- Kagamikimihiko
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「恥知らずのパープルヘイズ」読了。ジョジョの既存設定を上手く活用して、絶妙なほどにオリジナル5部ノベライズとして昇華しきっている作品だと思いました。敵キャラもジョジョらしい個性的なやつらばかりで、そのスタンド能力も「おおっ!」と思わず目を見張った。
2011-09-16 14:12:48そいつの精神をパワーあるヴィジョンとして具現化したのが「スタンド」であり、根強く残った人生体験によって形成された性格が「能力」となる。それがいわゆる「スタンド能力」なわけだけど、本作はその設定を余すことなくエンターテインメントとして最大限に昇華している。そこがまず拍手喝采したい点
2011-09-16 14:18:21あとは数時間前にpostしたことだけど、スタンド解説表と登場人物の挿絵があるのがファンにとってはたまらない仕様になっている。当然その絵は荒木先生によるもので、中には今の絵柄でのブチャラティチームもある。5部好きには興奮必至の作品になっているはず。絶対に期待は外さない。
2011-09-16 14:22:45ちなみに中はこんな感じ。紫をベースにふちが塗られてて、付箋も当然紫。写ってる挿絵はブチャラティチーム http://t.co/XdaG5xtG
2011-09-16 14:39:38『根掘り葉掘り』ってよォ~~。『根を掘る』ってのはわかる…。スゲーよくわかる。根っこは土の中に埋まっとるからな…。だが『葉堀り』って部分はどういう事だああ~~っ!?葉っぱが掘れるかっつーのよーーーッ!ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ~~ッ!!
2011-09-18 01:36:05恥知らずのパープルヘイズのオリキャラのスタンド能力は、6部に出てくるDIOの息子たちのスタンド能力に被らせてるんだな(病気にする、地面の記憶、空想の現実化、麻薬中毒)。上遠野さんすげぇ。
2011-09-19 13:11:28オレに“来るな”と命令しないでくれェエエエエエエェェェェ——ッ! トリッシュはオレなんだッ! オレだ! トリッシュの腕の傷は——オレの傷だァァァァアアア——ッ!
2011-09-18 16:42:21何だろう、えーと、思い悩むフーゴが主な視点だからそこら辺はジョジョっぽくないっていうか上遠野ワールドなんだけど、その他の要素というか作劇、例えば危機的状況のときに、有り得た幸せの風景をみたりするのが凄いジョジョ五部っぽくてとても良い
2011-09-18 16:50:34>上遠野浩平は「なぜ、ついていかなかったのか」を掘り下げ、フーゴというキャラに新しい魅力を付与したように見えます。 「掘り下げ」「解釈」、特にこのノベライズではフーゴの解釈が素晴らしく良くて、かつての仲間たちを思い出すフーゴの視線はそれとは知らず凄く温かくて泣きそうになる。
2011-09-18 17:16:05VS JOJO第1弾! 上遠野浩平「恥知らずのパープルヘイズ」感想 フーゴさんは読んでて泣けるキャラ。 - 百物語おかわり。 http://t.co/DopFHbBH
2011-09-18 17:16:06「恥知らずのパープルヘイズ」中のフーゴの掘り下げは、「こんなん上遠野の作りじゃねーか」という反論も妥当に思える程だが、しかしフーゴがここで描かれてるような「実は、熱い人間」という設定でも「フーゴもブチャラティに選ばれた人間だった」という一言で滅茶苦茶説得力が増す
2011-09-18 17:32:36ジョジョの小説『恥知らずのパープルヘイズ』を読みました。(あくまで個人的に)ジョルノやフーゴのイメージと、やや過剰な他の部との関連性にちょっぴりだけ違和感を覚えましたが、一番好きな5部の話が読めたのは素直に嬉しかった。
2011-09-19 00:15:43上遠野浩平『恥知らずのパープルヘイズ』読了。いや名作だったのではなかろうか。しかしジョルノというキャラクターを僕はどうしてもわからないな。なんなのか。
2011-09-19 08:26:39上遠野ッ! おまえの乙一ジョジョほどメタに振るでもなく、それでいて1・2部ネタや4部ネタも含めたり「5部でジョジョって呼び名が出てきたの冒頭だけじゃねーか!」ネタへの回答も提示してくるファンサービスぶりッ! ぼくは敬意を表するッ!
2011-09-19 07:55:52なるほど改めて第5部読み返すと、『恥知らずのパープルヘイズ』の敵である「麻薬チーム」が49巻のブチャラティによる組織の解説のところでチラッと出てきてるんですね。
2011-09-19 19:36:31あと敵スタンド能力「生命力の暴走」「攻撃が攻撃者本人に返る」が第5部途中から忘れ去られていった……ゲフゲフン、もといジョルノの成長にしたがい能力も変質していったために使えなくなったゴールド・エクスペリエンスの初期能力のそれぞれ一部を切り取ったようなものなのも意図的なんでしょうね。
2011-09-19 20:33:35洋楽に疎いので『パープルヘイズ』の敵スタンドはすべてパープル・ヘイズと同じくジミヘン楽曲名で統一してあることに調べるまで気付いてなかったんですが構いませんね!!
2011-09-20 23:52:40『恥知らずのパープルヘイズ』読み終わった~なかなか面白かった!「ド低能がァーッ!」のイメージが強いフーゴですが、彼の苦悩やブチャラティ達への想い、後悔などが如実に語られていて、もう一つの5部とも呼べる濃い内容でした。敵スタンドも面白い能力でディ・モールトベネ!
2011-09-19 20:28:00とりあえず改めて思ったことは、ブチャラティが理想の上司すぎる。あんだけ頼りがいのあるリーダーなら、ボスを裏切ってまでついていったアバッキオ達の気持ちがわかるわ~。でも暗殺チームも捨て難い・・・
2011-09-19 20:38:10『恥知らずのパープルヘイズ』読了。あくまで個人的な感想であること前提としての感想だが、第五部のみならず他の部の設定も取り込み、また本編でのフーゴの離脱における彼の心理に対して積極的に解釈を加えた上で物語を展開させるなど、原作に対するリスペクトと昇華の上で書かれた作品だと思う。続く
2011-09-20 04:29:14実際にスタンドバトルが始まってからはともかく、それまでの描写が言うなれば「少年漫画」である「ジョジョの奇妙な冒険第五部」では描けなかった裏社会の過酷さ的なものを結構前面に押し出しているあたり、「成人したかつての少年少女向け」に設定を押し広げて書かれたようにも感じられた。続く
2011-09-20 04:33:53作中では本編で登場した人物たちが何人か再登場し、その中の一部はやたら扱いが酷いと言われているけれど、それはまあ仕方ないんじゃないかな・・・w、と。第五部以外に登場する某キャラクターの生い立ちに関わる設定がこの作品で加えられたことに対しては賛否両方あり得るとは思うけれど。続く
2011-09-20 04:39:16