いつか永遠のきらめきを抱きしめる日のために

 

2024年12月31日21時20分、私は家路につきながら衝動のまま筆を取っている。
年の瀬も年の瀬、大晦日に私は京セラドームにいた。公演は『KinKi Kids concert 2024-2025 DOMOTO』で、契約の関係なのか異例のサイト先行となり、軽い気持ちで、本当にノリでチケットを申込んだのがきっかけだ。死ぬまでにKinKi Kidsを見たいとは思っていたし、約10年前にKinKi担をしていた私にとって、セトリは「オタクの夢全部叶えたろかスペシャル」としか言いようがなく、己の選択に対し後悔はしていない。正直開始5分でモトを取ったし、本日23時51分から公式YouTubeで公表される、KinKi Kids史における歴史的な瞬間に立ち合えたことは、幸福と言っていいだろう。実際私はこのコンサートに強く心を動かされて、今の気持ちを書き残そうとしている。ただ、それがいい意味なのか悪い意味なのかは、まだ私にもわからない。

KinKi Kidsは、堂本剛は私にとってジャニオタの原点だった。色々なタイミングの悪さで、初のライブ参戦は今日になったけれど、1曲目の硝子の少年を見た瞬間にわかってしまった。下顎が発達していない男が好きだとか、歌っている人が好きだとか、ジャニーズ原理主義だとか、なぜか好きになるジャニーズの男が大体メンヘラなことだとか、そのすべてが堂本剛で確立されていた事実に。
だから、悔しくてたまらなかった。
永遠なんてこの世には存在しない。少なくとも、アイドルの見せる永遠の夢は有効期限付きである。それがこの2年間で私が何度も突き付けられ、何回も諦めて、涙とともにたどり着いた結論だ。
永遠なんてこの世には存在しない。そうわかりきっているのに、愚かにもアイドルに大きな夢を託して、アイドルを通して永遠の夢を見ることをやめられないのがオタクの性だと、ほんの数時間前までは確信していた。

でも目の前に"永遠"は存在した。
つよしくんも光一くんも、10年前と何も変わっていなかった。ずっと変わらないCDの売上枚数と、アイドル30年選手にもかかわらずドームを端まで埋める資本力。だれかtoなかいで光一くんが語った「KinKi Kidsという名前が使えなくなっても、違う名前で2人でやればいいんじゃないの?」というつよしくんの言葉。 人生をともにしたグループ名すら彼らにとっては記号でしかなく、10年前と変わらなかったように、10年後もその先も、2人の在り方は変わらないんだろう。
「アイドルは夢を売る生き物。たとえ最後の舞台でも、そんなことおくびにも出さず『これからも』と永遠の夢を見せるもの」と数ヶ月前に友人と語り合ったのに、目の前にいる大好きだった人は、言葉どおりの意味で『これからもよろしくね』と語りかけてくる。そんな眩しすぎる2人の姿を見て、気付いてしまった。気付きたくなかった。私も本当は、永遠がほしかった。

気持ちの整理をつけるためにブログを3つも書いた。だらだらとしたお気持ち表明に友人を付き合わせて、それでも前を向くために必要なことだと、すべてを2024年に置いていって、明るい新年を迎えようと、迎えられると信じていたのに。
結局私は、Sexy Zoneに永遠の約束をしてほしかっただけだった。timeleszではなくSexy Zoneと、永遠の約束をしたかった。
悔しい。初めてのKinKi Kidsのコンサートはめちゃくちゃ楽しかった。悔しい、悔しい、悔しい。楽しかったからこそ、楽しかった分だけ、楽しかった気持ち以上に、悔しいのだ。私もこれがほしかった。それを原点のKinKi Kidsと堂本剛に思い知らされるだなんて。KinKi Kidsのファンが、羨ましくてたまらない。

永遠なんてこの世には存在しない。きっとそう思い込んでいたかった。永遠なんてものがあるわけないから、キンプリは2人になって、阿部顕嵐は7ORDERを卒業し、Sexy ZoneはSexy Zoneじゃなくなった。永遠が非現実的なものである限り、私はそんな言い訳を連ねることができたのだ。
でもアイドルが見せる永遠の夢は、間違いなくこの世に存在する。KinKi Kidsという"永遠"は、ジャニーズ事務所がなくなっても、きらめきを失なうことはない。
私がtimeleszと永遠の約束をする日は来るのだろうか。タイプロが終わった後か5年後10年後か、もしtimeleszが永遠の夢を語ってくれたとして、「Sexy Zoneと永遠の約束をしたかった」私は、果たして彼らに幸せを見出だせるのだろうか。
かつて大好きだったアイドルによって、突然与えられた問いに結論を出して2025年へ行くためには、あまりにも時間が足りない。この生ぬるい気持ちを抱えたまま、今日を、2024年を終えることにしよう。

もし阿部顕嵐がジャニーズとしてデビューしていたら

 

これはあの頃のジャニーズJr.を通った人なら、誰しも一度は考えたことではなかろうか。想像し得る平成ジャニーズ顔の理想形、とにもかくにも顔がいい。ジャニーズは顔がすべてだし、ジャニオタは結局山田涼介佐藤勝利阿部顕嵐の顔が好きなのだから(過言)
もし阿部顕嵐が、ジャニーズ事務所のアイドルとしてデビューしていたら、今頃どうなっていんだろう。キラキラジャニーズ恋愛映画の主演をしてティーンを沸かせたかと思えば、実力派のドラマで注目されたりしたのかな。バラエティーで天然なところを面白おかしく料理してもらって、お茶の間ファンを獲得したのかな。やっぱり顔がハチャメチャいいから、歌番組に出るたびに「あの金髪の人誰!?」とか言われたんだろうな。それこそ平野紫耀みたいになって、平野紫耀か阿部顕嵐かみたいな時代もあったかもしれない。まあ平野紫耀はとっくにジャニーズじゃないし、ジャニーズ事務所も存在しないんだけど。

阿部顕嵐が、2025年5月31日をもって7ORDERを卒業することになった。
正直いつかこうなるとわかってはいて、その"いつか"が想定より少し早かったなぁという感覚だ。今年の5月から俳優活動に専念し、グループに籍を置いてはいても開店休業状態で、実質脱退しているようなものだった。たまのファンミやインライに出演していたのは、寧ろよく調整していた方だと思う。
もちろん寂しいし落ち込んではいるけど、でも彼の決断を肯定したい気持ちが大きい。

Sexy Zone/timeleszのオタクをしている私にとって、2024年はメンバーの脱退や"残された側"の在り方について、常に考え続けた1年だった。事務所の方針やメンバーの活動休止、卒業等により5人で活動する期間が極端に少なかったSexy Zoneは、だからこそ5人であることにこだわっていた。オーディションの発起人である菊池風磨が密かに新メンバー加入を考え始めたのは、中島健人の脱退ではなくマリウス葉の卒業が契機だったし、佐藤勝利も「オーディションがなければ解散していた」とハッキリ語っている。きっとオタクが考えるよりずっと、"5人"が彼らのすべてだった。
阿部顕嵐にとってもそうだったんだろう。真実が明るみになることはないけれど、何らかの理由でLove-tuneの活動が難しくなって、7人全員で退所することになり、何の後ろ楯もなくゼロから7ORDERを始めた。グループ名に数字やイニシャルを入れてはいけないなんて、事務所の諸先輩方を見ていれば火を見るより明らかなのに、"7ORDER"という名前を付けたのは、他ならぬ阿部顕嵐だ。
「僕の中では7人が全てという事実は変わらず、自分をぶれさせることはできませんでした」という言葉は過不足なくありのままで、それでも6人の7ORDERを模索したこの1年半は阿部顕嵐の愛であり情だと、私は思う。
突然脱退や卒業を言い渡され、実はあのときが最後だった、と楽しかった思い出が塗り潰されたり、「せめてさよならを言わせてくれよ」と嘆くこともままある中で、半年の猶予期間と6人との別れの場を用意するつもりなのは、優しさ以外の何物でもないだろう。
私はオタクよりも誰よりも彼が7人に拘っていたことを心から嬉しく感じるし、その嬉しい気持ちの分だけ悲しくて、切ない。

私の中にあるジャニオタの自我は"グループ"という概念に並々ならぬ執着心を持っていて、それゆえにグループを離れる選択をした人に、どうしても許容できない感情が心の片隅にあり、どこか冷めた目で見てしまう。それは阿部顕嵐に対しても変わらなかった。
ただその考えは、舞台blue egoistを通して見事に覆えされる。ジャニーズの血があまりにも濃く流れていたブルエゴという作品に魅せられたとか、やっぱり顔がいいだとか、理由はいくらでも並べ立てられるけど、いちばんは覚悟と信念を見せつけられたからだ。
結局何がやりたかったの? それは本当にグループではできないことだった? なんて言いたくなる人が少なくない世界で、やろうとしていること、やりたいことが合致して一貫している人は本当にかっこいい。
自身のファンが"アイドル阿部顕嵐"を好きだと自覚した上で、俳優活動に専念するときに言っていたことは虚栄でも詭弁でもなく、本気で俳優として売れるために人生を懸けている。あの阿部顕嵐がダサいことをしてくれるなよ、なんて安全地帯から文句を言うだけの気楽なオタクに、ダサいどころか死ぬほどかっこいい姿を提示されてしまっては、彼の生き様を肯定する以外の選択はない。少なくとも、timeleszのやろうとしていること、やっていることを心底愛して楽しんでいる私には。

オタクというのはいつまでも意味のないタラレバを考えてしまう生き物だから、これからも言い続けるんだろう。ジャニーズ事務所がジャニーズ事務所じゃなくなって、セクボは宮近海人以外退所して、セクボどころかSexy Zoneもこの世になくて、それでも「もし阿部顕嵐がジャニーズとしてデビューしていたら」って。そんな想像した未来なんて目じゃないくらいビッグに売れたら、痺れるくらいかっこいいね。


この気持ちを2024年に置いて行く。2025年が素敵な年であることを祈って。

Sexy Zoneに天下を取ってほしかった

 

ちょうど1年前の今頃は、誇張なく一日中Sexy Zoneのことを考えていた。他グループのライブに行ってもすべての言動にSexy Zoneを見出だす程度には、彼らと彼らの作り上げるライブに夢中だった。
ChapterⅡドーム初日のTimelessで泣いていた風磨に「風磨って私たちが思ってたよりマリウスに未練タラタラだね笑」なんて冗談を言い合ったり、ことあるごとにふまけん背中合わせの話をしたり。ハイライトのオーラスで「一生とは言わない、あと少しだけ、10年20年30年僕らと一緒に夢を見てくれませんか?」と祈るように言った風磨が、ChapterⅡで語った「永遠なんてないかもしれないけど、永遠を信じられる僕たちでいたい」という言葉をただただ素直に受け取って、彼らから享受する幸福が永遠だと信じて疑わなかった。こんな私を、愚かだと笑うだろうか。

我ながら嫌になるくらい、あの日のことをよく覚えている。FCメールを受け取って、新グループ名だ!と胸を高鳴らせながら開いた画面に映っていたのは、パリッとした服に身を包み、晴れやかな顔でハキハキと未来を語るケンティーと、暗い表情の3人の姿。ほんの2週間前に永遠を信じた彼らは、どこにもいない。ケンティーの話す内容が全く飲み込めないまま、フォロワーと通話を繋いで、きっとあの日散々言われ尽くしたであろうことを明け方まで語り続け、結局一睡もできずに朝を迎えた。

Sexy Zoneに天下を取ってほしかった。
それは、2020年1月のドッキリGP以降飛ぶ鳥を落とす勢いでスターダムを駆け上がり、単体のジャニタレとしては他に類を見ないほど売れている風磨が、切実なほど力強くグループで売れたいと言っているから? 5大ドームツアーを、いつかは国立競技場でライブを、とSexy Zoneが夢を語るから? どれも間違いではないけど、正解とするには少し足りない。
流行するタレントは、その時代の世相を反映していると思っている。"誰かをバカにする笑い"がウケなくなり、お笑い第7世代が台頭したことはわかりやすい例だろうか。
別にSexy Zoneに国民的アイドルとして社会を変えてほしかったわけじゃない。Sexy Zoneの言葉を大切にしているところ、言葉を尽くしてくれるところが大好きで、彼らが天下を取るような世界は、きっと今より生きやすくて優しい世界だと思うから、その時代を生きてみたかったのだ。
天下なんて取らなくていい、人気になっても程よくライブに当たるくらいがいい、とかバカなことを言いながら、Sexy Zoneが国民的アイドルになる前にケンティーが脱退したことを悔しがるだなんて、浅はかでワガママでどうしようもない。

Sexy Zoneに天下を取ってほしかった。
ChapterⅡのドーム公演で、きっと彼らはどこへでも行けると思ってしまった。ドラマや舞台、バラエティーで4人がそれぞれ知名度を上げているタイミングで、未来のために12年間慣れ親しんだグループ名とお別れして、国民的アイドルへのピースは全て揃っていると、あとは運とタイミングさえ巡ってくるのを待つだけだと。私が根拠もなく確信しているとき、Sexy Zoneは天下を取るどころかひとつひとつ4人最後の◯◯を終えていたという乖離が、1年経った今でも新鮮に悲しくて苦しい。5人で、4人で国民的アイドルになる以外の夢なんて、どうか見ないでほしかった。

だからtimelesz projectが発表されたとき、私の感情は衝撃と歓喜に包まれていた。中島健人という大きすぎる存在を失ってなお、3人は天下を取ることを諦めていない。1/8からずっと薄暗い水底に沈んでしまったような気持ちが、すーっと晴れていくのを感じた。
King & Princeが平野紫耀のグループだったように、Sexy Zoneは中島健人のグループだったと思う。れんかいが今のKing & Princeとファンの幸せであたたかな関係を築けたのは、間違いなく言葉を尽くして行動で示したれんかいの努力の賜物だけど、同じことをSexy Zoneにできるかと言われると、答えはNOだろう。悲しきかな、King & PrinceとSexy Zoneでは持てる資本力が段違いで、timeleszがオリメンの3人だけで活動していっても、正直先細りの未来しか見えない。ただ26~29歳の彼らは、アイドルとして決して若くはないけれど、ゆるやかな自殺を選ぶには若すぎる。

本当は、Sexy Zoneに5人で天下を取ってほしかった。あと少し、ほんの10年20年30年だけ、彼らと一緒に夢を見ていたかったし、ありもしない永遠を信じていたかった。Sexy Zoneのことが、世界で一番大好きだった。
でも世界で一番大好き"だった"人たちと夢を追うことはもうできないから、代わりに、今はtimeleszの夢を応援したいと思っている。オーディションの結果が全然納得いかないかもしれないし、またあの日みたいに「こんな思いするなら好きにならなきゃよかった」と泣くことになるかもしれない。それでも、最初で最後の3人のツアーで「大丈夫です、絶対上手くいきます」と言い続けた風磨へ、もう一度バカみたいに大きな夢を託してみたい。

どうかタイプロがこのまま大成功して、timeleszが夢を掴めますように。
叶うことなら、これからも菊池風磨とtimeleszが私にとって世界一のアイドルであり続けますように。具体的に言うと、前田大翔と篠塚大輝がエアコンの設定温度で揉めたり、一橋大学篠塚とeverything毎日猪俣の会話噛み合わないシンメとか、そういうささやかな幸せが、優しくて強いふましょりそうの3人と、timeleszの幸せな空間を彩ってくれることを、切に願っている。
 

2024年個人的現場ランキング

 

長かった2024年がやっと終わるね~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

本当に先の見えないトンネルのような1年だったなぁと思う。激動すぎて1月8日が3年前くらいの感覚。え?timeleszさんってもう3年くらい活動されてますよね?まだ8ヶ月?ガハハ!2025年はいい年にしような!

ということでやります、2024年個人的現場ランキング!
今年は大晦日に行く予定のライブも含めて32現場でフィニッシュ予定!いや、減らそうとしたんだよ。これでもギリ減ってはいるんだよ。ただ現場って気付いたら増えるものだから…………

 

ライブ部門

1位『We're timelesz LIVE TOUR 2024 episode 0』

「ファンが離れたらどうするの」に対して「それでもついてきてほしい」と答えるアイドルが作り上げる、本当に本当に本当に誰も置いていかないライブ。
Sexy Zoneの曲で紡ぐセトリと構成は本当に贅沢で満足度が高く、その最高の流れを断ち切るようにtimeleszの新曲を披露する姿は、まさに3人がこれからやろうとしている挑戦そのもので、言葉どおり"あいさつ回り"のツアーだった。メンバーの卒業や脱退が続いて、ジャニーズ事務所がジャニーズ事務所じゃなくなって、それでもまだドームを諦めていない、国民的アイドルという夢を掴むべく邁進する彼らを見て、うれしくてたまらなかった。
タイプロが望む結果にならないかもしれないけど、それでも大好きなアイドルたちの、人生懸けた大博打の成功を願っている。叶うことならば、timeleszの3人と過ごした宝物のような、最初で最後の夏を抱きしめたまま、彼らが私にとって世界一のアイドルだと言い続けられますように。

2位『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~』
きっと自担も好きな顔もいないライブにおける最高峰。意味わからんほど楽しくて頭おかしくなるかと思った。6人→2人、流石に物質的な物足りなさを感じるかと身構えていたのに、そんなこと考える隙間もないくらい全てが満ち足りた空間だった。
日本のアイドルの活動内容は歌にダンス、芝居にバラエティーと多岐に渡るけど、アイドルの仕事って"人を幸せにすること"なんだ……としみじみ。なお、この場合のアイドルとはジャニーズを指すものとする。(ジャニーズ原理主義者)

3位『SixTONES LIVE TOUR VVS』
なんぼなんでも2019年すぎるやろ。令和6年にCHANGE THE ERA-201ix-すな。ところで今から2019年をやり直してHi美11人を合同デビューさせられませんか?

4位『ミュージカル刀剣乱舞 祝玖寿 乱舞音曲祭』
客降りで目の前に降り立った髭切が本当に本当に本当に可憐なわがままお嬢様で腰抜かして大好きになったけど2部で冷めて好きじゃなくなった。ジェットコースターロマンス?

 

舞台部門

1位『モンスター・コールズ』
人生で見た舞台で最も簡素なセットで、それなのに最も魅せられてしまった。観客を魅了し心を動かすには、大がかりなセットや衣装、演出は不要で、役者や脚演の技量のみで事足りると突き付けられた。あまりに自分の人生とリンクしすぎて、こんなに胸が苦しく呼吸しずらい舞台は今後ないだろうけど、それでもこれを知らずに生きるよりはずっとよかったと、心から思える大切な作品。
Sexy Zoneにとって激動だった2024年1~3月をこの作品と共に過ごした勝利くんに思いを馳せずにはいられない。2024年の私にモンスター・コールズがあってよかったと思えるように、勝利くんにとってもそうであればいいなぁというのが、Sexy Zoneが世界でいちばん大好きだった人間のちいさな祈りだ。

2位『東洋空想世界 blue egoist』
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聞こえるか、この重なるこの鼓動。
 見えるか、この揺らぐ生き様。
  知ってるか、この蠢く存在。

  ようこそ───────
  ここは誰も知らない綺麗な世界。
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                  ダークファンタジー
                                  ×
                ライブパフォーマンス

               令和一スタイリッシュで
              斬新なミュージカルが誕生

こんなん絶対新春帝劇だし確定でおもんないやろがい!!!!!!!!!!

めちゃくちゃ楽しい新春帝劇だった……いっそ13月を探してほしかった……顔もよかった……ジャニオタって魂レベルで山田涼介佐藤勝利阿部顕嵐の顔が好きだから……(デカ主語)
私が永遠に阿部顕嵐のニワカをしてたのはこのためだったかもしれないし、やっぱり顎なくて腰細い男って最高なんだよな。男は黙って骨格ナチュラル。
ただチケ代は高くて犯罪みたいだった。プロモ衣装セット小道具全てに財を感じたのは良かったけど、流石にあのチケ代は犯罪。東洋空想世界の"東洋"の部分はいつか西洋で上演するときに回収する感じですか?

3位『舞台刀剣乱舞 心伝 つけたり奇譚の走馬灯』
松田凌さんって髭面の男なのにどうして世界一かっこよくて可愛い加州がそこに"いる"んだ……?

4位『宝塚歌劇 雪組公演 ベルサイユのばら-フェルゼン編-』
「宝塚のベルばらを見る」という死ぬまでにやりたいことリストがひとつ埋まった。
正直3位と甲乙つけがたいところだけど、絶対に朝美絢と縣千のアンドレ編を観たいので、敢えてこの順位に。

 

というわけで、2024年現場ランキングでした!ベスト4とはなんともキリが悪い笑
年始から散々な始まり方をした2024年だったけど、お守りみたいな作品にも出会えて、なんやかんや楽しく1年を過ごせてよかった。2025年は現場にかこつけて旅行をしたいから、取り敢えず貯金を……貯金……オタクに貯金は難しい…………






このブログを読み返している2025年末の私へ。
明るい未来あったでしょ?