私が愛した本格ミステリ ベスト3
【私が愛した本格ミステリベスト3】突発企画にエアミス研所属の皆様ご協力下さい。皆さんが愛する本格ミステリ3作品を教えて下さい。結果はTogetterへまとめさせていただきます。あわせて秋発行予定の同人誌2号に編集して収録する予定です。(1/3) #air_mys_ken
2011-09-01 20:39:44【私が愛した本格ミステリベスト3】投票対象は国内・海外作品問いません。年間ミステリランキングではありませんので、発行時期は問いません。偏愛する作品名、作者名、よろしければコメントも付けて投票下さい。3作品の中で順位付けは不要です。(2/3) #air_mys_ken
2011-09-01 20:41:10【私が愛した本格ミステリベスト3】投票締切は9月19日(月)。投票方法は、私(@Pukasan)宛てにツイートするか #air_mys_ken タグ付きで発言してください。(漏れなくまとめるように注意しますがタグが反映されないなど抜けがありましたらご連絡下さい)(3/3)
2011-09-01 20:42:14【私が愛した本格ミステリベスト3】エアミス研部外者ですが回答しても良いですか?台風による遅延電車待ちで時間が空いてしまったので(笑)『黒いトランク』『弁護側の証人』『11枚のとらんぷ』。(コメントは次に) @Pukasan
2011-09-01 21:21:04【私が愛した本格ミステリベスト3】(コメント)20歳前後に読んで本格ミステリーの深淵を覗き、まだ見ぬ傑作を捜す終りの無い道に引きずり込まれた傑作です。未だにこの3作を超える作品には巡り逢えません。これが刷り込みと言うものですか? @Pukasan
2011-09-01 21:27:12@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】加納朋子「ななつのこ」:日常の謎系では一番好み。殊能将之「黒い仏」:これを投げる人の気がしれない。「キマイラの~」はちょっと投げたが。麻耶雄嵩「メルカトルかく語りき」:こういうのを書ける麻耶が好きだ。 #air_mys_ken
2011-09-01 21:54:39@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】高木彬光『わが一高時代の犯罪』神津恭介最初の事件であり旧制学生の青春。 島田荘司『異邦の騎士』きれいで悲しい感傷と御手洗のかっこ良さ。 坂口安吾『不連続殺人事件』人物全てがいかがわしい。これぞミステリw #air_mys_ken
2011-09-01 22:42:22いや、もっともっと好きなミステリはたくさんあるんだけど『わが一高~』というのは戦争前夜のザワッとした旧制一高の生活と自負が見えて、そういう意味でも貴重なのだ。刺青殺人事件も、戦後カストリ的なネタで好きだな。異邦の騎士はマジでわたしにとっても青春。泣く。 #air_mys_ken
2011-09-01 22:45:05【私が愛した本格ミステリベスト3】「エジプト十字架の謎」「鏡は横にひび割れて」「斜め屋敷の犯罪」ヨードチンキ論証の美しさ、クリスティらしいミスリードの鮮やかさ、大がかりな物理トリックの面白さ、ロジックと意外性を豪速球で投げ込んでくるこの3冊。 #air_mys_ken
2011-09-01 22:47:41@Pukasan: 【私が愛した本格ミステリベスト3】飛鳥部勝則「殉教カテリナ車輪」/本格ミステリで初めて泣いた作品。図象学をミステリに取り込んだ画期的な作品であることもさることながら、何よりも結末の哀愁感が堪らない。手袋という言葉を聞く度に目頭が熱くなること請け合いである。
2011-09-02 18:33:58@Pukasan: 井上雅彦「竹馬男の犯罪」/今思えば、自分が涅槃好きになったのはこの作品の影響が少なからずあるのかもしれない。作者の好きなものをとことん詰め込んだ本作は、どこか飛鳥部勝則「堕天使拷問刑」に通じるものがある。端正という言葉からは程遠い、愛すべき異形の本格ミステリ。
2011-09-02 18:34:28@Pukasan: 麻耶雄嵩「翼ある闇」/自分がバカミスに目覚めるきっかけとなった作品。もし本作に出逢わなかったら、もう少しまともな(?)ミステリ読みになっていたと言っても過言ではないだろう。仮に本作が今世に出ていたとしたら、世界バカミス☆アワード受賞間違いなしだと思う。
2011-09-02 18:35:10@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】1.『鴉』麻耶雄嵩 真相を知った時の衝撃ゆえに。2.『鉄鼠の檻』京極夏彦 舞台が好きなので。 ラスト一作は迷って『孔雀狂想曲』北森鴻を。
2011-09-02 20:47:45@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】物語とトリックの融合が美しい、小泉喜美子『弁護側の証人』。タイトル通りの閉鎖状況で展開される驚異のフーダニット、森博嗣『そして二人だけになった』。歴史に残る超絶技巧どんでん返し、連城三紀彦「喜劇女優」。 #air_mys_ken
2011-09-02 23:49:44@Pukasan【私が愛した本格ミステリベスト3】綾辻行人『時計館の殺人』 私をミステリの世界に誘ってくれた珠玉の名作。この作品がなければ現在の自分はなかったといっても過言ではありません。「神か悪魔か綾辻行人か!」の帯の惹句通り、アイデアの秀逸さが飛び抜けていると思います。
2011-09-03 17:58:28@Pukasan【私が愛した本格ミステリベスト3】島田荘司『異邦の騎士』 とにかく何度も再読していますが、その度に号泣。主人公や良子の言動は、私の恋愛観や女性観にかなり影響を与えていますから、「時計館の殺人」とはまた異なった意味で本作がなければ現在の自分はあり得ないと思います。
2011-09-03 18:02:07@Pukasan【私が愛した本格ミステリベスト3】中西智明『消失!』 これほど「あっ」と驚いた作品はありません。開いた口が塞がらないということを初めて体験しました。その伏線の張り方や表現方法など、細部に至るまで丹念に作り込まれている突飛で奇抜な傑作だと思います。
2011-09-03 18:06:47@Pukasan【私が愛した本格ミステリ番外編】どうしても書きたくて。最後まで迷ったのが円居挽『丸太町ルヴォワール』 私の大好物のガジェットや設定が揃い踏みで、しかもそれらの良さを相殺することなく、お互いに引き立て合う効果を齎しているところなんかは正に神業。ラストがたまりません!
2011-09-03 18:20:25@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】 愛した本格?3冊だけなんて選べるかーっというわけで先着(思いついた)順で。サラ・コードウェル『かくてアドニスは殺された』全編これ伏線、ギャグまで伏線。そして、ミステリ史上に残る迷大団円。 #air_mys_ken
2011-09-03 23:34:27@Pukasan (続き)ピエール・シニアック『ウサギ料理は殺しの味』誰が殺したかでも、どうやって殺したのかでも、なぜ殺したかでもない、解き明かす謎はこの世の理。カオスな現実ではなく論理が支配する世界を描く、それこそ本格ミステリにしかできないことでしょ? #air_mys_ken
2011-09-03 23:36:24@Pukasan (続き)ダニエル・ペナック『人喰い鬼の愉しみ』「本格?これ本格か?」いーや、このバラバラだった幾多の意外な伏線がピタっとはまる快感、これはもうド本格もド本格。ただ、真相が(ものすごく)変なだけだ! #air_mys_ken
2011-09-03 23:37:28@Pukasan 【私が愛した本格ミステリベスト3】①有栖川有栖『幽霊刑事』(あまりにも切なくて愛しい本格ミステリ)②西澤保彦の『聯愁殺』(机上の空論?いいえ!安楽椅子探偵です!え?ラストがイマイチ?そんなことない!!)③石持浅海『扉は閉ざされたまま』(愛すべき倒叙ミステリ!)
2011-09-04 18:05:23【私の愛した本格ミステリベスト3】飛鳥部勝則『誰のための綾織』/読了時の陶酔感にも似た快感が忘れられない。あれは私にとって、ミステリがある種の「合法ドラッグ」になったと同時に、私自身が「飛鳥部ファン」から「ミステリファン」に変わった瞬間でもある。#air_mys_ken
2011-09-07 20:47:41アントニィ・バークリー『第二の銃声』/80年も前に、こんなひねくれた作品が世に出ていたと思うと、色々と考えてしまうが、同時にとても感動した。バークリーはミステリの構造に、誰よりも早く気がついていて、そしてそれが愛しくてたまらなかったのだろう。#air_mys_ken
2011-09-07 20:48:36推理小説(海外古典、国内本格)関係のツイート多し。エアミス研所属。天文関係。料理。庶民派グルメ。たまにゲーム。GALAXY S2 ユーザ。歌舞伎、落語、F1、ミュージカル、演劇など少々。 フォロー・リムーブはご自由に。エアミス研同人誌→ http://www43.atwiki.jp/airmys-dj/