2016/02/18 GitHubにIssue and Pull Request templates機能が追加されました。
ISSUE_TEMPLATE , PULL_REQUEST_TEMPLATE という名前でプロジェクトのrootにテンプレートを配置しておくだけで オーケーです。お手軽。 (拡張子は自由。 Markdown 形式 = .md に対応)
早速ISSUE_TEMPLATEをコミットして動作確認してみました。
サンプル
ISSUE_TEMPLATE
- テンプレート
## 概要 ## 詳細 あれこれ :paw_prints:
- GitHub に push したテンプレート
Issue
黒魔術テンプレート
この機能が実装されるまでの間、下記のようにURLのパラメータに直接テンプレートを設定し、
CLIに仕込んだり、情報共有ツールやWikiにリンクを作成してテンプレートとして使っていた方が
少なからずいると思います。
仮にこのやり方を「黒魔術テンプレート」とします。
pros and cons
今までの黒魔術テンプレートと比較してみます。視点はGitHubの新機能側にしています。
pros
- テンプレート自体をGitHubで履歴管理できる
cons
- タイトルのテンプレートは設定できない
- ラベルの指定はできない
まとめ
新機能のIssue and Pull Request templatesですが、
今まで黒魔術テンプレートを利用していなかった人にとっては とても便利です。
しかし、黒魔術テンプレートを利用していた人にとってはタイトルを指定できなくなったり、
ラベルに合わせた複数テンプレートが指定できないなどの問題があります。
複数のテンプレートを必要としないなら迷いなく今回のテンプレートを使えばいいですし、
複数のテンプレートを利用する場合も、ひとまずデフォルトに一番使用頻度の高いテンプレートを設定しておく
という判断がよさそうですね。
この辺り今後の進化に期待ですね。