図書館で新刊本の貸し出し制限は妥当か
出版界にはもともと「お客様」という言葉がありません。とても珍しい業界です。出版会では「読者」と言います。それは必ずしも本を買う人を意味しません。本は普通の商品とは違う文化的な物だから、商品扱いすることに何か抵抗があったのでしょう。でも購入者=お客様という意識がなくなると……
2011-01-06 04:46:44図書館で借りる本はもともと購入予定にない本がほとんどの現実。これはコップの中の半分の水理論(?)と同じだと思うけどな。QT @shiraishi_k 一年かけて500枚(×400字)の長編小説を書き、晴れて出版。定価1500円で初版部数は5000部(略)
2011-01-23 18:33:53@shiraishi_k はじめまして。最近の公立図書館の「無料貸本屋」化は、ちょっと行き過ぎな感があると僕は思います。住んでる区の貸出予約ベスト1という『もしドラ』(←書名、省略しました)貸出予約者1200人強、所蔵数約30冊って、いくらなんでも。
2011-01-23 19:13:09@shiraishi_k もう十年も前から公立図書館にはそのことで提案をしています。新刊から六ヶ月は無料貸し出しは止めて欲しいと。しかし無料貸し出しは民主主義の原点だそうで、未だ実現しません。図書館の本質はフローではなくストックなはずです。いまや新刊部数と同じ数が貸し出されてる。
2011-01-23 19:13:48@shiraishi_k そんな短絡的な。図書館で読んでみてファンになり、それから気合い入れて買い揃えた作家さんが、私には二桁いますよ。離島の図書館や公民館図書で読まれる宣伝効果を、考えて下さい。それとも、離島の本屋でサイン会してくれますか?
2011-01-23 19:15:23@funyan_funyan 補足すると、何も図書館で読んでくれるな、と言ってる訳じゃないんです。新刊の無料貸本屋は止めて欲しいと。卵をただで配ればそれは市民は喜ぶでしょう。でもそれでニワトリが死んだらどうするの?というのが私の意見です。
2011-01-23 19:59:16@sushiwine おっしゃる通り。何も図書館がいけないと言ってる訳ではないんです。ストックをメインにして、貸し出しは著者の意向尊重して欲しいと。その提案は全く通りませんでしたけど。
2011-01-23 20:14:32図書館で読む程度でいい作家ではなく、どうしても欲しいと思わせる作家になればいいだけ。 RT @shiraishi_k: 一年かけて500枚(×400字)の長編小説を書き、晴れて出版。定価1500円で初版部数は5000部。作家の収入は一割(税込み)なので75万円。手取り…(つづく)
2011-01-23 21:45:47@shiraishi_k 白石先生ほどの方が作家の窮状を訴えられるワケですから、大変な思いをされている方はもっと多いのですね。書店としても、納税者のリクエストに応えなければならない公共図書館の言い分は違うと思っています。新刊は6ヶ月入れないとか資料性の高い物だけにしてほしい
2011-01-23 22:13:10@shiraishi_k あと、興味ある作家さんの本は、とりあえず図書館で借りてみて、手元に置きたいくらい気に行ったり、新刊で順番待ちしないですぐに読みたいときは買うし。図書館がなければ、ハードカバーの新刊は手に取ることすらないかも。
2011-01-23 22:20:10@blackfox711 図書館の新刊貸出については、東京の書店組合でも問題にしています。やはり期限を設けるべきでしょう。公共図書館へは書店が納入しますが、今は、電子入札になります。当然安いところに決まります。酷い所では18%引きで落札されますが、中小書店はで対応できません。
2011-01-23 22:26:14@narumi45 そうです。図書館がなくなっては困ります。 私も中高と図書館に通って限界まで借りて世話になりましたからよくわかります。図書館がなかったら書店人にはなっていなかったでしょう。ただ、図書館は資料性の高い本のみストックするべきで、流行を追うべきではないと思います。
2011-01-23 23:08:00@narumi45 また、図書館にしかおけない本を出版している専門、 学術出版社もありますので、それらの本はまず優先的におくべきだと思います。いかんせん、年間8万冊弱の本が出版されていて、流通している本が80万点を超えているという現状。これは明らかに多すぎます。
2011-01-23 23:17:18@narumi45 週刊誌に至っては、その日の開館前8時半までに配達して欲しいと言われます。朝一番に読みにくる納税者がいるからです。ハリーポッターのような人気の本は、事前に何十冊と注文が入ります。しかしピークがすぎると無料であげたりして蔵書を処分します。税金の無駄遣いです。
2011-01-23 23:26:59過去の作家さんたちはどのように生活されてきたのでしょうか?出版社は作家を守ってはくださらないのですか? RT @shiraishi_k: 一年かけて500枚(×400字)の長編小説を書き、晴れて出版。定価1500円で初版部数は5000部。作家の収入は一割(税込み)なので75万円。
2011-01-24 00:05:52@narumi45 図書館は絶対に必要です。図書館が果たすべき役割がおかしい、と言いたいんです。これは、各館が利用率で評価されるからなんですね。話題の本は、何十冊と取ります。それでも、予約が殺到しますから待ち行列に並びます。計算してみると一年以上待つ本も珍しくありません。
2011-01-24 01:13:37私は白石さんの作品大好きですが、実際には有り得ない。図書館は予算が決まってるから、人気作品は常に貸出中。好きな作品ほどすぐ読みたいでしょう?RT @shiraishi_k: 封切りされたばかりの映画が全国の図書館で無料で全編上映されるようになったら、みんな図書館に殺到するだろう。
2011-01-24 02:06:51@shiraishi_k 耳障りに聞こえてしまいますが申し訳ありません。だいたい著作物に関して無償で読む(見る)権利なんてないはずなんですけどね。なぜ文学だけ例外なんだろうとは思っていましたが。ただ子供の頃図書館に受けた恩恵は否定できません。
2011-01-24 02:14:49図書館よりも中古がきいていそう RT @shiraishi_k: 樋口毅宏さんが図書館で本を借りないでほしいと切望しているのは、そういう作家の現状があるからです。わがままや自尊心で言っているわけでは決してありません。実際、僕もほとんどすべての作品を「書き下ろし」でやってきたので…
2011-01-24 08:44:03どうも誤解がありますね。図書館に新刊を買うな、なんて少しも言ってないんです。著者の意志があれば新刊の貸し出しは、少し猶予していただけないか、という図書館に対するお願いなんです。
2011-01-25 00:46:50図書館は<「無料の貸本屋」ではない>のであり、新刊本は<少なくとも、書店の店頭から平積みがなくなるまで待つべき>との主張にうなづく RT @toyamanabu 「禁じ手」を選んでしまった図書館の罪 http://bit.ly/gbXWel
2011-01-25 10:39:20図書館問題の解決は、意外に簡単な事なんですよ。明らかに影響を被っている著者は自分の本の奥付に、「図書館では初版から6ヶ月間は貸し出しをしないで欲しい」とメッセージを入れる。それを図書館側が尊重して自粛してくれればいいんです。
2011-01-25 11:00:29平積みになってる間に読まなきゃだめ、かにゃ? RT @2gatti そうかなぁ。そうしたら私は買えないからもう本は読まなくなるなw RT @JohnClarkGable: RT @amneris84: 図書館は<「無料の貸本屋」ではない> RT @toyamanabu
2011-01-25 11:09:23@blackfox711 僕が「明らかに影響を被っている著者」かどうかはわかりません。でも、先ほどの石井さんのツイートで決めました。自分の本の奥付に、「図書館では初版から6ヶ月間は貸し出しをしないで欲しい」とメッセージを入れる。その第一号に僕がなります。
2011-01-25 12:24:25@meshikagen そうにゃんですにゃあ。まあ、個人的なことを言えば、私なんかの本は、全国すべての図書館が1冊ずつ購入してくれると助かる、っていうのもあるんだけどね。ただ、出た直後はね、ちょっとだけ待ってくださいにゃっていう思いはありますにゃん
2011-01-25 12:28:25介護福祉士/ 歩車分離信号/ 太極拳/ 映画/ バードウォッチング、ハイキング/ クリスチャン/ C型慢性肝炎/ ハンセン病国家賠償裁判、タバコ病をなくす横浜裁判/ 恥ずかしながらツイログhttp://twilog.org/jnmoo 更新さぼってるブログhttp://asiatojun.seesaa.net/