【テリー・ビッスンによるSF短編小説60のルール】
【テリー・ビッスンによるSF短編小説60のルール】1. 短さを保て。一気に読めるし、またそうあるべきだ。これが最初のルール。
2012-12-30 01:19:52アメリカSF界のshort storyのこと(日本語で50枚弱より短いもの)である点は取扱注意 RT @KA3UKA: “【テリー・ビッスンによるSF短編小説60のルール】 - Togetter” http://t.co/BNcKKiyE
2012-12-30 23:22:282. 長編のタイムラインは、読者の実時間の中に圧縮されてしまう。しかし短編は、実時間の出来事そのものとなる。 それは短編にある種の権威、解雇や逮捕で"おいお前!"と呼びとめるような、権威を与える。その権限を活用せよ。
2012-12-30 01:21:094。並外れたアイデアほど普通の言葉を使うように。実験的手法は日常の出来事に使え。ジェイムズ・ジョイスもヴァージニア・ウルフもこれを理解していた。
2012-12-30 01:24:2211.少しの対象で世界を構築せよ。対象の数が少ないほど良い。ウィリアム・ギブソンの得意技で、アートディレクションと呼ばれている。(『ホログラム薔薇のかけら』のことかな?)
2012-12-30 01:39:2213.ショートストーリーとは、情報をコントロールしながら開放することだ。コントロールされているのは誰なのか、最初の行から読者に思い知らせよう。
2012-12-30 02:05:1014.鋭く。緩さは、ショートストーリーに持ち込むな。 15.おしゃべりするな。読者と仲良くなってしまう。 SFの読者は共同制作者でも敵対者でもあるが、決して友人ではない。受賞を逃した時だけ賞賛されるコンテストのようなものと考えよ。(そんな…ひどい…あんまりだ…)
2012-12-30 02:06:26ばっ!(前屈みでTogetterを起動する音)。以前にらっぱ亭さんが紹介されていたSFWAサイトからかな?>【テリー・ビッスンによるSF短編小説60のルール】
2012-12-30 02:08:45@TakeOxi そのとおりです。全然守れてないんですけど、参考すべきところも多いんで訳してみました。(ショートストーリー≠日本のいわゆる短編、とは思うのですが…)
2012-12-30 02:14:15えーい、もうちょっとやるか。 16.先行ジャンルは授業の時間割表だ。出席するのも欠席するのも、遅刻するのも君次第だが、内容は把握しておけ。読んでいないなら、SFを書くな。
2012-12-30 02:19:2117.物語を書くにはひとつのアイデアで十分。二つは十分以上。三つでは多すぎる。 18.視点は一つで十分。二つは十分以上。三つでは多すぎる。 19.視点の一貫性を維持するのに注意を払え。厳格に。君がユルいと、読者もそうなる。
2012-12-30 02:20:4020.主人公は少し愚かに設定せよ。これは、読者をうぬぼれさせる。 21.キャラクターを使って、別のキャラクターに対して物語を語らせてはならない。コンラッドならできるが、君には無理だ。(コンラッドって誰よ?)
2012-12-30 02:24:04@l7jwed ジョセフ・コンラッドではないでしょうか?海洋小説が得意な作家。船員が波止場の酒屋で客に、船長が船員に語るという状況がよくあります。
2012-12-30 07:48:5222.複数のキャラクターがいる場合は、対向する目的で働かせよう。お好みなら1人を殺せる。 23.瑣末な問題を起こしすぎると、物語の軸がぶれてしまう。 大きな障害を1つ2つ起こすのがよい。
2012-12-30 02:26:0125.一つの舞台設定がベスト。移動は行動ではない。(宇宙船内、とかかね) 26.とにかくキャラを動かせばよい、というわけではない。 27.すべての登場人物が自身の経歴を持つが、ほとんどストーリーには関係しない。これはヘミングウェイのルールだ。
2012-12-30 02:31:5928.誰が語っているのか、なぜ彼なのかをよく検討しよう。ここは難しい部分かもしれないぞ。 29.語り手がいない物語にも語り手がある。 30.磨け。読み返されるという点で、短編小説は詩と似ている。本当に良い短編小説は何度も読まれる。注意せよ。
2012-12-30 02:33:13