続・ラノベとミステリについて
- K_misa_maguro
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@ashibetaku 初めまして、ライトノベルとの親和性、他の先生方の意見まだ読んでないですが、キャラ萌えってありますよね。 ミステリアスなキャラって萌えの対象にならないんでしょうか? ミステリーにはたくさん出てきそうな気がしますが…
2010-06-27 02:46:34@fiori_ciliegio はい、ならなくはないと思うのですが、ミステリの場合、キャラの特徴が「伏線」と受け取られてしまったり、犯人をばらすわけにいかないから登場人物の心理をくわしく描けないとかの制約があって、これらはラノベ的な「キャラ立ち」とは水と油なのですね。
2010-06-27 02:56:56@fiori_ciliegio それともう一つ、ラノベの読者にとって、書き手から挑戦状をたたきつけ、知的ファイトへの参加を要望する形をとる本格ミステリのスタイルってのは「めんどくせー」となるようで、これは複数の関係者から聞いたことなんですけどね。
2010-06-27 02:59:01ラノベ的フォーマットでのミステリについて……亜是流城館の殺人は、ゆるキャラな女の子たちが主人公のラノベで、文体とかもすごくラノベ的だったけれど、扱っているものが殺人だけに、ゆるさと状況がミスマッチだという批判もありえるように思えた。
2010-06-27 03:00:05ゆるキャラでミステリをやるなら、陰惨な物語にはしない方が良いだろうなあ。二月にガールがそわそわしている! 犯人はバレンタイン! ぐらいの安直さで良いと思う。言い過ぎだけど。
2010-06-27 03:02:58もう一つの方向性としては「とある魔術の禁書目録」みたいなのがありうるのかな。これはこれですごく難しいし、量産しにくいとは思うけど。
2010-06-27 03:04:21@ashibetaku ご丁寧なお返事ありがとうございます。 ラノベも本格ミステリも両方読んだことのある人間として、おっしゃっていること、よくわかります。 漫画やラノベと所謂小説と読み方が違うのが小説の場合さかのぼって読むのです。 私の場合(続く)
2010-06-27 03:04:21@ashibetaku たとえ、最初からまっすぐ読んでいても、謎解きの段階で、あそこってそうっだったの?的な。 見落としたエピソードをまた読みに行くんです。 それはミステリだけでなく、恋愛小説であったり時代小説であったりしてもそうなんです。 続く
2010-06-27 03:07:16原作三巻までしか読んでないのだけど、上条さんの行動原理は基本「トラブルの解決」。特に三巻はそうで、そのためにアクセラレータに対しての辻斬りを決行するというプロットになっている。アクセラレータにしてみれば良い迷惑だが、結果的に御坂姉妹の抱えていた問題は解決しているわけで。
2010-06-27 03:07:38犯人当てではなく、解決を志向する探偵についての物語であれば、ラノベ的フォーマットとよく馴染むのだと思う。難しいとは思うけど
2010-06-27 03:08:39@ashibetaku 自分だけのデータですけど、もっとぼんやりとエピソードを捕らえているんだと思うんです。 私はその読み返す作業が好きですし、ああこんなところにも気を使って書いてるんだな~って思えるから、ラノベや漫画だけでなく普通の小説も好きなんです
2010-06-27 03:10:18@ashibetaku そこを好きだと思える人が多いか。あるいはもっと記憶力や読解力があって読み返さない人が多いか、ということが側面にあるような気がします
2010-06-27 03:12:49@fiori_ciliegio そちらの発言を見て、本格ミステリとラノベの非親和性は、実は作品やジャンルではなく読み手(or読まれ方)の差異の結果ではないかという気もしてきました。つまり、ミステリも一般文芸もラノベも漫画も普通に読む人にとっては、ラノベの中にミステリ要素が(続く)
2010-06-27 03:28:58@fiori_ciliegio (続き)色濃く混入しても違和感はないのでしょうが、ラノベをラノベ独自のやり方(一にキャラ萌え、二にキャラ同士の関係性、三四がなくて五が物語――みたいな)で読む人にとっては、そうではないのかもしれません。今のとこはこのあたりでご勘弁ください。
2010-06-27 03:29:04これは検討の余地ありか。RT @mikio_at_ikarum 犯人当てではなく、解決を志向する探偵についての物語であれば、ラノベ的フォーマットとよく馴染むのだと思う。難しいとは思うけど
2010-06-27 03:43:29@ashibetaku 今はラノベは決まった作家さんしか読まないのですが、それこそ20年位前には、1人称のラノベってはやってましたね。そういう見せ方ですか?
2010-06-27 03:48:20@fiori_ciliegio いや、このあたりはまだちょっとわかりません。一人称のライトノベル自体は、今もけっこうあると思いますが……。
2010-06-27 03:53:18と思ったら、なるほどラノベについての議論がなされていた模様。過去ログふむふむ。
2010-06-27 03:57:30@ashibetaku 自分のもっとざっとしたエピソードの捕らえ方、というところを抜き出すと、場面萌えですよね。 たからざっくりとした、ライトノベルの顔した本格ミステリというようなもの、最後の謎解き前までさらっと読ませて大どんでん返し、うわ~読み返さなくっちゃみたいな…
2010-06-27 03:57:50@ashibetaku 最後の最後で実はこういう人間関係だったんだ~っていう。見方の角度を変えるもの。 逆に書くほうがものすごく大変でしょうか
2010-06-27 04:00:01@ashibetaku 昔あった「マガーク少年探偵団」をもう少しキャラ立ちさせたような感じでしょうか・・なんか違いますね。
2010-06-27 04:00:41@ashibetaku 本格でやろうとするならそういう感じかなと思いました。ライトミステリー?的なものはあると思うんですが、正々堂々本格ですというならこうかな~? むにょむにょ… 自信ありませんがこんな感じで、お暇したいと思います(゚ー゚*)
2010-06-27 04:03:25うみねこがあれだけヒットしてるわけだし、ミステリが嫌いってこともないんだろうなあ。ただ、いまさら国名シリーズを読もうって子はなかなかいないだろうけど。
2010-06-27 04:13:27