Increments さんで開催された PM Meetup の記事をみていて気になった
Product Requirements Documentについてまとめます。
10/4にIncrements PM Meetup #2を開催しました - Qiita Blog
Product Requirements Document とは?
Product Requirements Document(=PRD, 製品要求仕様書)はプロダクトや機能の目的を全て定義したドキュメントです。
これは、プロダクトがどのように作られ、どのようなチームメンバーで作り上げるかも含みます。
また、全てのステークホルダーが目的を正しく理解する役目を果たします。
PRDに求められるもの
- 何が目的か?
- 誰のためにつくるか?
- プロダクトや機能の価値は何か?
- どのようにユーザーと対話するか?
- どんな見た目か?
- 完成条件は?
Product Hunt のPRD具体例
補足
自分がお手伝いしている現場では、パターンカタログを利用して要求仕様を決めるようにしています。
詳細は以下の記事にまとめてあります。
-- | Memo |
---|---|
Context | どのような状況を前提としているか |
Problem | 解決すべき問題(抽象的) |
Forces | 解決すべき問題の要因(具体的) |
Solution | 解決索(抽象的) |
Actions | 解決のための行動(具体的) |
Consequence | 結果。ポジティブな結果とネガティブな副次効果を書く |
これに費用対効果と受入条件を加えて Issue Template にしています。
Context のところに対象や現状の背景を記載するので、
誰のためにつくるか?
が含まれることになります。
Problem と Solution をあわせた内容が 何が目的か?
と プロダクトや機能の価値は何か?
にあたります。
どのようにユーザーと対話するか?
は現在ドキュメントで明記はしていませんね。
こう考えるとけっこう必要な要素が揃ったテンプレートを使うことができているように感じます。