【検証】1分でキスしたくなる“ぽってり唇”に!? 石原さとみとアンジーに勝てるか試してみた
こんにちは、ひにしです。
春は、各化粧品メーカーから口紅の新色が出る季節。雑誌などを見ていると、旬の美人は”唇美人”らしい。
唇美人とは、厚みのある「ぽってり唇」な女性のことを指しているよう。ぽってり唇メイク特集とか、おフェロ顔(おしゃれだけどフェロモンがある)メイクとか、よく目にする。
Twitterでも、ぽってり唇の女優やモデルに憧れを抱く女性たちは多い。
ここ数年で一段と可愛くなりすぎている石原さとみさん。ぽってり唇憧れるなぁー。失恋ショコラティエのDVD借りてこよっと。
— 佐倉絆🐸🚀 (@kizuna530) 2015年2月8日
おフェロメイクってなんでこんなかわいいん。なんでこんなえみちぃかわいいん。丸目でたらこ唇でぽってりチークサイコーやん❤血色メイクドタイプすぎる♪♪ http://t.co/O2OJ3hMrc9
— moeka (@xxmoemeroxww) 2015年3月28日
キスする前に☆男性が色気を感じドキッとする女性のパーツ&服装5つ
1:ぽってりとした分厚い唇
2:女性ならではの曲線美
3:艶やかな色白肌
4:ワンピース
5:ピンク系のランジェリー #キス
— ♡世界中のkissでHappy♡ (@kiss_de_bijin) 2015年3月26日
そう、「ぽってり唇になれば、思わずキスしたくなる」ってくらい、世の中にぽってり唇ブームが巻き起こっているのだ。
そこで、私の出番である。
見ての通り、唇が薄い。これまでの人生で何度となく「幸薄そう」と言われた原因の9割はこの唇だと思っている。
そうか、だからキスを求められる機会も少なかったんだ! そうだそうだ! 唇が悪いんだ! いやー判明判明! モテない理由判明しちゃったよ!
というわけで、
ぽってり唇になると「キスしたい唇」に本当になれるのか? 検証してみることにした。
検証方法
実際に私がぽってり唇になり、ぽってり唇の日本代表といっても過言ではない石原さとみの唇と、海外代表としてアンジェリーナジョリーの唇と比較。渋谷で街頭アンケートを行い「最もキスしたくなる唇はどれか?」を選んでもらうことにした。
対戦相手はこちら。不足はない。
メイクでぽってり唇を作る
口紅やリップをオーバー気味に描いたり、グロスを真ん中だけに塗って立体感を出したりするのが、鉄板のぽってり唇メイクテクニック。しかし、私は普段から口紅やグロスをほとんど塗らないので、正直リップクリームだけでも十分と思っている。
目元や眉毛、チークはしっかり入れていても、唇はリップクリームだけって女性、結構いるのでは?
まずは、メイクでどれだけの違いが出るのか試してみよう。
比べてみると、素の唇はカッサカサで幸が薄そう…。リップクリームだけだと、ほんのり潤ってナチュラルな感じ。
薄付きグロスは華やかさがアップした。グロスだけでもきちんと感が出てかなり違う! そして最後は半年ぶりくらいに使うリキッドルージュ。うん、やっぱり色が変わるだけで顔が明るくなるなー。
比べると色味の違いの大切さが分かる。色が乗るだけで幸薄度が下がっている!
いい感じの唇になったので、トゥギャッチ編集部の中道さんに見てもらった。
「久しぶりに口紅塗ったんだー! どうどう? これで、さとみにも勝てるっしょ」
「ひにしさん、確かに色は変わりましたけど、正直それ、全然ぽってりしてないですよ!」
「えーだって、唇の形なんて変えられないんだから、これが限界だよ!」
「いや、Twitter見てたら唇の形自体を変えるアイテムがあるみたいっす。このビフォーアフター動画すごいです」
fullips
— 𝐡𝐚𝐫𝐮𝐩𝐲𝐨𝐧 (@S2Saigonokoi) 2015年2月22日
「すげー! これ、あっという間にぽってりに変身してるー! これなら、唇の形変わるじゃん! やりたいやりたい! 鼻を高くできるのが“鼻プチ”なら、これはもはや“口プチ”だね!」
ぽってり唇製造アイテムを使ってみる
というわけで、数日後届いた商品がこれ。
勝手に命名した “口プチ”は「Fullips(フルリップス)」というアイテム。日本ではまだ取り扱っている店がなく、わざわざ海外から輸入した。
これ自体は2,432円なのだが、送料含めて全部で5,755円かかった。ぶっちゃけ、ただのプラスチックのカップにしてはかなり高い印象だ。
まあ、いいや。さっそくやってみよう。
「これを唇に当てて…吸う。吸う?」
「ちょっと、あれ? ちょっとキューっとなって痛い! おろ、おろろ…」
約1分吸引。はい! できた。
上唇がふっくらしたー! 血流がよくなって、色も鮮やかになった気がする。うわー! すっごく変わってるこれ!
「下唇にもっとぽってり感がほしいですね。下唇だけ吸えますか?」
「やってみる」
「ンー…ンンー(こ、こうかなー。下だけ吸うって)」
「ンーウン! ンンンン!(あー吸いついた! 吸引できてる!)」
どんな感じかというと、子どもの頃に一度はやったであろう「コップを吸って口の周りにくっつけるアレ」を唇だけに集中させていると考えてほしい。
慣れてくると手放しでもできるようになる。
懐かしの『幽遊白書』のコエンマを彷彿とさせる 。
そろそろいいかな?
うおーーー! 明らかにぽってりしてる!!!
リキッドルージュも塗ってみたら、もう別人ーーー! おっほーーー! ぽってり度やばいーーーー!
ひどくドヤ顔になった。唇が薄いままじゃこうはいかない。
「よし、これでぽってり唇になった! よし、街頭調査にいくぞ!」
街頭調査開始
やってきたのは、渋谷ハチ公前。
以下の4つの中から、「最もキスしたい唇はどれか」を男性に選んでもらう。
1:ひにし(素) 2:ひにし(ぽってり)
3:石原さとみ 4:アンジェリーナ・ジョリー
この唇比較パネルを見ると3番のさとみ、4番のアンジーのぽってり具合はすさまじいことが分かる。
あれだけ吸いまくった私のぽってり唇…。がんばれるか…!
ハチ公前に座っていたお兄さんに聞く。
「すみませーーん、ちょっといいですか? この中で一番キスしたい唇はどれですか?」
「4番。潤ってる感じだから」
「(やっぱり、アンジー強いなあ…)」
続いて、EXILEの一員っぽいお兄さんに聞く。
「3番。直感で。2はキツそうなイメージ」
「2番。色がいい」
「(キターーーーーーーー‼ 2番「ひにしのぽってり」に早くも1票来たーーーー!)」
この調子でどんどんいくぞ!
どちらも2番! いいぞ!
意見が分かれる3人組。
フリーハグで抱き合いまくっている人と、かき氷機で「雪を降らせます!」と言っている謎のお兄さんにも聞いてみた。
「僕、1番。薄い唇が好きなんですよ」
「(やったー! 私の素の唇キター)」
内心すっごく喜んでいたけど、「これは私です」とはバラせないから…
全力で抱きしめられてきた!!
「おれは4番だな。厚みがあっていい。好き」アンジーに一票。
ここまでの途中経過は…、
まさかの私の唇、大人気。満面の笑みである。どんどんいこう!
モヤイ前で喫煙中のお兄さん。
「1番。形がいい」
まじか、「キスしよっか?」って言いかけたわ。
テニサーの大学生たち。
「2番。消去法で」
「3番。感触と絡みがよさそう」
何の絡みだよ。
女の子の意見も聞いてみよう! なりたい唇はどれー?
女子高校生たち、ありがとう。私を選んでくれてありがとう。
ペアルックのかわいい女子高校生。
「1番。薄さがかわいい」
「2番。バランスがいい」
「(まーじーでーーー!?)」
中学生女子3人組は2番と3番に分かれた!
「2番。色がいい。バランスがいい」
「3番。ふっくら感がいい」
大学生女子3人組。
「3番。上唇の山の部分に変化が少なくてきれい」
「2番。ハリと色がいい」
こんな形で50名アンケート終了―――――!!!
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!!!!
50人にガチで聞いた結果は…?
ひにしのぽってり唇、圧勝!!
しかも次点はなんと、素の唇! ヒャッハー! まじかー! 勝ったぞーさとみに勝ったぞーーー!
選んだ理由は「色がいい」という意見が多数を占めた。口紅の色もあるが、確かに一番ピンク色だったのが、2番だった。
驚きだったのは、思っていた以上に「薄い唇の方が好き」と口々に言っていたことだ。
【結論】
・一番重要なのは形よりも色!
・薄い唇が好きな男性も多い!?
大満足の結果に「帰り道、唇に魅了された男性にナンパされちゃうかも?」とか思いながら電車で鏡を見てみたら…、
唇の周りが内出血して、泥棒ひげみたいになっていた…。
これじゃ必死に唇ぽってりさせても台無しだろ。こんな泥棒じゃ、モテるどころかただの笑い者だよ。
くれぐれも吸い過ぎにはご注意を…。