超名作ゲーム『ＸＣＯＭ』と『ＸＣＯＭ２』について大いに紹介する

アロハ天狗 @Aloha_Tengu

アロハ天狗は活性化し、そしてゲームについて大いに語るのだ

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さて、我々ヒトの欲求というものは突き詰めると三つに大別されます。即ち、異星人射殺欲、異星人解剖欲、地下秘密基地建設欲です。今を遡ること６年前、その三つの欲求を同時に満たしてくれる奇跡のようなゲームが喝采とともに発売されました。

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不朽の名作『ＸＣＯＭ』です。 pic.twitter.com/fowR43jqNY

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ゲーム『ＸＣＯＭ』を大いに紹介する。

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コンセプトの時点で『勝っている』ゲームというものは概ね良いゲームです。ＸＣＯＭのコンセプトはこうです。 『エイリアンの侵略に対抗する国際暗黒秘密組織ＸＣＯＭの司令官となって連中の侵略を防ぎ、逆襲する』 どうです？『勝っている』でしょう？

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しかし、ＸＣＯＭがシミュレーションゲームの新たなるクラシックとして称賛を浴びたのはコンセプトの勝ちっぷりだけではなく、それを実現するシステムと巧妙極まるゲームバランスあってのことです。 ほんのさわりですが、ＸＣＯＭのプレイフィールを紹介してみましょう。

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まず、ＸＣＯＭのゲームフローは概ね二つのパート、戦略パートと戦術パートに大別できます。 pic.twitter.com/U8hW98nWT6

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戦略パートでは、秘密組織ＸＣＯＭ（裏表のないネルフと思ってください）の司令官として、基地の拡張や隊員の強化、研究を行います。 pic.twitter.com/MCUECuR3Yh

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戦術パートでは実際のＸＣＯＭ隊員を指揮し、エイリアンとの直接戦闘を行うことなります。 pic.twitter.com/d3pIVCbJqm

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そして、この戦略パートと戦術パートの繰り返しを通じて、ＸＣＯＭを強化し、異星人の陰謀を食い止め、そして敵の本拠地を突き止めて大逆襲に成功すれば、人類の勝利＝ゲームの勝利となります。

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戦略パートで行うことは極めて大雑把にいうと以下の3つです。 pic.twitter.com/fNmzMvM0ST

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①エイリアン技術の研究などを通じて、隊員の武装を強化する pic.twitter.com/7sGcAt1ZwD

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②基地の拡張などにより、ＸＣＯＭ自体の能力を向上させる pic.twitter.com/iaxFjq610i

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③重要なエイリアンへの尋問などにより、反抗の糸口を掴む（ストーリーの進展） pic.twitter.com/M1H2BR4rFZ

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しかし①〜③はそれぞれ資金や資材、そして何より重要な時間という共通のリソースを消費するため、どれを優先するかという長期的な欲求と短期的な必要性のせめぎ合いはゲーム全体を通じての魅力であり、かつ悩みどころです。

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隊員に強力な磁力レールガンを早々に配備したいが、基地の衛星制御施設も増強してＸＣＯＭ加盟国を防護しないと収入が何時まで経っても増えないし、司令官級エイリアンを解剖して奴らの基地を早く突き止めないとジリ貧だ…何ッ東京にエイリアンの襲撃が！？ああ忙しい忙しい…

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ＸＣＯＭは人類の自由と平和を守るための秘密組織なのでエイリアンを拷問したり、隊員の手足を切断してロボット兵に改造したり、隊員によくわからないエイリアン細胞を興味本位で埋め込んでみたりといった自由平和活動もこの戦略パートの醍醐味です。 pic.twitter.com/vqRsdUNcPh

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（ＸＣＯＭ隊員はぜんいん自発的に志願をしているので倫理的ななんかではないのであんしんであることだなあ） ＃安心感があって正しいので良い #欺瞞が一切ない

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さて、先ほどゲームの勝利条件について説明しましたが、敗北についても説明しましょう。ＸＣＯＭが暗黒国際"秘密"組織であることから実際明らかな様に、人類はエイリアンの脅威に気づきつつありますが、それを受け入れるまでには至っていません。

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ＸＣＯＭ評議会（裏表のないゼーレと思ってください）加盟国にはそれぞれ”パニック指数”があり、自国の”パニック指数”が一定以上に達した国は評議会から離脱してしまいます。評議会からの離脱国数が一定に達した時点でＸＣＯＭは組織運営が不可能となり、人類の敗北が確定します。

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敗北条件周りのルールは正直、少々わかりづらいのですが…時間制限と考えておけば概ね間違いないです。パニック指数はエイリアンのテロの防止などで短期的に抑えることは出来ますが、長期的にはどうあがいても右肩上がりとなります。

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ここまでが戦略パートの概要です。この戦略パートで指示を出して直接エイリアンと交戦するのが、戦術パートであり、実際のプレイパートとしてはむしろこの戦術パートが比重のメインとなります。

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戦術パートのゲーム内容は4〜6人の小隊に指示を出し、味方ターンと敵ターンを交互に繰り返してエイリアンと銃撃戦を行う、ターンベース、小隊ベースのシミュレーションです。ざっくりと言えば、スパロボやファイアーエムブレムみたいな感じです。 pic.twitter.com/h2iMFIcWiV

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例えば、エイリアンのテロへのカウンター、爆弾の解除、要人の救出、場合によっては戦略パートで迎撃したＵＦＯの内部調査など、スパイスとなる様々なシチュエーションと作戦目標があります。とはいえ、基本がエイリアンとの戦闘なのは常に同様です。 pic.twitter.com/l2oGT8Q9ax

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まず特徴として小隊のメンバーにはスナイパー、アサルト、ヘビー、サポートプラスαといった『兵種』の概念があり、彼らは戦闘を繰り返すことで強力なスキルを獲得して、まさしく一騎当千の古強者たちに成長していきます pic.twitter.com/f8VtYZXxHe