フランス革命の専門家「棒きれで物や人を殴ることにはたまらん愉悦がある」「これを認め、この欲求とどう向き合うかの過程が世界史の本質だ」
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高校の時の世界史の先生が「棒きれで物や人を殴ることにはたまらん愉悦がある。このことを認め、かつこの欲求とどう向き合うかの過程が世界史の本質だといって過言ではない」と言っていた。彼の専門はフランス革命史であり、最終的に博士号とって大学の常勤教員になられた。
2018-06-07 08:00:23その愉悦、すごくよく分かる。俺の中にハッキリと存在してるもん、その愉悦って。 でもその一方で、人を殴って愉悦を感じる自分に対して激しい自己嫌悪が存在することも事実なんだよな。この自己嫌悪も世界史の本質となり得るんじゃないかと思う。 twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-08 19:09:41@taisho__ フランス革命を扱う研究者なら、そういう認識を形成しやすいよなぁとは。 革命をあおったインテリ連中も、結局は断頭台の露になったりしてるし、人の加害欲求が理由を得て正当化された挙げ句、その理由を失ってなお止まることを知らずに吐き出され続けた感がある。とにもかくにも民衆は殺しすぎた。
2018-06-08 01:53:52@j2k3y @taisho__ 自分はそんなことない、ってのが一番怖いです。人は皆、正義の名の元に自分の知らない自分になり得ますから。
2018-06-07 17:55:05ルイ16世は14世、15世のツケを一気に払わされただけであってあの人自身は特に暴虐の限りを尽くしたわけではないからとんだ風評被害である。そもそもフランス革命が起きた原因は(長くなるので以下略)
2020-04-13 12:46:24#ルイ16世 ルイが14だろうが16だろうがこの際どうでもいいが、フランス革命って「民衆が暴徒化してわずか4~5年でソ連大粛清クラスの自国民虐殺を行った恐怖政治」という事実を知っている人間が果たしてどれだけいるのだろうか……
2020-05-23 07:25:25『俺らから搾取して許せねえ!』 ……と集団で討入りしたら、悪と思っていた相手の本陣が、自分たちよりみすぼらしく、実は必死に仕事を回していた。 けど、もはや暴走は止まれないし、仲間に見せるわけにはいかないので彼らを討つ、なんなら居合わせた仲間も口封じで討つ。 現実でも似た話あるでな
2021-08-21 20:30:22歴史というより、皆がTwitterで熱中していることである。現在進行形で。 twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-08 08:16:01「ぼくは人間を叩くのが楽しい」って言ってるんじゃなくて「人は人を叩きたがる生き物だ」と言ってるんだけど、なかなか伝わらないもんだな twitter.com/taisho__/statu…
2022-01-30 02:42:18@2ewsHQJgnvkGNPr 清廉潔白すぎた故これ以上なく残酷だったロベスピエールと恐怖の大天使サン・ジェストのコンビの話とか、ロラン婦人の「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」という名台詞とか知らなかったりして。
2020-04-09 20:55:02人間の本質は『棒など武器を拾うと使いたくなるし、棒に振り回される』と思う。 中途半端に才能に目覚めた人、チカラを得た人は,たいていその才能に振り回される。 その才能•チカラを求めた目的を忘れて、棒を振り回すのが目的になってしまうのだ。 歴史の彼方の人たちも,我々も twitter.com/taisho__/statu…
2022-01-30 20:52:36なんとなくわかるマン。 本能との戦い、どう向き合うかだね。 自分は違うと思ってる人間が一番怖い twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-08 09:24:42あまりに同感かつ目から鱗でrt 欲求があること自体に善悪はつけられない。だが欲に溺れることは醜いし、悪と成りうる。 食欲は必要なものだけど、過剰な暴食はよしとされない。 大事なのは欲の否定ではなく、どう付き合っていくか。でもまさかそれが世界史だったとは……奥が深い…… twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-08 22:30:16世界史とは本能と理性のせめぎ合いという訳か…考えさせられるなぁ…。 twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-08 14:19:51歴史を学ぶたびに感じていた胸の中のもどかしい感覚が一気に開けた感じ。全くもって清々しい。この先生に若き日を学びたかった。 twitter.com/taisho__/statu…
2018-06-07 21:32:44この先生は最初の授業で「人類が棒きれで人を殴ることにはたまらん愉悦がある。強い奴はモテる。そして他人からものを奪う。この繰り返しで最終的にフランスでは王家が産まれた。では、これから一年間フランス革命の歴史について考えたい」と言い出したとする伝説があった。今年がご退職だそうな。 twitter.com/taisho__/statu…
2020-03-17 05:06:02参考書の『詳説 世界史研究』の「フランス革命への問い」の部分、すごくおすすめですが、新版では無くなってしまいました。高校生だけでなくみんなに読んでほしいです。 pic.twitter.com/6XQsRjCZMP
2020-03-21 14:43:39生活の不安があり、未来への希望があった。恐怖があり、情熱があった。(『詳説世界史研究』より) > アツい。ただの参考書じゃない twitter.com/latina_sama/st…
2020-03-22 00:43:18>歴史への問いの答えはひとつではないであろう。きわめて説得的な説明ですら、観点を変えれば整合性を失う。時代の変化は問いの意味を変える。しかし、問いつづけることで歴史の内容は豊かになり、歴史はさまざまな側面をみせるのである。 至言。 twitter.com/latina_sama/st…
2020-03-21 15:29:25歴史に向き合うとはどういう営みなのかを考えさせられる。素晴らしいなあ。 twitter.com/latina_sama/st…
2020-03-21 21:54:36こう言う問いかけが人文系の学問の入り口ではないか。一生かけて問うても見つからない答えではあるが。 twitter.com/latina_sama/st…
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