概要
昼ご飯を食べながら唐突に思いついたこのツイート。
投票の4択という制約と、10日というキリの良さが噛み合って面白いかなーと思ってつぶやきました。
これが想定外の展開で盛り上がりを見せ、楽しかったのでまとめてみました。
前提知識
54321という数列の転倒数は10であり、大⇔小のswapを続けていけばちょうど10日でソートされます。
大⇔小であればどこをswapしても変わりません。
逆に、小⇔大のswapが一回でも起きれば10日で終わらなくなります。
出来事
僕の予定では2日目に54321に戻って「完!」という予定だったのですが、意外にもちゃんとソートが始まってびっくりしました。
3日目以降は自分の意志(?)を一切ツイートせずただただ行く末を眺めることに徹していました。
1~4日目
ソートがここまで進んだのも意外でしたが、選ばれた選択肢も意外でした。
僕の予想では「正しくソートされる選択肢のうち最も上にあるもの」が選ばれると思っていました。
しかし、最初4日で実際に選ばれたのは「5を一番後ろに持っていく」選択肢でした。
この時点で今後の展開は決まったかと思われました。
5日目
土曜日。
この日あたりから"反逆"勢が台頭してきます。
「1と5」が選ばれると失敗、それ以外なら続行という状況でした。
ツイート直後は「1と5」が最多でした。しかし蓋を開ければ10%ほど「4と3」が勝ちでした。
6日目
日曜日。
この日からソート関連のツイートが盛り上がり始めました。
「ソート成功陣営」と「ソート失敗陣営」などのワードが生まれ、さながら人狼のような様相を呈し始めました。
TLでは妨害派のツイートが大量に見られましたが、結果としては成功陣営の圧勝でした。
この現象を「サイレントマジョリティ」と表すツイートが印象的でした。
7日目
破滅勢の勢いが徐々に増してきます。
ツイート直後は「1と5」が10%ほどリードしていた気がします。
ですが票数が増えるにつれてじわじわ「4と1」が増え、結果としては成功陣営の勝利でした。
8日目
この日が大きな山場でした。
ツイート直後は「4と5」が50%を超える圧勝でした。
しかしやはり票が増えるにつれ「3と2」が追いつき始めます。
今日も成功陣営の勝利かと思われましたが、ここで事件が起こります。
「ソート側も統一しないと負けそう 加勢は 21 に頼む〜」を始めとする偽成功陣営の引用ツイート群により、成功陣営の票が「3と2」と「2と1」で割れ始めます。
いわゆる「狂人陣営」の発生です。
それにより失敗陣営が勢いを取り戻し、ついに失敗かと思われましたが、結果はわずか4%差の接戦で「3と2」の勝利となりました。
あと面白いことに、狂人陣営の誘導によって逆に「4と5」が「2と1」に負けかける結果となりました。(0.6%差)
9,10日目
9日目以降は成功陣営の選択肢が1択で票数割れが起こらず、失敗陣営の苦戦が強いられました。
さらに、「逆張りの逆張り」で成功陣営に寝返る人も見られました。
引用ツイートの大半が「4と5」派だったのが興味深かったです。
最終日は「2と1」と「4と5」の2つに大部分の票が集まり、まさに最終決戦という様子でした。
結果
まさかソートが成功するとは...
最終日には5000票以上もの票が集まる予想以上の盛り上がりで、観測者として楽しかったです。
参加していただいた方々、ありがとうございました。
解説:54321から奇数回のswapを行って12345にすることは絶対にできません(例え隣接以外をswapしたとしても)。詳しくは偶置換/奇置換について調べてみると良いかもしれません。
10日でソートされるやつ、賛成派の投票がほぼ三等分にならないのほんとうに信じがたいんだけど、なんかこっそりガイドラインでも作ってるんですか
2020-06-06 14:54:4310日後にソートされる数列、毎日邪魔する方に投票してるんだけど、ただでさえ負けてたのに今日から悪の選択肢が複数になったので分散してさらに勝ちにくくなってきた
2020-06-07 13:15:29