TRPGに関して@azukiglgさんが語ってたのまとめ(2)
- kaitenzushi
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今日、精霊舟を校了できたら、俺、クニに帰ってプロポーズするんだ――的なカウントダウン段階まできました。返信しないといけないメールとか溜まりまくりです。しないといけない打ち合わせも3本くらいたまっていますorz
2010-08-10 12:32:45まー、それはそれとして、論点を共有しきれないまま悪意を見出されてしまっている議論のほうも、ちゃんと続きを整理すべきなのかしらん。むしろ、大人なんだからもうそっとしといてやれ、という忠告に従うべきかしらん。
2010-08-10 12:34:14主張や予め持っている結論が異なる人同士の間の議論は、相手をやり込めるとか、相手を自分に従わせるためにするのではなくて、互いが相互に欠損している情報を生め合った上で、建設的前進策を出し合う、というのが理想だと思うんだけど、敵対視されてる間は絶対に実現不可能なんだよねー。
2010-08-10 12:35:34しょうがないので、相手の考え方や相手にとっての正義、譲れない利益点なども推測しながら一人議論するしかないんだろか。それをすると「勝手に決めつけるな」って言われるけど(^^;) というわけで、休憩終了。
2010-08-10 12:36:35@azukiglg 人間は感情の生き物なので「TRPGはいまは成功していない」と結論ありきで言うのが反発買っているのではないかと思います。私はTRPGバブルの頃からTRPGやってましたが、一時きの冬の時代を超えて、最近はかなり刊行点数も増えてきている気がしますし、
2010-08-10 12:44:13@azukiglg あの議論でも出てましたが、GMをルールが補佐するシステムやら試みやら色々出てきてますし。TRPG業界、楽しいですよ。それを「商業的に見たら成功してない」「したらいいですね」と切り捨てるのがカチンと来るんじゃないでしょうか。
2010-08-10 12:46:28@azukiglg つまり、相手にしてみたら、「そっちが先に喧嘩を売ってきたのに、「敵意を持つな」ってどういうことだ」という心理なのではないかと。
2010-08-10 12:48:30TRPGの話。まずそもそも、TRPG冬の時代に突入する前の時代から冬の時代までの間の話を、どういう文脈で引き合いに出しているのか、という点が共有されているかどうか疑わしいなあ、と思う。
2010-08-10 14:21:34例として引き合いに出される前提になってる議論は、「ユーザーに過負荷を与える(金銭的、長時間の時間拘束)娯楽の退潮と、短時間、安価に賄える娯楽の隆盛」というものがあって、その説明として「長時間拘束し、ユーザーの財布を焼き払ってしまった、TRPGバブル時代の失敗」を考察した。
2010-08-10 14:23:16冬の時代があって、それからまた近頃は春の息吹があって……という話は知識として知っていますが、その部分は「なぜTPRGバブルは起きたか?それはどういう性質だったか?阻止できなかったか?当時の考え方は?」という部分を順に踏んで考えていく必要があります。
2010-08-10 14:24:28また、「プレイヤーにとっては終わってない」というのと、「商業的に魅力があるものかどうか」は、立脚点の違う話題で、僕がTRPGの零落を引き合いに出すときは、たいがい「ビジネスとしてどうだったか?」という点で考えています。
2010-08-10 14:25:26一方、ビジネスとしてではなく、「今も現役のプレイヤー」からしてみれば、自分達はまだ生き残っているのに、もはや存在しないかのように言われれば気分が良くない、というのは理解できますが、ここでも僕の問いは「ビジネスとしてどうですか?」というものになります。
2010-08-10 14:26:22そしてビジネスとして、というのにこだわる理由は「収益が上がる見込みの少ない分野は、長期的に見て衰弱していってしまう可能性が高い」からです。もちろん、今プレイヤーである人達は今後もプレイヤーを続けていくという覚悟はあるでしょうが、新規ユーザーが増えていかないといずれ頭打ちです。
2010-08-10 14:27:52冬の時代を経た後に、「最近は点数も少しずつ増えて」という反論もよく聞きますが、ここでもTRPGが一度は滅んだ(大きく退潮し滅ぶ寸前までいった)焼畑農法的商法への反省が生かされているのかどうか、というのがわからないのです。
2010-08-10 14:29:28@azukiglg 簡単に、それを専業として食えてる人がどれくらいいるのか、という風に捉えられると思うんですが、やはり、現状ほとんどいないんじゃないかな、と認識しています。
2010-08-10 14:29:28増えた商品点数を、常に同じ人が買っているんだとするなら、それは結局、かつてのGMに売り続ける商売と変わらないわけで、増えた新規商品がこれまでTRPGをやっていなかった新しい層に売れていく、という形で裾野が広がっていく、実際広がりを見せつつあるということであれば、なるほどとなります
2010-08-10 14:30:37そして僕はTRPGバブルの時代からの退潮とその原因、という所から始めて、「退潮した原因は」「復調しているとしたらその理由は」と考えるわけで、かつてと同レベルにまで戻ったか、というのは確かにハードルを高く設定しすぎ、という指摘は正しいと思います。
2010-08-10 14:31:51が、商売としてそれに関わった人が『生業』にできる程度に戻っているか?という点については、非常に興味深くはあるわけです。TRPGバブルの時代にいた人達が出せなかった答えを、どのように出しているのか、どのように新規獲得が進められているのか、などについて。
2010-08-10 14:32:50最初にあったように、現代のホビーは短時間×低価格です。TRPGの魅力はその逆にあるわけで、時代の希求と逆行するTRPGが復調しているというのであれば、そこには当事者の身びいきではない説明可能な何かがあるはずです。
2010-08-10 14:34:19そこのところをより詳しく知りたい、という気持ちはあります。また、今も残っているTRPGクラスタの方々は、あの当時についてどう考えているのか、今後についてどう考えているのか、も知りたいところではあります。
2010-08-10 14:35:07100合った勢いが10くらいまで落ちた。今は20~30くらいにまで復帰し、滅亡は逃れているが、往事の100には届かない。しかし、100を目指す必要などなく30でいいのだ、というのが恐らく僕の言う「TRPGはかつて滅びかけた」という指摘に対して不満を抱く方々の目指す所かなと思います
2010-08-10 14:36:38TRPGバブルの当時はそれで食っている人、食おうとしている人、食えている人が結構いたのは確かです。ただそれは、誰にツケを回した結果の収益だったのか、ということを考えると、焼畑農法の奉仕者の犠牲によって成り立っていたのではないのか、と思ったりするわけです。
2010-08-10 14:38:12ただこれは、一応あの当時の人々についての擁護でもあるんですけど、新しい分野でユーザーを増やすには、まず同世代、次に女性、次に子供、次に老人、という感じで広げてけ、という法則がありまして、同世代から次のステップを踏み出す前にTRPGバブルが終わってしまった、という言い方もできます
2010-08-10 14:39:46ただやはり、「タダに近い時間で遊べる」「そのための負担はGMに及ぶ」「しかし一般GMの負担はボランティアである」という構造だと、それに耐えられるGMがいる地域でしか、存続は難しかったのだろうか、という疑念にやはり立ち戻ってしまいます。
2010-08-10 14:41:05今もTRPGを続けていられるのは、奉仕的GMが身近にいた幸運なPLだけで、そういう幸運に恵まれなかった人々はTRPGを卒業してしまっています。
2010-08-10 14:41:58