肝代謝と腎排泄のみで消失する薬物100mgを静注したときのAUCは2.0mg・hr/L、総尿中未変化体量は10mgであった。この薬物を1回400mgで8時間毎に経口投与したときの定常状態での平均血中濃度を求めよ。但し患者の肝血流量を1.5L/min、薬物の消化管吸収率を1とする。
2013-01-23 00:24:46100mg単回静注したときのAUC 10mg/h/L、総尿中未変化体量80mgだった。繰り返し静注していたところ、悪性腫瘍の発見により腎臓を1個切除した。定常状態の平均血中濃度はどのように変化したか?なお切除により残った腎臓の機能や血流量に変化はないものとする。
2013-01-23 19:48:44あら、この問題ならAUCの値いらんな。。では問題を一日一回100gを静脈内投与している時の切除後の定常状態の平均血中濃度はいくらか?に変更。
2013-01-23 19:53:38薬物の移行性と血管内皮構造に関する記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。 1.肝毛細血管は連続内皮構造をとり、血漿タンパク結合型薬物は血管内皮を透過できない。 2.腎糸球体毛細血管は有窓内皮構造をとり、低分子量タンパク質も内皮細胞を透過する。 続く
2013-01-24 20:10:103.脳の毛細血管は連続内皮細胞が密着結合をしているので、薬物の脳移行に対する高いバリア能を有する。4.血液胎盤関門は、臍静脈毛細血管内皮細胞の単層構造で形成される。 5.小腸粘膜血管は不連続内皮構造をとるので、静脈内投与された薬物の移行は一般的に速い。 答えは寝る前。
2013-01-24 20:10:27昨晩あげる予定だったは代謝酵素に関する問題 代謝酵素に関する記述のうち正しいものを2つ選べ。 1.ケト還元酵素は主に肝臓に発現し、ロキソプロフェンの代謝活性化に関与する。 2.アロプリノールはキサンチンオキシダーゼを阻害する事で、アザチオプリンの代謝活性化が阻害される。
2013-01-27 09:50:49続き 3.塩酸イリノテカンはカルボキシエステラーゼにより活性代謝物に加水分解される。 4.モノアミンオキシダーゼ阻害薬によりレボドパの代謝活性化が抑制される。 5.キニジンの併用によりCYP2D6が阻害され、イミプラミンの代謝活性物の血中濃度が低下する。
2013-01-27 09:50:56線形1-コンパートメントモデルに従う薬物がある。この薬物300mgを急速静脈内投与した直後から、同じ薬物を投与速度50mg/hrで点滴静注した。点滴開始直後の薬物血中濃度は7.5μg/mLであり、その後減少し、7.2μg/mLで一定になった。この薬物の生物学的半減期を求めよ。
2013-01-27 15:16:08ある薬物100mgを静脈内投与後、定期的に採尿し尿中薬物濃度と尿量を測定することで、各時間までの累積尿中排泄量を算出したところ、以下の結果が得られた。この薬物の尿中排泄速度定数(hr-1)を求めよ。 http://t.co/jcAwN125
2013-01-31 18:52:25半透膜内液にはアルブミンを0.7mmol/L入れ、内液と同容量の外液には薬物を初濃度0.7mmol/Lとし、攪拌しながら平衡状態になるまで放置した。外液中の薬物濃度を測定したところ0.25mmol/Lであった。この薬物の結合定数(L/mmol)を求めよ。
2013-02-01 21:00:17ただし、この薬物のアルブミンにおける結合部位数は1であり、アルブミン及び薬物の膜や容器への吸着はなく、平衡実験中の内液、外液の容積の変化もないものとする。
2013-02-01 21:00:27