イベント「Lightweight Language Tiger」内セッション「LLと電子出版」のテキスト中継+所感
印刷所は出版というワークフローのほとんどを支配していたが、現在のDTPでは印刷所は最後の印刷をするだけ。ほとんどデータを出力するだけの業者になっている #lltiger
2010-07-31 15:43:45文芸系の版元の編集者はPCを自分で使わないので、印刷所がDTP(電子データによる処理)を肩代わりしているので、電子データは印刷所が持っている→出版社は電子データを持ってないので、電子書籍を自家製できない #lltiger
2010-07-31 15:48:07高橋「自動組版化されていることが重要である。コストカット。人手を減らすため。いまの電子出版のワークフローでは自動組版でなく手作業の傾向が見える」 #lltiger
2010-07-31 15:51:10なにをとつぜんテキスト中継をしてるのかというと LL Tiger というプログラミング系のカンファレンスで電子書籍のセッションを見てます。パネラーがちょう豪華 http://ll.jus.or.jp/2010/program/llt
2010-07-31 15:55:33@tcsh その米国の版元(プログラマーズブックシェルフ)はなしをベースにした高橋さんの発言で、あとでもっと詳しいはなしがあるそうです #lltiger
2010-07-31 15:57:44森田さんがIdeoTypeの説明。EWBはウォーターフォールっぽいが、もっとサイクリックなプログラミング開発に近い形で編集ができるようにした #lltiger
2010-07-31 16:01:15@tcsh 版元間違えました The Pragmatic Bookshelf http://pragprog.com/ です #lltiger
2010-07-31 16:01:49#lltiger 滝沢さんがオライリーの本社での取り組みをからめて、電子書籍のフォーマットについて解説中 オライリーはDocbookというフォーマットをベースに採用し、そこからepubやPDFや変換して販売している。ただし日本にそのまま適用するのは難しい
2010-07-31 16:04:53高橋「一時期、エキスパンドブック、というものがあった、と過去形で言ってもいいのかな。それが町ルメディアの流れの源流になっている」 #lltiger
2010-07-31 16:07:54#lltiger 電子書籍のフォーマットを、DTP/CTS、モバイル、ウェブ、マルチメディアの4つの流れに分けてみると考えやすい。左から代表が PDF AZW EPUB .book
2010-07-31 16:09:15#lltiger 鈴木「出版社でも PDF か epub か悩んでいる」/森田「すべてのフォーマットで手に入るのが望ましい。いちどライセンスを入手したら、どのフォーマットでも読める」
2010-07-31 16:10:23#lltiger 鈴木「電子書籍がどれだけ売れるか、どの版元も不安におもっている。いま両方出しても紙が圧倒的に売れて、電子書籍は微々たるものというのが現状。なので高橋さんがすごく心配」(会場も小さく笑い
2010-07-31 16:12:55#lltiger 鈴木「コストを考えると、それほど安くもできないし、印税を上げることもできない。ビジネスとしてはまだ考えられない。紙でコストを回収して、電子書籍はプラスアルファと考えるのが現実解」
2010-07-31 16:17:46高橋「新規参入者は「紙で儲けて...」ってやるとつまらないので、電子オンリーでやりたい。でもあまり安くて100円とかだと手数料とか税金ですごく抜かれる。1000円くらいになるといい感じ」
2010-07-31 16:19:45#lltiger 高橋「200円とか300円とかは無理なので、600円とか800円で考えてますが、600円だとかなりしょっぱいです」すごい具体的な表が出てるのであとで資料が公開されるとおもしろいかも
2010-07-31 16:21:49#lltiger この表を見ると、個人で電子出版で儲けることはかなり厳しい。フリーミアム的な手法も観がなければならないか(高橋さんはフリーミアム的な手法は選択しないつもりだそうです)
2010-07-31 16:23:01浅く広く興味を持ってるフリーの編集者です。宇宙作家クラブ会員。お仕事のご相談はお気軽にどうぞ。フォロー数は絞っており、フォロー返しはほとんどできません。すいません。