回りが効きやすい。一方、教育機関としての大学の役割で考えたらどうか。縦割りが弊害になっていないか。そんなことを大学教育学会の発表要旨集録を見ながら妄想。
2013-06-01 13:17:26英語多読プログラムの紹介の中で聴いた嘲笑話。全国の大学の図書館長は英語多読コーナーを設置したがるらしい。全学生が薄っぺらい本を大量に借りるから貸出冊数が増え、図書館の利用率の向上が見込めるという理由。そういう効果もあるかもしれないが、何か教育改善の本質から外れているような気が…。
2013-06-01 13:35:33むーにょん、こと、村上正行です。京都外国語大学で教員をしています。教育工学が専門。ICTを活用した大学教育、FDなどの研究をやっています。大阪の下町出身、たこ焼き屋のせがれです。