祇園事件の加害者について。
これから、ちょっと真面目なツイートをする。よって口調を戻す。祇園の事件に関してである。俺様は、今朝がた申したように、加害者の同級生の姉である。
2012-04-13 12:30:51まず、今回の事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、遺族の方に心からお悔やみを申し上げます。花の京都でこのような事故にあい、さぞかし無念であっただろうと心中お察し申し上げます。また怪我をされた方も、心身ともに一刻も早いご快復をお祈りいたします。
2012-04-13 12:32:30私は弟が、加害者の藤崎君と同級生でした。そのことから、人より多少、情報を得る立場にあります。そこで見聞きしたことをこれから書かせていただきます。もしかしたら事実誤認もあるかもしれません。そのことはお断りしたうえで、あくまで一個人の話として書かせていただきます。
2012-04-13 12:33:43すでに一部の報道にもあるように、藤崎君は大学の時、ミニバイクに乗っていて事故にあい、非常に重い怪我を負いました。一時は命も危ぶまれ、ヘルメットをかぶっていなかったこともあり(ただしこのケースに限ってはそれが幸いしたという話もあります)、頭蓋骨を切り開くような手術でした。
2012-04-13 12:36:03なんとか命は取り留めたものの、事故後の後遺症は深く、大学に通うことも難しく、また記憶障害その他、非常に重い後遺症に悩まされ続けたそうです。それでも彼はなんとか福祉関係の資格を取り、働きました。そして五年前に今の会社に移ったそうです。
2012-04-13 12:38:31一部報道によると、そのころからいわゆる「てんかん」の症状があったとのことです。ただし今回のこととの因果関係は、まだ確定ではないということを前提にしたうえで、続きを述べさせていただきます。
2012-04-13 12:39:19実際、藤崎君はてんかんとそれに関する車の運転を止められたことについて、まさに家族会議を開いて今の職場を辞めようかどうしようか、悩んでいた最中だったとのことです。今の時代に30歳が車の運転が病気上できない(もちろんそれ以外の障害も懸念される)という状況で、
2012-04-13 12:41:43このことは、決して今回起こった痛ましい事件について、藤崎君の責任を擁護するものではありませんし、彼を弁護したいわけでもありません。ただ、考えていただきたいのです。
2012-04-13 12:43:22この社会で、病気や障害をもつ者が生きていく、健康な人々と共存するということについて。また健康であっても、いつ何時、彼のような障害を負う、もしくは心臓発作などの急変に襲われないかという可能性について。
2012-04-13 12:45:21藤崎君という固有の名前もあえて使っていますが、彼を知っている人はみな、「優しい人だった」と言います。決して今回の事件は悪意から起こったものではありません。バイクで事故にあい、10年間後遺症と闘い続け、そして最後にこのような事件を起こしてこの世を去ることになった彼という人間のこと。
2012-04-13 12:46:47その死もまた、一つの死です。繰り返しますが、大勢の方に突然の、取り返しのつかない不幸をもたらしたことについて、弁護や擁護するものでは決してありません。ただ、考えてほしいのです。そのために少しでも彼のことを知っていただきたく、このツイートをしました。以上です。ありがとうございました
2012-04-13 12:48:56