今大阪で何が起こっているのか、『都市が壊れるとき』の訳者が語る
西成の問題は、たしかに随分とずれた文脈において、しかし驚くほど似た外観をともなって、諸外国の貧困対策の「失敗」を反復しはじめているように見えます。杞憂ならいいのですが
2012-04-13 22:46:58ドンズロがソシアル派でなくなったかというとそういうわけではないとは思います。ただ、「たんにソシアル」ではもはや有効でない。ということなんだと思います
2012-04-13 22:48:57郊外の問題を、社会問題のソシアルな解決法それ自体が生みだした新しい問題と捉えるという視点がドンズロの視点だと思います
2012-04-13 22:51:22妙な偶然の回り合わせですが、ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』を今の日本で読むと、hamachan先生がいうように、西成をはじめとする大阪の問題を想起しないわけにはいかないような「デジャヴュ」を感じます。
2012-04-13 22:59:54訳してたときはフランスと日本は遠いなあと思っていたんですが、まったく他人事でなくなってきたという「近さ」をむしろ感じています。まあもちろん客観的にはだいぶ違いますけど。
2012-04-13 23:05:12ドンズロ『都市が壊れるとき』(人文書院)で重要なのは、結論のタイトルでもある「都市の精神esprit de la ville」だと思います。著者はどうも本自体のタイトルにしたかったらしい。
2012-04-13 23:18:06都市化が隅々まで進んで都市的になった社会において、社会がソシアルである(包摂的である)ために必要なもの。それが「都市の精神」
2012-04-13 23:21:17遠くへ飛ぶこと。散文的にいえば社会的移動を促すこと。そして、見知らぬ異邦人のあいだにあって安息をえること。つまり都市的な社会紐帯にむすびつけること。都市とはそのようなダイナミズムに人びとを巻き込む働きをすべきものである、と。それが都市の精神
2012-04-13 23:31:11以下、橋下徹氏の得票率の具体的な分析
若者=非正規雇用=貧困というのはちょっと短絡的かもしれない。増えているというのはそのとおりだけど、マジョリティがそうだということにはならない。
2012-04-15 10:30:48どこにいったかな。大阪市長選での地域別の得票率のリスト。あれだと基本的に中流以上の層の多い地域で橋下の得票率が高く、労働者階級の多いところでは低かったと記憶している
2012-04-15 10:32:44橋下を貧困層が支持してるというのはちょっとミスリーディングですよねRT @toronei: その辺は確実に都構想で見放されそうなエリアだもんなあ。RT @ustht: 平松候補が比較的善戦した区:西成、平野、旭、東住吉、阿倍野、生野、住吉、大正
2012-04-15 10:51:21それは調査しないとわからないですねRT @toronei: 多いと言われている若者支持というのも、どういう層に分かれているのか知りたいんですけどねRT @ustht: 橋下を貧困層が支持してるというのはちょっとミスリーディングですよね
2012-04-15 10:54:43橋下、今度は湯浅誠の取り込みに走る? 「反貧困」までもが「ハシズムに回収される」嫌な予感 http://t.co/6ej89R2v
2012-04-15 12:22:41湯浅誠インタビューにはそもそも「橋下批判」が含まれているのだが、橋下はそれを自らの持論であるかのようにすり替える。それが「橋下流」。 http://t.co/KH7Cx0Xi
2012-04-15 12:24:49RT “@ustht: 橋下を貧困層が支持してるというのはちょっとミスリーディングですよねRT @toronei: その辺は確実に都構想で見放されそうなエリアだもんなあ。RT @ustht: 平松候補が比較的善戦した区:西成、平野、旭、東住吉、阿倍野、生野、住吉、大正”
2012-04-15 12:42:17むしろその点は日本のメディアの特異な点であると思う。先進国ではちょっとありえないと思う。 QT @eiji_kawano: 先日フランスの研究者と会った時、橋下とサルコジは似ているという話になったけど、橋下のほうが上手だと思うな...”
2012-04-15 12:51:03