ABCが計画するも…松本人志「M-1審査員で復帰」を放送日2週間前に断念していた!

写真拡大

12月22日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ系・テレビ朝日系)。20回目の開催という節目に、昨年の覇者「令和ロマン」が史上初の連覇を成し遂げるなど、メモリアルな大会となった。

令和ロマンだけでなく、決勝初出場にして準優勝を成し遂げた「バッテリィズ」もボケ・エース(30)の強烈なキャラクターと、ツッコミ・寺家(34)がリードする漫才で大きなインパクトを残した。一部スポーツ紙によると、大会後のバッテリィズには50件以上の仕事のオファーが寄せられたというのだから、やはりM-1が持つ力は絶大だ。

ただ、今大会は開催前から一部で不安視する声も多かった。というのも、これまで決勝審査員を務めてきた松本人志(61)が、昨年12月に『週刊文春』で複数女性への性加害疑惑が報じられ、発行元の文藝春秋社らを相手取った民事訴訟に注力するために活動を休止していたことから、“不在”が濃厚だったのだ。

松本は11月8日に訴えを取り下げたものの、結局、大会1週間前に発表された合計9人の決勝審査員に松本の名前はなかった。“M-1の顔”ともいえる松本不在の大会開催は実に9年ぶりだった。

しかし、ある芸能関係者によると、M-1の制作局であるABC(朝日放送テレビ)局内ではこんな“動き”があったという。

「実は、M-1放送日2週間前のギリギリまで、松本さんを審査員として起用する望みを捨ててなかったのです。ただ、松本さんの一連の騒動に対する世間の反発はいまだ根強く、結局はそれが原因で断念せざるを得なかったようですが……。

今大会の決勝審査員は、例年の7人から9人に増員されています。松本不在によるパワーダウンを考慮してか、数を増やしただけでなく、M1-優勝経験のあるアンタッチャブル・柴田英嗣さん、ファイナリスト経験のあるオードリー・若林正恭さん、かまいたち・山内健司さんといった実力者を新たに投入したのかもしれません」

本誌は12月24日、松本の審査員起用についてABCに問い合わせたところ、担当者からは「制作に関してこちらからお答えすることはありません」とのことだった。