都道府県別2014年衆議院比例代表：民主党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2014年12月に行われた第47回衆議院選挙比例代表の民主党得票率ランキング。

民主党の得票数は977万5991票で、有効投票数5333万4447票に占める得票率は18.33%。

最も民主党得票率が高いのは北海道で27.56%。2位以下は佐賀県、福島県、長野県、三重県と続いている。2位の佐賀県は2014年衆議院比例代表:自民党得票率でも12位と上位になっている。佐賀県は1区、2区ともに自民・民主・共産の3人ずつの立候補で全県的に自民と民主の一騎打ちとなっており、”第三極”人気が低くなったようだ。

一方、最も得票率が低いのは維新の党が強い大阪府で8.31%。これに社民党が強い沖縄県、富山県、和歌山県、宮崎県と続いている。

前回の国政選挙である2013年参議院比例代表:民主党得票率とくらべると、福井県、宮崎県、熊本県を除く各都道府県で得票率が上昇している。

分布地図を見ると関東を除く東日本で得票率が高い。。

相関ランキングから過去の選挙との相関を見ると以下のようになっている。(数字は相関係数)

0.8019　2012年衆議院比例代表:民主党得票率
0.7725　2013年参議院比例代表:民主党得票率
0.5053　2010年参議院比例代表:民主党得票率
0.4902　2009年衆議院比例代表:民主党得票率

自民党は過去の選挙との相関係数が民主党より高く、各選挙の都道府県別得票状況が似ている。一方、民主党は自民党にくらべて相関係数が低く、選挙ごとに得票状況が異なっている。自民党よりも風に左右されているとも言えよう。

この他には高い相関係数のランキングが少なく、他の要素との関連性は見当たらなかった。

各党得票率

各党得票数などはこちら　20141215_shugiin.csv"

直近10年間の平均得票率は民主党得票率(直近10年間)。