ドイツ人は雪が降る極寒になっても夕食に温かいものを作らない話…スープも温めずトーストも焼かない

れい @ray3my

日本人の多くは知らない。ドイツ人が日常の夕食に温かいものを作らないことを。この時期は雪が降り、口を開けて話すと肺まで凍りそうな気温になるが、帰宅しても缶づめのスープすら温めない。トースターで焼かない固くて酸っぱいドイツパンにチーズ、ハム。キャベツの酢漬けがあればごちそう。だから、

れい @ray3my

冷凍のシーフードミックスを ビン入りのパスタソースと炒めて 茹でたパスタにかけて出せば、 「 これが ニッポン人のおもてなしか！」 って感動してくれる。 豚スネ肉の煮込み っていう名のドイツ料理を ちょっと本を見ながら作って 出そうもんなら、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「 君はまさかシェフだったのか？」 と真顔で聞かれ、 尊敬の念を抱かれる。 ドイツ人は、 仕事を終えて帰宅して 温かい食事を用意するのに たくさんの時間をかけるより、 ササっと用意した食事を 家族や大切な人たちと囲み、 会話する方に時間をかけることを 重要ととらえている文化なのかな と感じた。 一方、日本人の多くは

れい @ray3my

たとえば、 白いご飯を炊き、 出汁を温めながら 手のひらの上で豆腐を切って 乾燥わかめといっしょに入れる。 豆腐をつぶさないように ゆっくりと味噌を溶かす。 沸騰させないように気をつけて。 そんなふうに作られたお味噌汁が 今日のような寒空の日の終わりに 食卓に並んだら　　　　　　　　　　　 「 いただきます 」 ってホッとする。 「 ほっとするねぇ 」 「 あぁ、おいしいねぇ 」 と、やっと言葉が わかるようになった子どもにも 無意識にそう伝える。 寒さでかたまった体をほぐすように お味噌汁が五臓六腑に染みわたる。 あの郷愁の味は、 言葉では言い表せない。 心の柔らかいところを ぎゅっとつかむのだ。 海外に住むと、 もっともっとそれを感じる。 そういう感覚を 外国人の友人に話すと 必ず驚かれる。 「 食事そのものを そんな大切に 考えたことなかった 」 と返ってくることが とても多い。 思うのだけど、 あのホッとする瞬間を 何度も経験している日本人は、 ある部分の情緒面が かなり成熟しているはずである。 そんな機微を感じられる心は、 周りの人間との コミュニケーションや、 親から子へ 幾度となく共有してきた習慣が、 長きにわたって育んできた賜物 ではないだろうか。 ただ、 栄養を摂ればいい。 お腹を満たせばいい。 ということではなく、 温かい食事を囲むことは コミュニケーションや 情緒を生むのだ。 さまざまな価値観が存在していて 世界はいつも混沌としているが、 だからこそ興味深いし、 独自の文化や習慣を 尊重すべきだろうと 世界の片隅で考えたりしている。 ーーー 昨夕、冷蔵庫を開けて、 お味噌を切らしていることに 気づいてショックだった、 海外在住歴、合計9年の私が、 海外に住んで気づいた 日本の良さもポストしています。 @ray3my

れい @ray3my

上のポストが 投稿から5時間で万バズしました。 たくさんの人に 読んでいただけたこと、 とてもありがたく思っています。 ドイツにはむかしむかしに 在住していたことがあり、 ある街で働いていました。 国籍問わず仲間もできて、 家族のように 接してくれる人も現れて 私はとても恵まれていました。 そんな環境の食卓で出される しょっぱいソーセージも 山盛りのマッシュポテトも ぬるいビールも すべてが大好きです。 今でもすぐに思い出すことができ、 いつかまた訪れる場所だろうと 思っています。 私のどの思い出も、 「 そこに大切な人たちがいたから 」 に集約され、 やはり食卓を囲むということの あたたかさを、 私は大切にしているのだと いま改めて感じます。 温かい食事はその象徴であり、 日本人独特の感覚 なのかもしれません。 ドイツ人が健康にこだわり、 体への負担を減らすために 夜は簡単に食事を済ます ということもあるでしょうし、 ドイツのキッチンがキレイなのは 水道水に含まれるカルキが 乾燥した空気のせいで すぐにシンクをくもらせるから なるべく使わない、 使ったらすぐに拭き上げる ということもあるでしょう。 文化や習慣は、 時代や人の流れで変化します。 それでも、その場所の根底に残り、 静かに脈々と受け継がれ、 今や普通の人々の暮らしのなかに ありふれた、 当たり前だと思うこと 気にも留めないことそのものが、 その土地に根付く 「 心 」や「 精神 」 なのかもしれませんね。 たくさんのリプに、 いろいろな知識やエスプリが 込められています。 すべて読みながら、 お礼の気持ちをもって 「 いいね 」 でお返しさせていただきます。 ありがとうございます。

ここまる @Jewelstarcoco1

@ray3my れいさん 私も味噌を切らして慌てて買いに行ったこと何度もあります☺️ドイツの文化はかなりあっさりしていますね。ドイツに住む友人も「夫が食事に気を遣わないからラクなんだ」っ言ってます😂

ひろし @HiroshiKgn

@ray3my アイスバインとザワークラウトは、 ぼくも好きです😊。それに🍺。

れい @ray3my

@HiroshiKgn めっちゃ知ってるじゃないですか！！ ビールはお水よりお安くて🤭🍻 ビールのレモネード割りの、ラドラーが好きです☺️🙌子ども味です🤭

ゆうな @sambadubois

@ray3my れいさん スープすら温めないことに驚きました ドイツは家電がとても進化している国とも聞いたような。それもやっぱり家事の時間減らして、会話を楽しもうという国民性なんですね

れい @ray3my

@sambadubois 友人などが集まって、誰かがチリコンカンというメキシコ料理のスープをつくったら、あっという間になくなりました🤭✨みんな温かいものを好きではあるのですが、日常の生活では作らないのだろうと思います。 家電は食洗機や洗濯機など、ドドンっと大きくて、質実剛健！なイメージです✨

とも｜ありのままで生きていく @tomo_therapist

@ray3my れいさん 日本人が当たり前にしている家庭の食事は、海外から見ればご馳走だって聞いたことがありますけど、それを実感しました。お弁当も凄いって言われます。情緒豊かな日本人の感性は、食べ物から来ているんですね🥹✨

まる @maru20230321

@ray3my 他の国を見てきたれいちゃんだからこそ、 気がついて、味わうことのできる、 日本の良さなんでしょうね。 出汁をとって、好きな野菜や具材を入れて、 お肉やお魚を入れたりして、 熱々のお味噌汁と白いご飯。 そっか、何気ない“ 特別 ”なんですね！

ごぼう @gobo_biz

@ray3my れいさん、はじめて！ 熟読させていただきました☺️ 日本人が食事と共に作ってきた価値観は 自信を持っていいものですよね。 このポストと出会えて良かったです！ ありがとうございます♪

れい @ray3my

@gobo_biz 侘び寂び、静謐などの説明し難い言葉の多くも、豊かな情緒から生まれていると思うのですよね。 説明はできなくても、日本人は理解している。 その感覚がとてもすきです☺️✨

投資デビュー女子 @invest_starting

@ray3my 素敵な気づきですね。食事って単に栄養を摂るだけじゃなく、そこに情緒や文化が宿る。味噌汁の“ホッとする”感覚、日本人ならではの特別なものだと改めて思いました。

りょうえ＠発達障害コミュニケーションコーチ @manaberyoe

@ray3my あったかい味噌汁を口にする時のホッとする瞬間は癒しですね😊

かじ　メンタル系Kindle作家 @kazimendle

@ray3my 味噌汁はホッとしますね😌

レイママ｜大人の恋愛 @Queen_of_Rei

@ray3my れいさん、お味噌汁って子供のころや若い頃にありがたく思ったこと全然ないんだけど、今になると染み渡るなぁって思います。それはきっと一緒に食卓を囲んだたくさんの記憶があるからかもしれないね💕

ケイ | 経営者専門・ライフエネルギーコーチ @sprouture

@ray3my れいさん、ヨーロッパの国の冷たいものしか食べない文化馴染めないです💦　デンマーク行った時に本当に冷たいものばかりで、温かい食べ物に飢えていたことを思い出しました。オープンサンドとかいらないって思いました💦

snoopy room @snoopy690950758

@ray3my ドイツもですけど ベルギーやオランダ、デンマークなんかもそんな感じですよね とても短い準備で洗う食器もほぼなくて 暖炉であったまったら早めに寝ちゃうって感じでした 堅めのパンにチーズやハムと酢漬けの葉物野菜 毎晩　朝食か時間のない時のランチみたいな感覚の夕飯でした🙋‍♀️ 懐かしいわ♪

みっこ @MICCO1672

@ray3my 文化の違いっておもしろいですよね。 イギリスに来てから、お弁当箱の概念も覆されました。 日本人って食に時間をかけるし、見た目も美しいし、栄養バランスもばっちりですよね。日本食って誇れるなぁ～ってつくづく感じております＾＾