Togetterのゆうきさんと京田さんのラノベ談義まとめを読んであまりの歴史感覚のズレに頭を抱える
- mizunotori
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今頃、togetterのゆうきさんと京田さんのラノベ談義まとめを読んで、あまりの歴史感覚のズレに頭を抱える。リアルタイムでラノベというサブジャンルをずっと追いかけてた人の一人としては、ただただ「昭和は遠くなりにけり」だったりして。(^◇^;)
2011-06-29 22:21:27まあ、同じことはありとあらゆるサブジャンルに言えるわけで、例えば映画史にしてもSF小説史にしても、50年代をリアルタイムで経験してる人からしたら、我々が今わりと通説として言ってることが噴飯ものである可能性は常に否定できないつうか……。(−_−;)
2011-06-29 22:24:43ジュブナイルからラノベと今言われてるジャンルを明確に切り離したのはソノラマ文庫で、その先駆けはやっぱり高千穂遙、夢枕獏、菊地秀行なんですよー。さらに言うと笹本祐一、神坂一、水野良、火浦功といった人達。先に現象があって、それにあとからラノベって名前がついたわけで。
2011-06-29 22:30:51そうなんですよね。いやもうビックリです。(^◇^;) RT @laosuu: @Sakai_Sampo ライトノベルの、最近の論調では、昭和にはライトノベルがなかったように言われていますがw。
2011-06-29 22:32:48@laosuu @sakai_sampo 「ライトノベル」という単語がちゃんと定着した(初期にはその呼び方を嫌がる作家がいたのでなかなか定着しなかった)のは平成になってからだと思いますけど、ジャンル自体は昭和末期にはありましたね。
2011-06-29 22:34:03@y_tsuduki ジャンルにソノラマ文庫を入れるんだったら、70年代からありますね。秋元文庫は人によって考えが違うでしょうが、73年からです。
2011-06-29 22:38:17@laosuu ソノラマの全部がラノベだとも思っていませんけどね。始祖の一つが『クラッシャージョウ』であることは確かですが。
2011-06-29 22:41:42@y_tsuduki 笹本さんの「ARIEL」なんかは、ふつうにライトノベルと言っていいんじゃないでしょうか。1986年から始まっています。
2011-06-29 22:44:06@laosuu クラジョウの1巻の初版が77年で、「ヤングアダルト」と呼ばれていたソノラマ文庫を含むジャンルから異質な作品が現れだして(そして良く売れて)ソノラマで徐々にライトノベル的な作品が増えていって、その中にアリエルも含まれていたんでしょう。
2011-06-29 22:52:10でも元々の親ジャンルである「ヤングアダルト」を食っちゃうくらい大きくなるには「ドラゴンスレイヤー」の登場を待たなければならなかったと思っていますが。
2011-06-29 22:55:22ドラゴンスレイヤーはスレイヤーズの誤りだと後に訂正されています
@y_tsuduki ソノラマ文庫を興した石井進さんの談話を読むと、「1番を『ヤマト』にしたことで方向が決まった」という主旨ですので、その辺、掘り下げていくときりがないんですが……少なくとも、高垣眸が書いた「ヤマト」のノベライズはラノベではありませんね。
2011-06-29 23:08:021番というのは、ソノラマ文庫で初めて出た本、ということです。往年のソノラマ文庫は刊行順に番号が振ってあったので、欠番を探すのに便利でした。
2011-06-29 23:12:38@Sakai_Sampo 言葉の定義自体が錯綜しているように感じましたね。おなじ名称で複数の事象を語っているからいつまでも平行線。今の中学生に「ブギーポップ」を事前の情報無しに読ませてラノベと判定するかどうか見てみたいです。
2011-06-29 22:31:08@Sakai_Sampo 狭い定義で捉えられると外される可能性はあると思いますよ。今風の「萌え」はないでしょ? カルト系に分類されてもおかしくないのでは。
2011-06-29 22:36:04それは正しいとおもいます。 RT @tanpuck: たぶん、「ライトノベル」と「ラノベ」は既に違うものになっていのでは。
2011-06-29 22:40:09(この話はもう5、6年前にブログに書いたんだけど、現在も変わらないというかむしろ悪くなっている>女子向けライトノベル問題)
2011-06-29 22:42:17大概のものがそうだけれど、外部から見た場合にその一番上にある表層的なものしか見えず、ゆえにそれが代表のように考えられがち。
2011-06-29 22:43:55元々若者向けのジャンルだったわけだけど、まさか作品のトレンドが変わるのに合わせて、ジャンル自体の定義が揺らぎ、さらにそれに合わせてジャンル史まで変化してくるとは>ラノベ。ちょっと他に類を見ない展開かも。(^◇^;)
2011-06-29 22:40:54逆に言うと、たとえば、映画、マンガ、アニメ、ミステリ、SFといったジャンル分類では、こういう極端なことは起こりにくいわけで、そこにラノベというサブジャンルの持つ特異性がある、と考えることもできる。という論旨で誰か考察してみて(最後は他人任せ(^◇^;))。
2011-06-29 22:47:03