大量に来る迷惑メールをどうにかしたい…!総務省の「迷惑メール相談センター」宛にメールを転送すれば簡単に通報できるらしい

迷惑メールでフォルダがいっぱいになる前に
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スパムや広告、なりすましなど厄介な迷惑メールに悩まされた経験がある人は多いはず。

迷惑メールが来た時の対策として、X(Twitter)ユーザーが「自分のメモ用に」と投稿したと方法に、多くの反響が寄せられている。

手軽にできる迷惑メール対策

その方法とは「届いた迷惑メールを【[email protected]】宛に転送する」というもの。


[email protected]】は総務省が委託している「迷惑メール相談センター」のメールアドレスで、迷惑メールや迷惑SMSをこちらのアドレス宛に転送するだけで転送元のメールアドレスを通報できる仕組みになっている。

迷惑メール相談センターの説明によると、通報された情報に対する措置としては

提供いただいた違反情報については、総務大臣及び消費者庁長官による違反送信者への措置、電気通信事業者による送信防止対策に活用させていただきます。

出典:迷惑メール相談センター「情報提供のお願い」

とのこと。迷惑メールの送信元に対してどのような対応が取られるかの詳細は公開されていないが、実際に通報したことのあるXユーザーからは「ここに送ると同じアドレスからメールが来ることは二度となかった」という反応も複数寄せられている。

迷惑メールが来た!転送する内容は?

迷惑メールを【[email protected]】宛に転送する際、必須となるのは「電子メール/SMSの全文」だ。また、こちらのほかにも電子メール、SMSともに追加の情報が必要になるケースがあるので、確認しておこう。

電子メール
・送信元のアドレスを偽って送られたメール申告の場合は、ヘッダ情報※も必要。
→送信に同意した覚えのない広告宣伝メールの場合で、ヘッダー情報の添付ができない場合は添付不要。
・電子メールの情報提供に際して、氏名・住所・電話番号などの個人情報を送る必要はない。

※ヘッダ情報…受け取ったメールがどこから、どのような経路で送られてきたのかを記録したもの。

SMS
送信に同意した覚えのない広告宣伝などのSMSの場合は、「受信日時」「受信した電話番号」「送信元の電話番号または表示名」などの情報が必要。

出典元:迷惑メール相談センター「情報提供のお願い」

ヘッダ情報の確認方法や送り方の詳細は、「迷惑メール相談センター」のHPから確認できる。こちらのHPでは、ほかにもなりすましの偽メールや要注意メールの警告、実際の相談実例など、迷惑メールに関する情報が数多く掲載されている。

自分や身の回りの人の安全を確保するためにも、必要な情報として共有しておくといいかもしれない。

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トゥギャッターオリジナル記事編集部

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