夜中だけど仕事で家に帰れないので連レスで駄文いきます。内容は移民と、差別について。昔書いた内容の再掲。 今移民や難民が問題になってて、彼らを受け入れない人や、反移民デモしてる人を「極右」「差別主義者」と非難する意見をよく見かける。自分も日本にいた頃は差別最低って思う側だった。続
2016-01-31 18:00:15だが海外で暮らすようになって、差別を「する」側の事情も少しずつわかってきた。まず自分が直接見た差別の例を挙げてみよう。「ヒスパニックの掃除人が職場の併設ジムを使うようになったのを知り、自分の同僚たちがジム通いをやめた」「同僚は誰も自分らの部署を掃除してくれるヒスパニックに続
2016-01-31 18:03:01挨拶はしない。野良犬扱い」「黒人児童が多い学区を避け、白人主体の学区に引っ越す日本人駐在員」「あの学校はヒスパニックと黒人が増えてもうだめだby ホームステイ先の老婦人」などなど。何も知らない人がこの話を聞いたら、酷い話だと思うだろう。だが、これらの差別には理由もあるのだ。続
2016-01-31 18:08:24まず前提として言うと、日本で暮らしている時には想像もしなかったが、教育を受けていない人間のモラルのなさはハンパない。人を傷つけたり殺して物を奪うことに仮借のない人間の数が、海外では日本の比ではない。マトモに先進国のモラルを学んでいない奴らは、盗みや傷害、お金の借り逃げを平気で続
2016-01-31 18:13:30やらかすし、自分の身を続守るために平気で嘘をつく。自分もインド人に何度も酷い目に合わされている。だがこちらの国で教育を受けたインド系は安心して付き合えるので、やはり、これは育ちや教育の影響なのだろう。マトモな教育を受けておらず、先進国にふさわしいモラルを持たない人間が自分らの続
2016-01-31 18:15:40生活の場に入り込んでくることのストレスを理解しなければ、欧米に存在する差別を理解することもできないと思う。 次に、前に書いた差別の事例について、自分の見解を書いてみます。まず、ジムにヒスパニックの掃除人が来たことで、ジム通いをやめた同僚たち>掃除人の人たちはモラルがなく、職場続
2016-01-31 18:17:42での盗難騒ぎの犯人と考えられていた。同僚は美人だったが、ジムは地下なので、襲われた場合の逃げ場も無い。運動時に財布や鍵を棚に置いてる人は多いので、盗難や暴行のリスクを避けたかったのだと思う。多分俺が彼女でも同じ選択をしたはず。同僚が掃除人に挨拶をしなかったのも、彼らとの続
2016-01-31 18:22:32接触をできるだけ避けたかったんだと思う。 次に「黒人児童が多い学区を避け、白人主体の学区に引っ越す日本人駐在員」これも、理由は明らか。黒人家庭には低所得者層が多く、学内での暴力事件やシャブが頻発。そんな修羅場に自分の大事な子を通わせたい親はいない。なので、現地日本人社会では学区続
2016-01-31 18:28:19の情報交換もすごく盛ん。白人家庭も同じことを考えるから、ヒスパニックや黒人が増えてくると、その地域の白人や日本人は引っ越して逃げていく。彼らは白人が多い地域に逃げ込む、そういう学区に「恵まれた」地域は家賃も高騰する。欧米の差別は根拠のない人種的優越感に根差してるんじゃなくて、続
2016-01-31 18:31:19差別する側も自分らの生活がかかってるからこそ差別してるわけで、これも差別の解決が困難な理由だと思う。「難民はかわいそうな人たちだから助けなきゃ」って考えるのは簡単だけど、実際に難民が自分らの生活空間に入り込んできた時、同じセリフが吐けるか?っていうと、殆どの人はNOでしょう。続
2016-01-31 18:34:23もし自分が難民となった時に、避難先の国で受け入れられて生き残りたいのであれば、まず大事なのは他国でも通用する技能と語学、あとは金だろう。受け入れ国の連中にとって役に立つ人間にならんと、自分の居場所は作れない。結局は金と力、ですな。そして、本人の力を育むには教育が大事。以上‼︎
2016-01-31 18:37:46オマケ 興味のある人は #北米DQN居住区威力偵察 をご覧いただけましたら幸いです。ヤバイ人たちが生息する危険地帯の写真をUPしてますので、参考にしていただければと。
2016-01-31 19:10:29英語ニュースのコメ欄とかを見てると、「大規模移民や『多文化共生』で文化が失われる」という右派の意見に対して、左派の側からよく「文化は時と共に変わるもの。受け入れなよ」というコメがつくんだよね。「じゃあ伝統文化回帰の反動が起こっても、受け入れたら?」という気がしてしまうがw
2017-01-13 12:41:18取り敢えずこのまとめを作ったのは「現状を知ろうよ」これだけです。「それでもガンガン移民を受け入れよう!」として方策を練るのもアリでしょうし、中間的な意見があって、次に「これ以上の大量の移民は無理だ!」という結論に至るもアリでしょう。結論はコメント欄にてご存分に。なお私は最後の意見です。
意外に思われるかもしれませんが、一応まとめ主は、「自由」「平等」「博愛」といった価値は大好きです。が、そういう価値を掲げたり、言葉を選んだりするだけでは解決できない現状(教育格差・行動様式の格差)が、北米にはある。その現状認識をまず持ちませんと話にならないと思います。
関連映画紹介
トランプによる「メキシコとの壁」について、「差別発言」というように日本では捉えられがちですが、アメリカ・メキシコの国境で起きている麻薬戦争を中心とした現実をみますと、そうとも言い切れなくなって来ます。例えばこの映画「ボーダーライン」 youtube.com/watch?v=WyiVHw…
2017-01-13 16:33:26米国と南米との間での麻薬戦争が国境地帯全体を危険に陥れている様子が描かれた映画。アメリカの映画界が全て「反トランプ的」であるかというとそうでもなくって、こういう現実を描いた映画もある。「隠れトランプ」は映画界にも居るのかもしれません youtube.com/watch?v=WyiVHw…
2017-01-13 16:35:06あ、あとこの映画「ボーダーライン」、監督はカナダ人で、主演女優はイギリス人で、助演(かな)俳優はプエルトリコ出身者です。「アメリカ人だけでアメリカ人視線だけで作った」映画では全然ありません。その辺も興味深い作品です。 youtube.com/watch?v=WyiVHw…
2017-01-14 20:52:58ちょっと余談ですが、「アメリカの世相」という面では、この映画もお奨めだったりします。「マネーモンスター」。トランプも、トランプ支持者も、この映画観ていたんじゃないかという位、「ウォール街への疑義」が明瞭な映画です。 youtube.com/watch?v=R9_DD0…
2017-01-14 21:07:11…で、この「マネーモンスター」って映画、監督はジョディ・フォスター、出演者にはジュリア・ロバーツ。全然「保守的」な人達じゃないところも興味深い。99.9%、彼女らはヒラリーに投票していた筈。この辺も奇妙な捩れが。
2017-01-14 22:54:41