80年代-00年代『JJ』におけるリクルートスーツの変遷

80年代-00年代『JJ』におけるリクルートスーツの変遷。調査中。ツイート追加予定。 2016.6.5:「リクルートスーツ」はいつからあるのかに、1976年10月14日付日経流通新聞の記事を追加 2015.7.11:1985、1994年のツイート追加 2014.8.28:1979、1992、2006年分のツイート追加。 2012.7.25:1981、82、84、86年分のツイートと”「リクルートスーツ」が出てきたのはいつか”を追加。 続きを読む
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「リクルートスーツ」はいつからあるのか

m @surface_water

1976年10月14日日経流通新聞14面「就職戦線 寄らば新調スーツ」より。「会社訪問は一昨年まで、五、六月から始まったため、ワイシャツ姿で訪れる形がほとんど。背広を新調する必要はなかった。背広姿に変わったのは(続く) pic.twitter.com/XGaavRZFxS

2016-06-05 09:15:40
m @surface_water

会社訪問が秋に移った昨年からだが、昨年は初めての経験だったため、二、三年生のときに買ったスーツを着たり、兄弟のものを借りて間に合わせていた。だが、今年の四年生は昨年の成功例、失敗例を十分に研究。『自分を売り込むには、やはりパリっとした服装でないと』(続く)

2016-06-05 09:16:08
m @surface_water

と急ぎ紳士服売り場におもむいたものらしい。業界内には『今後、春の入社シーズンに加えて就職シーズンが無視できない需要期になりそう』という期待の声が、早くもあがっている」

2016-06-05 09:16:53
m @surface_water

会社訪問解禁日が秋に移ったことで、背広姿に変わったのが1975年、本格的に就職のためにスーツを新調するようになったのが1976年ということですね。

2016-06-05 09:17:34
m @surface_water

男子学生のリクルートスーツについて朝日新聞データベースで調べました。72〜73年を境に、就職活動の服装が学ランからスーツに移行しはじめ、78年には学ランを着用するのは体育会系学生のみに。77年秋から、大学生協が新宿伊勢丹のフロアを使って背広の共同購入を開始。八割以上が紺色を購入。

2012-07-18 14:52:39
m @surface_water

1981年8月29日に新宿伊勢丹で会社訪問の学生のためのファッションショー開催。ショーを演出したのは慶應大ファッション企画研究会の学生。 採用担当は「必ずしも紺無地にこだわってはいない」が、学生たちの「むしろ積極的に紺スーツを選んでみたら」という提案を込めての演出。

2012-07-18 14:53:13
m @surface_water

デパートの売り上げも紺が九割。アメリカンスタイルの保守的な紺スーツの売れ行きが伸びている。モデルは現役大学生で、全員男子学生。同じく1981年、田中康夫を起用した伊勢丹の会社訪問着フェアを開催(ファッションショーもこの一環?) http://t.co/STDLGC5e

2012-07-18 14:54:11
m @surface_water

翌年の1982年、伊勢丹で「リクルートファッションショー」開催。朝日新聞での「リクルートファッション」初出は1982年8月29日。とりあえずここまで。

2012-07-18 14:55:17

※はてブコメントにて、はてなid:Midasさんに上記リンク先「1981年伊勢丹リクルートスーツの巻 : ねみみにミミズ本店閲覧室」 http://axolotl.exblog.jp/14969886 おしえていただきました。参考になりました。ありがとうございます!

1979

m @surface_water

『JJ』(1979年10月号)「アンケート[面接の服50着]印象の良かった服悪かった服」。 pic.twitter.com/VNE8Xra4Yk

2014-08-25 15:05:31
m @surface_water

『JJ』(1979年10月号)より。好ましい服の右の服に、白い靴を合わせてるところにも注目。基本的に学生らしさ、清潔感、責任を持って仕事をしてくれそうという印象を与える服であればよいという感じ。 pic.twitter.com/1FZjZ99Rca

2014-08-25 15:11:16
m @surface_water

『JJ』(1979年10月号)より。下段真ん中の赤いワンピースについて「人事課のかたたちには『赤』が明るい印象にうつったようです。(略)アクセサリーも、ごく細めのチェーンぐらいなら、面接試験にも、許されるようです。」 pic.twitter.com/zz6QAA2jeB

2014-08-25 15:15:02
m @surface_water

この特集が『JJ』初の「リクルートスーツ特集」で、反響を受け1980年より連載「女子大生と就職」がスタートします。

2014-08-25 15:17:28
m @surface_water

『non-no』も1980年から就職の連載と、結婚の連載をスタートさせます。『CanCam』は81年創刊。『anan』が就職記事を掲載していたかどうかは調べていないのですが、おそらく女性誌初の女子学生のための就職情報なのではないかと(要確認)。

2014-08-25 15:24:48

1980

m @surface_water

『JJ』「女子大生と就職 会社訪問の服」(1980.10)より。この写真が「会社訪問に常識的な服」。こちらがビフォー。 http://t.co/CCjbY3VZ

2012-06-14 16:28:37
m @surface_water

企業にアンケートを取り、どんな印象の人を望むのか、そのデータを元におすすめされたのがこちら。スチュワーデス志望の場合。 http://t.co/G3S7pGbM

2012-06-14 16:32:11
m @surface_water

外資系秘書志望の場合。「責任感のある人、理知的な面を感じさせる女性」をイメージして選んだ服。 http://t.co/47SKbtRN

2012-06-14 16:36:47
m @surface_water

有名メーカー秘書志望の場合。「きちんとした感じ、女性らしいやさしさ」を表現できる服を選択。 http://t.co/zYfxWPMQ

2012-06-14 16:41:34

1981

m @surface_water

『JJ』(1981.10)より。紺色のスーツが主流。 http://t.co/f3WFmfuP

2012-07-25 07:45:01
m @surface_water

同じく『JJ』(1981.10)より。 http://t.co/RO0HU6Ez

2012-07-25 07:46:27

1982

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まとめたひと
m @surface_water

TBSラジオタマフルの雑誌特集をきっかけに昔の雑誌を調べています。主に80年代、たまに90年代。