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@bomber_bookworm 読者視点で日本が帰りやすい魅力があるかというのが有りそうな気がします 平成初期の頃のレイアースやふしぎ遊戯、エルフを狩る者のように、主人公達は日本に帰って~するんだ、日本で~が待ってるみたいな流れでしたが 近年は日本に帰っても誰もいないしロクな事が無いからこっちで……
2022-07-12 13:33:04@bomber_bookworm ただ、あの頃の作品で、異世界で恋仲になった相手や人間関係をどうするのかでもやもやし 結局都合よく行き来できるように成ってたり、恋人が日本にやって来たりとしてましたから 個人的にはレイアース1期ラストの、向こうに残してきたやりきれなさみたいなのの、反動が当時子供の世代に有ったのではと
2022-07-12 13:36:22@bomber_bookworm 行って帰るクエストと、行き行くがままのジャーニーの混淆かしらねえ。 異世界召喚だと召喚された理由目的があるから本来クエストだけど、異世界転生は(強制的に地球から異世界へと断絶的に移動させられる)ジャーニー的なので。 それらが混じった結果、本来クエストよりの筋書きでも帰らなくなった?
2022-07-12 13:50:47@bomber_bookworm 異世界転生系、転生する瞬間の描写がざっくりしてる印象で、『行く』という動きに重きが置いていない感じがします。 どちらかと言うと「全てのしがらみを断ち切りたい」的な『脱出』の要素がメインで「行って成し遂げて帰還する」という神話的流れとはそもそもコンセプトが違うのかも、と思いました!
2022-07-12 15:30:22@bomber_bookworm かつての主人公は高校生が多く家族や友達、自身の夢など帰る理由があったけど、昨今は引きこもりやニート、ブラック企業の社員など成人済みかつ「人付き合いも夢もない、この世界に未練がない」立場の人間の物語が書かれるようになったのも理由ではないでしょうか。
2022-07-12 17:33:11@bomber_bookworm これは確かに思う。ラムネ、レイア、エルフ、エスカ、ふしぎ、ストドン、ゼロ魔と80〜00年代は帰るが物語の軸になってた。10年代以降は単純に舞台装置として使われるだけで、主人公が俯瞰して解説出来る楽な手抜き設定と化してるのが見えて何か嫌。
2022-07-12 17:43:13@bomber_bookworm 転移した際に『どうやって帰るか』を考えたかどうかがどうなってんのかな 帰らないというのは目の前に帰る手段が無くても異世界のしがらみで途中で諦めたというのもあるけど、最初から帰らないという選択をとった作品て何があるのかな
2022-07-12 17:52:24@bomber_bookworm 個人的にはやはり十二国記が転換点のような気がします。これはむしろ物語の開始時点で主人公がいる「現世」がむしろ「本来いるべき場所ではなく、異世界こそが本来生きるべき場所だった」という意味では「帰る」と同等であり、現在の異世界転移ものにも通じると思います。
2022-07-12 18:03:38異世界転移は本来の世界では冴えない人生の主人公が何らかの形で異能や現世時代のスキルを才能として開花させるパターンが多く、「帰る選択肢を捨てている」というよりは、異世界こそが帰るべき場所だったと。なので厳密には「帰り」がないのではなく、「行き」が省略されてるように感じます。
2022-07-12 18:07:29@bomber_bookworm 輪廻転生を受け入れてしまい、神に匹敵する仏や超人になり損ねた人々は、永劫回帰して、何億何兆年も続くはてない、元のような苦しみの世界と異世界の楽土を繰り返すのではと……それならチートを一時的に与えるに足ると思います。あと、次の次はナメクジさん1億回とかありそう
2022-07-12 18:17:28@bomber_bookworm メタ的な事をいうと、作品の引き伸ばしのために帰さない。次の話、次の話とやっているうちに作品に人気が無くなり帰らないまま打ち切り…。という視点もあります。 最近、本当に完結した作品なんていくつあるのやら
2022-07-12 18:21:43@bomber_bookworm 転移物とはジャンル違いになるかもしれませんが、 "転生物"が増えたのもあるかもしれませんね。 転生の場合は、帰ることが(ほぼ)不可能ですし。 そうした"帰らない物語"が増えたことが、転移物にも影響しているかもしれませんね。
2022-07-12 18:21:44@bomber_bookworm 今出てきつつあるアンチ異世界チートものみたいな感じで、出てきた当初は最初から元の世界に帰らない(帰る気がない)"展開は斬新だったんだろうなぁ...
2022-07-12 18:26:44@bomber_bookworm 立つ鳥には跡を濁せないと言う制約がどうしても付き纏うので、そこのタブーを取っ払う為の措置ですかねー(_๑òωó)_ オーパーツめいたテクノロジーで歴史を動かしちゃうとか、ヒロインと家庭を持って子供作るとか、行きて帰っちゃうお客さんの立場では、なかなか憚られる行為ですし…
2022-07-12 18:28:45@bomber_bookworm 時系列を確認したわけではないので思いつきに近いが…問題にしている作品群は異世界召喚系の系譜ではなく「強くてニューゲーム」の亜種とみなせるかと。 言うまでもなくCRPGの周回プレイ(知識チート)をモチーフとした作品だが、より感情移入度を高めるために「異世界召喚」が導入された、という説。
2022-07-12 18:40:59@bomber_bookworm どちらかというと完結率が低いので帰らない物語が多い、転生の場合記憶があるだけで買える場所じゃないってのがあやしいですが・・・ 逆に帰ってきた異世界物(現代)ってのもジャンル化してるんで答えは難しいですね
2022-07-12 18:45:01「周回もの」であり舞台は「元々の世界」だ。 故に「帰る」という構造はない。 「異世界」という概念が導入されても、この構造は変わらなかったと考えることも出来る。 或いは「周回」という概念が起点であるため「終わり」という概念も曖昧だったとも言える。
2022-07-12 18:45:28