日本でも西洋でもそうですが、中世が何で貧しくて戦争だらけだったかといえば、ひとつの土地に多重的な利権があって中間搾取が過酷であり、なおかつそれゆえに所有権の所在がわかりにくく、結局は自力での利権確保を志向するしか無かった、という部分が大きいですね
2013-01-19 01:32:34@1059kanri あとは権力が地域ごとに分散してて、富の分配が偏っていたのもありますね。たとえば飢饉などは分配の不備によるものが大きいですし。富を得て飢えを満たすには暴力を行使するしかなかった場合も多かったゆえに、戦乱が耐えなかった面もあります
2013-01-19 01:46:08@sweets_street ですねー。安全だけでなく、道路も整備しないといけませんし、港や宿場なども建設しなければなりません。それらのインフラの維持補修も必要で、地域権力では手に余りますね。
2013-01-19 10:50:39@1059kanri 良い道路が出来るだけで治安も流通も大幅に改善されます。しかし、道路を作って維持するには、地域権力では不可能なぐらいの大きなリソースが必要になるんですよね。だから、広域権力が崩壊したら道路もボロボロになって、流通が機能不全になります。それが中世ですね
2013-01-19 10:58:21@1059kanri 中国だと始皇帝が作った馳道なんかもそうですね。あと、中国は水上交通も重要だから、政治が混乱して水路のメンテが行われなくなると、あっという間に飢饉が起きます
2013-01-19 15:19:48@bukrd405 @1059kanri 流通の寸断によって食えなくなった連中が賊になって生計を立てるようになりますからね。東南アジアやアフリカの海賊も食い詰めた漁民が多いそうです
2013-01-19 15:25:53@1059kanri 三国時代の曹操なんて、たくさん運河掘ってますよ。後漢末の戦乱がもたらした既存の水路の機能不全がひどかったということなのでしょうね
2013-01-19 15:24:20@sweets_street @1059kanri 運河というと隋の煬帝を思い出します。彼は有効な公共事業をやってきたのにどうして民衆反乱起こされたんや……。
2013-01-19 15:29:21@Stella_NF @sweets_street 理念的に正しいことと、実際的に正しいことは別、ということかもしれませんw;
2013-01-19 15:31:36@Stella_NF @1059kanri 飢饉が起きてるのに、でっかい公共事業して、大軍動かして戦争してたら、そりゃ民衆も嫌気さしますよね
2013-01-19 15:32:39@sweets_street @Stella_NF @1059kanri (四川の人は忍耐強いなぁ・・・国共内戦とかその辺思いつつ)
2013-01-19 15:33:40@1059kanri 黄河や淮河はただでさえ水害が多いから、平時でも治水事業しないと灌漑水路や水運路がダメになってしまうんです。乱世だと尚更ですね。そうやって食い詰めた流民が反乱起こしたり、群雄に雇われて兵士になったりして、さらに崩壊がひどくなるわけですね
2013-01-19 15:37:31