直近10年間の選挙は以下の通り
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
2021年衆議院 自民が絶対安定多数を確保、維新が躍進
2022年参議院 改憲勢力が衆参で3分の2を獲得
10年間の社会民主党平均得票率は2.21%。得票率が最も高いのは沖縄県で13.79%(偏差値99.7)。2位は大分県で10.66%。沖縄県と大分県は伝統的に社民党が強いところだ。3位以下は宮崎県(4.96%)、富山県(4.56%)、岩手県(4.16%)の順。一方、最も得票率が低いのは和歌山県で0.96%(偏差値42.3)。これに大阪府(1.04%)、京都府(1.27%)、岡山県(1.35%)、岐阜県(1.41%)と続いている。
分布地図を見ると沖縄県と大分県の多さが目立っている。
相関ランキングでは
学校給食費滞納率と正の相関があり、
1世帯あたり貯蓄額と負の相関がある。給食費の滞納が多く、貯蓄が少ないところで社民党の得票率が高いことを意味しており、経済的弱者が多いところで社民党の得票率が高いようだ。
また、過去の社民党得票率との相関が高く、得票率の分布状況があまり変化していない。良くも悪くも”風”の影響を受けにくい政党と言えそうだ。