会社を辞めたいといったら倒産した…縁切り神社「安井金毘羅宮」の強すぎるエピソード3選
京都は東山にある「安井金毘羅宮」をご存じだろうか。
日本三大怨霊の一人、崇徳天皇を祀っており、縁切りに高い効能がある神社として知られている。X(Twitter)でも当然のごとく「京都最強の縁切り神社」として名高い。実際に参拝したユーザーが体験談を投稿しており、それらの内容の凄まじさから「京都最強」と言われる所以がうかがえる。
そこで今回は「安井金毘羅宮」の強すぎるエピソード3つを紹介しよう。
人生の進路変更が強引すぎる…?
あるXユーザーは30歳の時に安井金毘羅宮を参拝した後のエピソードを披露している。参拝後、交際相手と別れ、会社は倒産。再就職して、新しい職場の近くにある店で知り合ったのが現在の配偶者…となったという。
投稿者は「神様の進路変更は強引なので、お参りする前は備えておいたほうがいい」と感想を述べている。サラッと書いているが、失恋、失職と大きなものを立て続けに2つ失っていることを考えると、すさまじいとしか言いようがない。
投稿を読んだ他のユーザーからも「縁切りの力恐るべし」「それくらいしないと良縁につなげられなかったんだろうな」と言った感想が集まっている。
就職目前の秋「来年から働きたくない」とお願いしたら…
大学4年の秋に安井金毘羅宮を訪れたというXユーザー。
「来年から働くのダルいんで~労働と縁を切りたいです~」とふざけながらお願いしたところ、その数ヵ月後に必修科目の履修ミスが発覚して、留年が決定。「大学5年生」を迎えることとなり、結果的に労働をする必要がなくなったという。
ユーザーはこの事実について「長く語り継いでいかなければならない」とコメントを残している。
投稿を見たユーザーからは「やって良いおふざけとやっちゃならないおふざけがある」「金毘羅さんを舐めてはいけない」との声が。縁切りを願う時は真摯な態度で臨むべきなのだ。
骨折で休職&胃腸炎で強制ダイエット「神様は手段を選ばない」
母親と一緒に安井金毘羅宮を訪れたというXユーザー。
母親は「職場の嫌いな人から離れられますように」、ユーザーは「この体型と縁切りしてやせますように」とそれぞれお願いごとをしたという。
その結果、母親は仕事中に骨折してしまい休職、そのまま転職する流れに。ユーザーは原因不明の胃腸炎で入院し、絶飲食の点滴生活を過ごした結果、それまで大好きだった脂っこい肉や刺激の強い食べ物、スイーツ等を受け付けない身体になってしまったそう。
参拝に訪れる前に「強引に願いを叶えるから準備しておいたほうがいい」という情報を入手していたものの、あまり気にしなかったというユーザー。自身の経験から「参拝する方は入院費対策で保険に加入してからの方が良い」とコメントを残している。
投稿を見たユーザーからは「神様手段えらばなすぎこわい」「相当覚悟した上で行かないと、ですね」などの声が集まっている。
お願いの仕方で神様の手段も変わる?お礼参りも忘れずに
これらの投稿を見たユーザーからの反応として多かったのが「安井金毘羅宮はガチ」という声。
紹介した3つのエピソードの他にも、「元カノとの縁切りをお願いして以来まったく連絡が来ない。逆に怖い」「会社との縁切りをお願いしたら、激務による体調不良の末自主退職となった」など、「縁を切りたい」という願いは一応叶っているものの、叶うまでの過程が激しい場合が多い。
参拝した経験がある人からは「縁切りの場合は相手の不幸を願わないこと」「雑なお願いの仕方をすると斜め上から願いが叶うともっぱらの評判」というアドバイスもあり、お願いの仕方にも注意が必要なよう。そして、どんな方法であれ願いが叶ったならば「お礼参りは欠かさずに」とのこと。
もちろん、まったくご利益と言える出来事はなかったという声もある。神のご加護がどのように向かうかは、己の心がけ次第と言えそう。
もし今、断ち切りたいモノ・コトに悩まされており、参拝したいと考えている人に、今回紹介したエピソードが参考になれば幸いだ。