マネジャー・リーダーの力

指示を出してもね、チームのメンバーが聞いてくれない。

なぜか？　コミュニケーションの問題？

世の中の大抵の問題は、コミュニケーションの問題であって、人間関係の問題である。だから......

「〇〇とはコミュニケーションの問題なんです」ってドヤ顔してもなんの解決にもなっていない。*1

 

大坂城。力のシンボルであり、美しい。（復興天守）

「指示を聞いてくれない」ときがある。メンバーが造反しているという極論もあるが、それはおいておいて、マネジャーの自分が指示を出してもチームのメンバーがちゃんとその指示の通りの行動をしてくれないことがある。それはなぜか？

 

三つの理由がある。

 

●一つは指示を聞いてくれる土壌が無いところに指示を出すからである。
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●　二つ目は、指示の内容を範囲が、指示を受ける方にはよくわからないからだ。

もちろん、後出しジャンケンを繰り返す上司は論外ですよ。
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●三番目は、マネジャーやリーダーの「力」がないからだ。

1・「この人の言うことなら聞こう」と部下から信頼されるかどうか。
2・「この人の言うことを聞かないと、まずい事になるぞ...」と部下に思わせることができる貫禄があるかどうか。

マネジャーに大切な資質、これはこの三つである。ただしこれらは必要条件であって、マネジャーやリーダーが力を保つためには、この三つの資質だけでは、ちょっと足りないかもしれない。

　　　　　

これらに加えて、実績だったり、能力だったり、地位だったり、着ている高級スーツだったりすることもあると思う。 容姿や姿形だって重要なことだ。

そしてこのプラスアルファ の資質は人によって異なる。

 

20年くらい前、ぼくが40代のはじめごろ、ある人材紹介会社の社長さん（当時60歳ぐらいの人）に言われたことがある。

朽木さん、人間力を磨きなさい。

どーゆーことだったんでしょうね。

 

 

©　朽木鴻次郎
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kuchiki-office.hatenablog.com

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*1:〇〇の中に、どんな言葉を入れても「なるほど」と思える。「夫婦喧嘩」「パワハラ」「米中貿易問題」...　ほらね。