iOSのマインクラフトでマルチプレイができなくなった
iOSのマインクラフトのクロスプレイで「世界に接続できませんでした」となってしまうときの対処法
結論
OSをiOS14にアップデートした後に、同一ネットワークでのマルチプレイができなくなったのなら、アプリのローカルネットワーク設定を確認してみましょう。
設定アプリの「Minecraft」>「ローカルネットワーク」のアクセス許可がOFFになっていれば、ONにすると接続することができます。
解説
マインクラフトのマルチプレイで接続できない問題はよくあるようで、いくつか原因があります。
今回は、iPad、iPhoneなどのiOSにおいて家庭内LANのローカルネットワークで接続できない場合の解決法です。
筆者の家では、SwithとAndroidとiOSとの3機種でのクロスプレイ(クロスプラットフォーム)でした。
正確にいうと、AndroidはAmazon Fire タブレットアプリです。
ちなみにこのゲームのスイッチとスマホは、マインクラフト統合版(PE版・BE版)と言われ、PCのいわゆるJava版とは異なります。統合版とJava版間の接続はできません。
元々3機種間でのマルチプレイはできていましたが、とあるタイミングからiPadだけ接続できなくなりました。
ネットワーク上に接続したい先の世界の表示まではされる状態でした。
しかし、選択してしばらくのロード時間を待った結果、
「世界に接続できませんでした」というエラーが表示され、いっこうに接続できません。
真っ先に考えられたのは以下ですが、すべて問題ありませんでした。
- 接続先のネットワーク(Wi-Fiルータ)が異なる
- ゲームのバージョン(※上記のv1.16.201)がプラットフォーム間で異なる
- アプリのバージョンが古い(アップデートが必要)
サインアウトしたり、フレンド設定をつけ直してみたりしましたが変わりません。
そもそもローカルネットワークでのクロスプレイであれば、Microsoftアカウントも不要でサインインする必要はないので、関係はありませんでした。
そこで疑ったのが、iOSの設定です。
よくよく考えればOS(iPadOS)のアップデートをしてから、接続できていなかった気がしてきました。
調べてみると案の定、iOS14からローカルネットワーク権限の要求が追加されていました。
おそらくOSをアップデートした直後のアプリ起動時に、許可確認のダイアログが出ていたのだと思うのですが、そこで「許可しない」設定にしてたのではないかと考えられます。
設定方法は以下のとおりです。
ローカルネットワークのアクセス許可設定
設定アプリから、該当のMinecraftアプリを選択し、「ローカルネットワーク」のアクセス許可がOFFになっていれば、ONにします。
または、設定アプリから、プライバシーを選択し、「ローカルネットワーク」の「Minecraft」のアクセス許可がOFFになっていれば、ONにします。
この対応で、無事3機種間でのクロスプレイができるようになりました。
今回はiPadの例でしたが、iPhoneなど他のiOSデバイスも同様です。
2024/05/01 追記
他の原因でマルチプレイができない場合については、以下の記事で解決方法を解説しています。