2020年5月、アメリカ雇用統計が大幅改善。しかし…

平家八草「楽園Escaper」C104 二日目東ア-12b @kawaikunai_mono

昨日まさかの失業率回復を見せたアメリカの雇用統計 実は細かく調査されていて 人種別の数字も毎月出ています という事を今さっき知りました ちょっと探ってみます

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bls.gov/news.release/e… こちらがそのデータ 白人が14.2→12.4%に改善した一方 黒人は16.7→16.8%に悪化 黒人成人男性は16.1→15.5%に改善しましたが 人数もちょっと多い成人女性が16.4→16.5に悪化 おそらくここが響いています

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目を覆いたくなるのが黒人の10代、若年層 コロナショックの前から24.1%で酷いのが 28.0%→34.1%と凄まじく悪化 学校に通っているアルバイトなのか 中卒高卒の労働者なのかは判別できませんが 後者だとすると… 労働者全体に対しての人数は多くないので 統計への影響は小さい しかし276000人が失業中

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…黒人の間でも 世代格差、および危機意識に 切実な違いがあるかもしれません 30代の黒人が10代の黒人を説得している動画が Twitterでもちょっと話題になりましたが これだと若者には絵空事だと思われているかも

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黒人に限らず若年層の失業はもともと深刻なようで 10代白人もコロナ前から12.5% これが31.2%に悪化 5月で28.3%と比較的マシにはなりましたが

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アジア系の失業率も5月で14.5→15.0%に悪化 ただ黒人に比べるとちょっとだけマシのようです コロナ以前の失業率も4.1% 黒人の6.7%よりも職があった模様

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bls.gov/news.release/e… ラテン系アメリカ人 （おそらく、いわゆるヒスパニック）は 別のページで集計されています 人数は黒人より多いのか コロナショック前が6.0% 4月で18.9%に急落したものの 5月で17.6%に改善 ただこちらも若年層が悲惨 16.7→35.8→37.4%で悪化に歯止めがかからず

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中卒、高卒労働者は 数は多くないので統計では反映されにくい しかし180万人くらいはいる …ここまで書いて選挙権の事を思い出しました そもそもアメリカの選挙権は18歳から 中卒労働者は18歳になるまで選挙に参加できない だからデモ等、非正規手段しか無い …どうすればいいんだこれ

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サムネ用に 雇用統計が出た直後のダウ先物チャートです 見ての通り狂ったように急騰しました いや、失業率全体は 悪化すると思われていたのが改善したから いい事ではあるしこの反応も道理ではあるんですが …とはいえ、なあ 格差とはかくも苦いものなのか pic.twitter.com/BIo7UZZNZj